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非日常は突然に2

出してすぐに大量に見ていただけるとは思っていませんでした。

更新遅いですがどうぞよろしくお願いします


「おはよ~」

ガラガラと教室のドアを開けながら寝ぼけ声で挨拶をすると三者三様だが直ぐ様挨拶を返す。

「瑠花……おはよう………」

「瑠花ー!今度の土曜、昼からクラスの皆で勉強会計画してるけど来ねぇ?勿論柚木も」

もう入学から一月だったので数週間後には中間テストだ。うちのクラスは元気な人と大人しい人のバランスが良いが皆仲が良い。休みの日に集まったりもする。すんでいる場所は遠い人もいるが皆で幼馴染みたいな関係かな?

「うん、大丈夫だよ?いつもの図書館なの?」

「あぁ!行きは皆で行こうと思って!後でメールするな!」

そういって火之浦君は自分の席に戻っていった。



「えっと………これは数学で、こっちが英語の先生……」

今私は日直の仕事で教科の先生にクラスの提出物を出しに行くところだ。量は多いけど大丈夫大丈夫っ!

「きゃっ!」

大丈夫じゃなかった……後ろからぶつかるなんて思ってなかったし…

バサバサと音が鳴りながらノートが散らばり混ざってしまったのだった。

「あーごめんね、荷物で前が見えてなかったから……って!」

「またやったのか流樹(りゅうき)、この前は天然茶髪の子だろ?その前は……」

ぶつかってしまったのはこの学校の生徒会副会長だ。そしてその副会長に拳骨をいれたのは生徒会長。なんかすごい人に会ってしまったなぁ……

「私も歩みが遅かったので……別に大丈夫ですよ?」

「とりあえず流樹は荷物を拾ってやれ」

はーいと言い、数学英語数学数学に英語と言いながら仕分ける姿に焦って手伝おうとするのだが仕事が早く、その時にははいと綺麗な状態で返されてしまった。

「し、失礼しましゅ!」

噛みながらも撤退に成功した。義兄ができてから注目されるのが多くなり、元々視線が集まるのは苦手だったのに怖くなってしまったのだ。

(しげる)、睨んじゃ駄目だよ?」

「しかしな……雛菊を苛めるらしいじゃないか」

「雛菊さんの方が怪しいと思うんだよね、僕は。」

走り去った瑠花はそんなことが後ろで話されているなんて思ってもいなかった。

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