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子供にはなさかじいさんのお話をして
ある日、森の中で迷子になってしまった子どもたちが、やがて不思議な家にたどり着くという話です。
そこで出会ったのが、とても小さく縮んでしまった老人「なさかじいさん」でした。彼は子どもたちに、不思議な力を使って大きな餅を焼き上げ、彼らを元の世界に戻すことができると言います。しかし、その代わりに子どもたちは、家に来る度にお礼にお米を持ってくるように言われます。
子どもたちは元の世界に戻った後も、なさかじいさんにお米を届けるために何度も森に行くようになります。そして、彼らが大人になってからも、その伝統は代々受け継がれ、森で出会ったなさかじいさんのお話が語り継がれていくという物語です。
このお話からは、助け合いやお礼の大切さ、そして伝統や文化の価値が伝わってきます。子どもたちにも、このような大切な価値観を身につけることができるよう、是非お話してみてください。