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僕の人間事情。  作者: 売れない作家
3/5

枯れてた花は咲き狂う。

僕が好きになり、諦めた貴女には付き合ってる人がいなくなっていた。

僕はまた、貴女と仲良くなった。

たくさん遊び、笑い、泣き、色んな時間を過ごした。



ある日のことだ。

僕達が初めて二人で遊んだ日のことだった。

僕がとあるチョコが絡まっている棒状のお菓子を食べながら聞いてみたんだ。

このゲームする?

ルールは至って簡単だった。

お互いに端からこのお菓子を食べるというシンプルイズベスト!

引き分け……。

もちろん冗談混じりで言ったんだ。

すると、


いいよ。


と、返事がきた。

僕達は一つのお菓子を食べ出していた。


勝負になんてならない。

僕の勝ちは決まっている。

……そう。思っていた。

でも、そうはならなかった。

引き分けになったのだ。

僕はチョコのせいなのか頭が回らなくなった。

気がついた時には貴女とキスをしていた。

お互いにチョコを食べるかのように長いキスをした。

少し身体が火照る。

好きな人とキスをした。

そして、すぐ罪悪感に刈られた。


ごめん!?大丈夫!?


僕は素直に謝った。

リラックスしたい余りに僕は同じお菓子を食べた。

すると、貴女は逆側から食べてきた。

リベンジなのだろうか?負けず嫌いなのだろうか?



僕は考えるのを放棄した。

そして、結論に至ったのだ。

貴女は僕を認めた。そして、僕の理性は弾けとんだ。

キスをして、布団に倒れこみ、またキスをした。

キス以上のこともしたが、未遂で終わった。

助かったのか、怖かったのか。

今の僕でもわからない。

そして、また遊ぶ日がやってきた…………。

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