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僕は誰も愛せない  作者: 関係詞
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第2話 入学式

学校に着いた後、掲示板を自分の番号を確認する。


2-A


正直、どのクラスだろうが対して違いはないだろうからどうでもいいと思いながら教室に着いた。


ガヤガヤ ガヤガヤ


すでにそれなりのクラスメートたちがおり、自分の席に着きながら周りの席の人とおしゃべりにいそしんでる。


社交性すごいなぁ


そのひたむきさを羨ましく思いつつ黒板で自分の席を確認する。


ちょうどクラスの真ん中の席という微妙な席であるがとりあえず座りにいく。

座ろうとするが席の周りにはなぜか人が集まっており僕の席も勝手に使われていた。


「柊ちゃん!連絡先交換しない??」

「柊さん、入学式終わったらカラオケでも行かない?」

「申し訳ございませんが他を当たってください。」

どうやら、入学早々女の子にアプローチをかましてるようでそのメンタルは評価したいとも思える。


「ごめん、その席僕の席だからどいてもらってもいい?」


メンタルは評価したいしなんなら応援もしたいが僕が座れなくなるので速やかにどいてもらいたい。


「あ、わりぃな!柊ちゃん気が変わったら連絡してね!」


そう言い残すと自分の席に戻っていく。強引かも知れないけどそんなに悪い人ではなさそうかもな。


「いい加減、席についた方がいいですよ。」


そんな中でアプローチをかけられまくる隣の席のを確認すると見覚えがあった。


朝、駅で見かけた子か…


ひいらぎ 可奈かな


それが彼女の名前か


「お前ら、席に着け!」

入ってくるなり冷たい声で指示を出すのは

まさにクールを全面に出してる美人先生であり内心少しテンションが上がったのは言うまでもない。


「このクラスを担当する氷川令ひかわれいだ。よろしく頼む。」


黒髪ロングでキリッとした顔つきで凛とした振る舞い

正直一年は最高の年になることが確定した。


「そして、私が副担任の山田誠一郎やまだせいいちろうです。よろしくね。」


後ろから、温和そうなおじいさんが優しい声で挨拶をしてくる。


なんというかエモい


「これから入学式だ。今から速やかに体育館に移動しろ。」


氷川先生にしたがって体育館に向かい何事もなく入学式は終わった。

その時に新入生代表挨拶を行ったのは柊だった。


あいつモテるし、勉強とかもできるのかすげぇな


心から羨ましく思ったわマジで

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