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僕は誰も愛せない  作者: 関係詞
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第6話 今日の振り替えり

家に帰ると僕は今日あったことを振り替える。

黒森さんを助けたこと、柊さんとゲーセンに言ったこと。

彼女たちとは表面上は仲良くなったように見える感じはする。


黒森さんはとてもいい人だった

話してても苦痛に感じないし僕の趣味や趣向もバカにしない優しい子


柊さんはイメージと違って天然が入った話しやすい子だった

ゲーセンが初めてだったのに僕と遊んでくれた最後にウサギのぬいぐるみを持ってる姿はとてもかわいらしいとも思えた。



だけど、僕は勘違いは絶対にしない

人は平気で嘘をつく。

たかが一度助けてもらった程度で惚れるなど笑わせないで欲しい。

そんなもので惚れるなら人々は皆特定の相手を選ぶことなどできない。


お礼がしたいなどという貸し借りのような曖昧な関係などよりもお金の関係の方が僕にとってはよっぽど安心できる。


なんでこんな風な考えになったのかはわからない。

普通の家庭に生まれて

普通の友達

普通の能力

恋愛的トラウマもない



だからこそ、恋愛に一生懸命に慣れる人たちが羨ましい


好きだからと一生懸命アプローチできる人たちが羨ましい


胸を張って相手を好きといえる人たちが羨ましい




こんな、僕でもいつか恋愛ができるのだろうか?



ーーーーーーーーーーーーー


次回からヒロイン二人の視点を3話でお送りいたします。


投稿は朝8時と夜8時更新で少しの間投稿いたしますのでよろしくお願いいたします。


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