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覗くもの

 夕方。リーナが家に帰ると、あの竜の入った木箱はなくなっていた。


 リーナはホッとした。きっと元の飼い主が持ち帰ったのだろう。

 しかしまだ油断はできない。もしかしたら母が先に帰っていて、あの竜を拾ってしまったかもしれないのだ。


 リーナは家の鍵が掛かっているのを確認すると、ホッと息を吐いて鍵を開けて中に入った。

 家の中には誰もいない。もちろん、あの竜もいない。

 それを確かめてから、リーナは夕食の支度を始めた。



 その様子をこっそり覗いているものがいることには気付かなかった。


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