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零話 魔界の魔導者

魔界

「ふっふっふもうすぐあの方が蘇る さぁ最後の鍵は誰になるのか楽しみだ」

「デューク様 失礼ですが誰が最後に勝ち残ろうとそのものは私が倒します無駄な期待は時間の無駄かと」

「だまれっ アスタロト貴様に命を与えてやったのは誰だと思っているんだ、まぁそれもこの戦いが終われば散ってゆく運命だがな 、ところで魔導者の選定は終わったのか」

(くっ黙って聞いていれば......)

「選定は終了しました、この者たちであれば魔結晶の魔力を容易に満たせるでしょう」

「そうか、我らが魔族の悲願をようやく実現することができる、では私は儀式の準備をするお前はせいぜい負けないように頑張ることだな」

「ようやく行ったみたいだよー」

この獣の名はマキア、魔法戦争では必ず従者となる魔獣を呼び出さなければならない私の魔獣はとてもじゃないが魔獣と言うような見た目ではなく人間界でいう猫のようなものだ。

そしてさっき私に偉そうに命令してきた者が魔界の統治者デューク=ダルメギア、全てを支配すべく魔結晶の力を欲する者。

「そうかでは行くとするかマキア、最後に勝つのは私達だデューク貴様などに魔結晶は渡さない!」

「だいじょーぶだよーマキアとアスが一緒なら絶対負けないよ?」

「そのアスという呼び名はどうにかならないのか私の名前はアスタロト=メディカだ 全く従者は主人の命令を聞くんじゃなかったのか」

「マキアはデュークに召喚されたからアスは主人なんかじゃなくて友だちだよ」

「もういい ともかく人間界に行って魔導者の詳細を確かめておかなくては 行くぞマキア」

人間界に通じる門には門番がいると聞いたことがあるがデュークは話を通してくれているのだろうかまさか力ずくで突破しろなどと言わないだろうな

私がそんなことを考えている間にどうやら門にたどり着いたようだ

「そこの者 名を名乗れ」

「アスタロト=メディカだ」

「僕のことも忘れないでよー 従者のマキアだよー」

「そのような者が通るとは聞いていないが 」

「仕方がないか マキア力ずくで突破するよ!

くらえ我が秘剣ムーンソード!」

マキアが剣に付加魔法をかける 従者にはそれぞれ能力があるがマキアは私の攻撃を強化する魔法を使う

「この門は通さない いでよ地獄の魂たちよ ソウルエイト!」

地面から無数の魂が浮き出て実体化する その1つがアスタロトに襲いかかる

「浄化されろ 堕ちた魂よ」

アスタロトはそれを易々と切り 次々と倒していく だが無数に出てくる魂はアスタロトの魔力を奪っていく

「いくら切ってもきりがない本体をやるしかないか 魔弾イビルゲート くらいなさい!」

アスタロトが指で空中に魔法陣を描くと門が出現しそこから青い魔力が出てきて門番を襲う

「まずいっ かわせない」

門番が倒れて魂も消滅する

「面倒かけさせないで欲しいなーこっちはこれからが本番だってのに」

そういってアスタロトは門をくぐった

これは物語の始まる最初のお話



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