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非日常は突然に4

何となく今かいてみました。話を忘れに忘れまくってます

とりあえず柚木君を逃がし、雛菊さんと対当する。私、人見知りなんだけどなぁ……

七椿ちゃんにはクラスの子に撤退命令を出しに行った。今度からはここの図書館使えないかもしれない。クラス全員がお邪魔するから誰かのお家って訳にもいかないだろう。私のことを何故だか雛菊さんは嫌っているらしいので、助けが来るまでこのまま聞いていればいいのかな?

そういえば柚木君がこの図書館を教えてくれたんだよね。ここなら学校の人が来ないから穴場なんだとクラスで話していた。だからここになったんだもん。以前はここで1人勉強していたみたいで、高校に入ってからもそうするつもりだったとも言ってたけどクラスで仲良くなれたから一緒に勉強したいとおとなしい彼から聞いたときは皆おおさわぎだったんだ。

「ちょっと聞いているの!?」

「はい、聞いていますよ?」

あー、あまりここでは大きな声を出さないでほしいです。まだ一ヶ月程しかたってはいませんが、私たちは常連客といわれるものなのです。司書さんには覚えられてしまっているので(いい意味でですが……)騒ぎを起こしたとは思われたくないです。

「あの、私も勉強しなければいけないので………ここで失礼しますね」

雛菊さんの背の方に七椿ちゃんがやって来て離れようと合図をくれました。これにて撤収ですよ!またクラスにやって来たりしなければいいのですが……それは起こったときに考えましょう。

「ごめんね。人が来ると思ってなかったから……」

「柚木君のせいじゃありませんよ。しかし、雛菊さんは私のことを嫌っているみたいですから何度もやって来るかもしれませんね………」

「あれ?この前の子じゃん」

「え、副会長………」

副会長だよーとほわほわした言い方をした神凪高校の生徒会副会長の神楽流樹(かぐらりゅうき)が私を見つけてやって来た。

「この前はごめんね。あ、名前いってなかったね。神楽流樹です。よろしくね~」

「風上瑠花です。よろしくお願いします」

自分の高校の副会長なので知ってはいるのだけれどここは名乗っておかなければ……

そんな使命感にかられて挨拶を交わしていたのだが、クラスメートは私たちの会話を和やかに見ていた。だって天使(クラスメート命名、瑠花のこと)と子犬(神凪高校では今年度の副会長を皆そう呼んでいる)の癒しの空間が繰り広げられているのだ。

「僕は雛菊さんよりも君の方が信用なると思っているんだけどね?茂が……会長が雛菊さん押してるからさぁ……。ってことで僕のお家使わない?もれなく僕の指導つきだよ」

何故か副会長のお宅で勉強会ができることになってしまったのであった


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