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3/6

アソボウヨ、ココデ

NO side


緑の鍵を開けていった先には…まっすぐ行く道が無かった。


ただ、魚の形をした窪みがあるだけで。


イヴは、左へと進んだ。



その部屋は、沢山のカーテンが壁に掛かっていた。


一番手前の黒い影の下に、文字が浮かんだ。


“かくれんぼ する?”


…イヴが首をかしげてる間に、黒い影は隠れてしまった。



Ib side


あの影さんは何処に行ったんだろう?


取りあえず…一番左の下に行ってみようかな…。



NO side


イヴが行った場所…カーテンの下にはボタンが付いていた。


押すと……音楽が無くなった様な気がする。


目の前に絵には♪と『OUT』と言う文字が書かれてたから…かな?



その隣のボタンを押すと…あの黒い影がいた。


文字が浮かび上がったから…それを読む。


“みつかった けいひん あげる”


奥から、コトンと言う音が聞こえた。


行ってみると…『板前の腕』という絵の前に何かが落ちている。


{イヴは木のさかな(頭)を手に入れた。}


…変なナレーションが流れた気がするが…無視して行こう。



右の部屋に行った。


……石膏の頭とくびのないマネキン達が沢山並んでる。


上(イヴにとっては左側)には真っ赤なバラの絵があった。


…少し進んだら黄色い絵の具が天井から垂れてきた…。


小さな花瓶を見つけた。


薔薇を活けると、元気になった気がする。



部屋の中は大体調べた。


だから帰ろうとしたけど……真ん中の石膏が動いた。


……笑ってる。


ニヤニヤして…イヴの事を追いかけ始めた!


イヴは慌てて逃げるが…そこは壁。


―――追いつめられた!?


焦るイヴとは対照的に…石膏は近付いて来る。


だが……下にあった『資材置き場』の看板には気付かなかったらしい。


石膏は転んで割れてしまった。


その破片の中に……魚の頭と似た素材を見つけた。


{イヴは木のさかな(尾)を手に入れた。}


……無視無視。


…おや、木のさかな(頭)と木のさかな(尾)がくっついた…?


{イヴはさかなのカギを手に入れた。}


…一々流れるのかな、これ。



イヴは最初の道に戻った。


そして鍵をはめた。


すると…


[ナーゴ……][[[[[[[ミャーゥミャーゥミャーウ!]]]]]]]


猫達の鳴き声と共に、先へ進む道が現れた。


イヴは、先に進んで行く。

??? side


??「とにかく…ここを出ないと。」


青年は呟いて歩き出そうとした。


…何かに気付いて足を止めたが。

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