召喚した時命令を完遂し
発砲音に剣が弾かれ合う音が響き渡ってた。グレイ中将は3人に行く手を阻まれ内心イラついていた
グレイ中将(こんなことをしてる場合ではないのに……)
グレイ中将が何かをしようとした時全てが終わった。
フレイシア「遂に動ける……いでよ数多の欲を貪り尽くす2人で1人の魔物よ」
フレイシア「強欲と暴食(グリード&グラトニー)!!!」
そう姫様が叫ぶと祭壇には魔法陣が浮かび上がりその中心に亀裂が入るとそこから這い上がるかのようにおぞましくどこか人のような化け物が現れた。高さは2mは越え全身鎧のようでどこか鱗のように感じ足は右足しかなく左足は尻尾の様になっていた。
グレイ中将「遅かったか……」
グレイ中将はソレが召喚されると武器を収め後ろを振り向きそのままそこから立ち去ろうとする。
姫様達はその状況に少し戸惑いグレイ中将に話しかける。
フレイシア「グレイ中将、いいのかしら?私を連れかえなくて」
グレイ中将「もう、私に課せられてる命令は終わりました……」
グレイ中将は静かに言い出ようとする。
フレイシア「貴女には私を守るという命令があったはずよそれはどうするのかしら」
グレイ中将「その命令が終わったのです私の最後の命令はここで終わりました」
姫様は分からなかったグレイ中将には確かに自分を守るという命令が課せられていたけどグレイ中将が言うには その命令は終わったというのだ。
フレイシア「最後まで分からない人だったわ」
姫様はグレイ中将を追わず振り返り自身の召喚獣と契約をかわそうとしていた
グレイ中将「私の命令はこれにて完遂いたしましたこれからは貴女の願い通りに嬉しい自身の為に動こうと思います」
グレイ中将「グレイシア様……」
グレイ中将は城へと向かい旅立つ準備を始めた。