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4/6

ワナニ、キヲツケテ

NO side


イヴが進んだ先には…変な絵がいた。


黒地に赤で描かれていて……下をぺろぺろとさせている。


…近くを通ったら唾を吐きだした。


汚いなぁ…。


近くを調べてみる。


まず…あのノート。


これは助けてくれるから問題ない。


近くには真っ白な絵。


…何も書かれていないのかな?


通路入り口には…『忘れたころに…』と書かれたプレート。


…何だろう、覚えがある様な…?


その近くには…“猛 唇 注 意”と壁に書かれている。


…意味が分からないので右へと行く。



壁に唇が生えていた。


話しかけてみると…


「はら へった くいもの よこせ」


と言われた。


イヴ「何も持ってないよ…?」


困った様に言うと齧られた。


痛い。


ひとまず離れて、通路を通る事にした。



安全の為に通路は真ん中を通った。


すると、あの黒い手が壁から生えた。


…良かった…真ん中通ってて。


イヴは先の所を調べる事にした。



通路には二つの扉があって…人形がつり下がってた。


その内の一つを調べた時、人形が落ちた。


落ちた人形には小さく『18』と縫いつけてあった。


緑色だ………覚えておこう。



右の方の扉には、暗号が書かれていた。


『緑×ピンク(赤?)+紫=?』


…まだ、ピンクと紫は見ていない…。


イヴは道を戻って行った。



左の扉の横には…“ウソちきたちの部屋”と書かれてあった。


イヴはそこに入って行った。



その部屋には、六枚の絵が飾られていた。


左から順に…緑・茶・黄・青・白・赤の順番。


取りあえず話を聞いてみた。


「石像の正面に立って 西に三歩 次に南へ一歩 そこが正解」


「石像の正面に立って 東に四歩 次に北へ二歩 そこが正解」


「白い服が言ってることは 本当だよ」


「本当のこと言ってるのは 緑の服だけだよ」


「石像の正面に立って 東に二歩 次に南へ二歩 そこが正解」


「黄の服に 同意!」


…順番に話しかけた結果がこれだよ。


良く分からない…。


取りあえず、扉の向こうへと行く事にした。



部屋の真ん中に、石像が立っていた。


胸元のプレートには…


『なかまはずれが ひとりいる』


と書かれてあった。


イヴは、考え始めた。



数分ほどして…何かひらめいたのか、イヴは石像の正面に立った。


そして…ある絵の言う通りにして……正解を見つけた。


紫で…『4』だ。


部屋を出ようとした時…何かを切り裂く音と……悲鳴の様な音。


イヴは恐る恐る外へ出た。



外では……“茶色の絵”が紅い絵の具にまみれていた。


他の絵達は皆して


「ウソつき!」


「ウソつき!」


「ウソつき!」


「ウソつき!」


「ウソつき!」


と叫んでいる。


……絵の中の人達が……刃物を持ってたのって……気の所為……かな…。



最後の数字は……分からないが…。


取りあえずイヴは、最初の所にあった真っ白な絵の所に向かった。



白い絵をジッと見つめてみた。


真ん中に……小さく数字が書いてあった。


ピンク色の…『9』だ。


イヴは近くのノートで計算をして、扉の前に向かった。



扉に数字を入力した。


すると…鍵の開いた様な音がした。


イヴは扉の向こうへと進んで行った…。

??? side


??「…何だこれ…?」


彼が拾ったのは、青い人形だった。


ズボンとシャツを着ている所からすると…男だろうか?


取りあえずフードに入れ、扉へと向かった。

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