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主人公C冒険者になる

ここからはしばらく主人公Cが主です。

≪主人公C視点≫


カランカラン


「おお!」


 扉を開けて中に入るとそこにはいかにもファンタジーといった空間が広がっっていた。酒を飲む男達は全員物騒な武器を持っているし、奥の壁には依頼の紙と思われるものが貼ってある。受付にはかわいい女の人もいるし。完璧だ、すばらしい・・・。


「すいませーん」

「はい?どうしました?」


 いつまでも感動しているわけにもいかないので受付にいる人に声をかける。とてもかわいいがこれよりも数百倍きれいな人(?)がいた魔国で半年修業した俺には効かないぜ!先輩にも・・・


『うちの魔国騎士の連中の姿になれればサキュバスの魅了にも耐えきれるぞ』


 って言われたしな。


「冒険者登録したいんですけど」

「あ、はい。ではこちらの紙に記入をお願いします」

「はい」


 紙渡されたけどこれに記入していけばいいのか。え~と。


海藤浩人 [人族ヒューマン]

LV512

Rank:A

Weapon:虹色精霊昆

Protector:飛竜鱗鎧

Skill:体術Ⅵ・剣術Ⅲ・棒術Ⅵ・高速思考Ⅲ・気配察知Ⅲ・六面鏡Ⅷ

加護:大地女神の加護


 あとは年か?17っと。よしできた。


「これでいいでしょうか?」

「・・・嘘はすぐばれますよ?」

「嘘じゃないですよ!?」

「レベル512なんてありえません!それにこの水晶にふれると嘘ついたかが分かるんですよ!?」


 怒られた!?そんな!俺の努力の結晶なのに!


「こちとらレベル1のときから先輩にワイバーンの群れに突き落とされたりしてきたんです!努力の結果です!」

「・・・とにかくこの水晶にふれていただければわかります」


 そこまで言うならやってやろうじゃねえか!


「えい」


ピーーーーーー[年齢入力が間違っています]


「・・・あ、俺18歳になってたのか」

「え?他に間違いはないんですか?」

「「・・・すいませんでした」」


 まあ色々あったけど無事に冒険者登録できたぜ!やっほーい!


「カイドウさん冒険者について説明しますよ?」

「あ、はい」


 あのあとこの受付さん(本名はミリアって言うらしい)とはしっかり和解しといた。まあ大人だしね。ミリアは茶髪茶目で髪の毛を肩辺りまで伸ばしているかわいい感じの人だ。


「まず冒険者にはランクがあり、そのランクの依頼しか受けることはできません。ランクはこなした依頼の数と質、そしてその人の実力の三つがそろって初めて上がります。ランクは赤、橙、黄、緑、青、黒、銀、金の順に上がります。依頼はそちらのボードで選び受付に提出してください。なにか質問はありますか?」

「俺が修業中に倒した魔物の素材を売りたいんだけど」

「それでしたら一番奥のスペースになります。他には?」

「いやこんくらい」


 とりあえず素材を売ってその金であれを買おう。


「それでは頑張ってください」

「ありがとうございます」


~第三回座学講座~

C「先輩」


A「ん?どうした?」


C「スキルのランクってどうやったら上がるんですか?」


A「あ~それな。まず普通の能力が普通能力ノーマルスキルだろ?それをいくつか一定まで熟練度を上げるとまじりあって上位能力ハイスキルになる。例をあげると普通能力ノーマルスキル《剣術》と普通能力ノーマルスキル《盾術》を両方熟練度Ⅳまで上げると上位能力ハイスキル《剣士》になる」


B「ではレアとユニークとエクストラは?」


A「いたのか・・・。えーと、希少能力レアスキル普通能力ノーマルスキルの亜種って感じ?上位能力ハイスキルよりも効果が高いことが多いな。固有能力ユニークスキルは世界にそいつしか持ってないスキルだな。ただし使えるのと使えないのがあるが。究極能力エクストラスキル固有能力ユニークスキルの亜種みたいなもんだな。そのすべてが半端なく強い」


C「難しい・・・」


A「例をあげるなら普通能力ノーマルスキル《剣術》、上位能力ハイスキル《剣士》、希少能力レアスキル《光の剣士》、固有能力ユニークスキル《勇者》、究極能力エクストラスキル《まだ、ひ・み・つ♥》って感じか」


C「なるほど」


A「まあほとんどのスキルには弱点があるからな。その対策をしとけってことだな」


主人公のレベルの間違いを修正しました。すいません。

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