表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

童話【ぶんぶく茶釜】

分福茶釜ぶんぶくちゃがまのお話


昔々、あるところに貧しい老夫婦が住んでいました。ある日、老夫婦が山に行くと、小さな茶釜を見つけました。茶釜を持ち帰り、お茶を入れてみると、不思議なことにお茶がたくさん出てきました。そして、お茶を飲むと、なんと豪華な料理ができてしまったのです。


老夫婦は、この不思議な茶釜に驚き、分福茶釜と名付けました。そして、分福茶釜を使って、お金持ちになることを夢見て、たくさんの人々を招いて宴会を開くようになりました。しかし、ある時、分福茶釜が突然消えてしまいました。老夫婦は、どこに行ってしまったのかと悲しみ、茶釜を探しましたが、見つけることはできませんでした。


ある日、茶釜を買いに行くと、そこに分福茶釜が売られていました。老夫婦は、喜んで分福茶釜を買い求め、お茶を入れてみると、やはり豪華な料理ができました。しかし、老夫婦は、自分たちがもう一度贅沢をしたら、分福茶釜がまた消えてしまうかもしれないと思い、自制することを決めました。すると、不思議なことに、老夫婦の家はとても幸せな家となり、近隣の人々からも尊敬されるようになりました。


この物語は、贅沢をしないことが幸せを生むことを教えています。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ