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中林さんの天球儀(旧作)  作者: すたりむ
第3章:暗殺計画編
39/124

番外:エリアムとその周辺国家

挿絵(By みてみん)



 友人のうっきぃ氏に、エリアムの地図を作ってもらいました。

 ありがとうございます。


 結婚詐欺編、出世編の舞台はキンバリアというエリアムの一地方都市だったのですが、いよいよ次から、舞台はエリアムの首都であるエハイトンへ移ります。

 そこで、地図を用意することにしました。


 簡単に各地域の説明をしましょう。

 エリアムは山脈が中央に逆T字に走っていて、それによって北エリアム、西エリアム、南エリアムに分かれています。

 このうち北エリアムと西エリアムがエリアム王国の領土で、南エリアムはエリアム諸国連合が統治しています。

 一方で、エリアム半島の外はいろんな国家があるのですが、まずはエリアムの東にはアイゲングレン半島があり、アイゲングレン諸国と呼ばれる都市国家群があります。その北側はフリユ大陸と呼ばれる土地で、老大国フリユをはじめとした多くの国々があります。

 フリユ帝国からエリアム王国が独立した、という関係上、エリアムとフリユの仲は非常に悪いです。にもかかわらず、フリユの首都オーリーリュとエリアムの首都エハイトンは、ものすごい近くにあります。このあたりの事情はやがて、ストーリーの中で語られることになるでしょう。

 エリアム半島の西にあるのはジナイ半島です。ジナイ半島は五百年前まではジナイ王国と呼ばれる王国が栄えていたのですが、内乱の末に魔王が復活し、いまは魔王が治める北西部と、ジナイ新王国が治める南東部に分裂しています。

 ジナイ半島と大陸、そしてエリアム半島で分かたれた、エリアムの北の海はコロン内海と言って、古くから交易で栄えていました。しかし、内海から外海へ出ようとすると海の難所を越えなければならないため、通常はエリアム半島の付け根にある運河を通ってアイゲングレン側に出ることになっています。これが、エハイトンが商業的に栄えている最大の理由です。


 エリアム諸国連合とエリアム王国も仲が悪いですが、山脈を越えないと戦えないため、現在は膠着状態です。そのため、エリアムの国防は自然と、フリユ帝国対策という考えになります。

 このあたりがわかると、以後の巻の展開も理解しやすいと思います。


 というわけで、以上です。

 引き続き小説本編をお楽しみください。

【2018年9月22日追記】

ちょっと地図に問題があるような気がしているので、差し替えを考えています。

さしあたり、本文と地図に差がある場合、本文の記述が正しいということにしてください。

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