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第1章 突然の発表、そして期待。

お久しぶりです。アイリスです。ずっと投稿ができず申し訳ありません。X(旧Twitter)の方で、オリジナルキャラを作成してはいますが、まだ人数が揃っていないため、軌跡シリーズのキャラを使って作成したものを、復帰1発目の作品といたします。

俺はリィン・シュバルツァー。1月、第二分校の冬の休校期間は終わり、それぞれの生徒がそれぞれの方法でリフレッシュをして、生徒たちが再び分校へと登校し始める。そして授業を終え、VII組のHRが始まった。

「ふー、やっと休み明けの授業も終わりねー!」そんな元気な声でユウナが叫んだ。「まぁ、休みの期間中は、部活の時以外分校には来てませんし、ちょっとずつ前の感覚に戻していかないといけませんね。」ユウナに便乗するように、アルティナが言った。「はぁー、やっぱダルいな。」今にも倒れそうな声でアッシュが言った。よほど疲れたんだろう。「けど、そんなこと言う割には、君もちゃんと取り組んでいたじゃないか。」フォローするようにクルトが言った。そして、ミュゼが、今俺が言おうとしたことを言ってきた。「教官、そういえば今月から、定期的に校内でイベント的なものを開催するんでしたよね?」それについて俺は、「あぁ、それを今からみんなに伝える。」みんなが早く発表して欲しいような顔でこちらを見てきたので、さっそくその内容を発表することにした。「実は、今月から1ヶ月に一回、水泳と相撲の大会を校内で開くことになったんだ。ちなみに、良い成績を残した人には、ちょっと嬉しいご褒美もある。」それを伝えると、みんなが驚き始めた。ユウナが「また相撲やるんですか⁉︎まあ楽しかったし良いけど、流石に男女別ですよね?」と、聞いてきたので俺はすぐにこう答えた。「あぁ、男子が水泳、女子が相撲を行ってもらう。ちなみにクラブハウスを拡張して、新たに土俵が四つある部屋と、トレーニング部屋を作ったから、女子はそこで練習すると良い。部活の時間にみんなと練習しても良いし、実は宿舎も少し拡張されて、ここ(分校)と同じ大きさのプールと、土俵が二つある部屋を作ってもらったから、宿舎でも練習できるぞ。」それを聞いたユウナが、「よーし!アル!ミュゼ!この後すぐ練習に行くわよ!」とやる気満々な様子である。「ハハハ、じゃあ今日はここまでだ。練習は各自好きにすると良い。アルティナ、号令を頼む。」「起立、礼」アルティナの号令によって、今日のHRは終わった。俺は特にやることがないため、見回りに向かおうと思ったが、今日は息抜きでもしながらトワ先輩と仕事でもするかと思ったのだ。そんな中、ユウナたち3人は、部活のメンバーに話をして、テニス部のルイゼとゼシカ、水泳部のレオノーラと共に、クラブハウスの隣の相撲道場へと向かった。そしてせっせと着替えを済ませ、まわしだけの姿になった。「やはりこの格好だと、少し恥ずかしいです。まあ、動きやすいですけど。」「女子しかいないんだからそんなん気にする必要ないだろ!アル!」少し抵抗のあるアルティナに対して、レオノーラはかなりノリノリらしい。テニス部の3人とミュゼはさっそく準備運動を始めている。そして土俵に向かい、まず手始めにユウナとルイゼ、アルティナとレオノーラのペアで行うことにした。まずユウナとルイゼは立ち会いからぶつかり合うが、力ではユウナの方が上で、ルイゼが押されている。なんとかユウナのまわしを取ることには成功したが、もはや時すでに遅し、一瞬ユウナのお尻に手を伸ばしたものの、揉む前にユウナがルイゼを押し出した。一方レオノーラは、戦略的に攻めようとするアルティナに対して、体格差を活かしたレオノーラがスタートから思いっきりアルティナを崩した後、すぐにまわしを取り、そのまま思いっきりぶん投げだ。行司をしていたミュゼも少しかわいそうに思えてくるほどだった。そして、お互いの癖や悪いところを見つけあい、アドバイスを送りながら、6人で毎日のように稽古を続けて、自由行動日にはトワも巻き込み、本番へ向けて稽古を続けたのである。

最後までお読みいただきありがとうございます。この作品は何章かに分けて続く予定です。更新は不定期ですが、なるべく早めに投稿できるよう努力いたします。今後も私アイリスをよろしくお願いいたします。

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