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第八話

どうもファウストです。なんと自分は王子で母は王女でした!!

すごいよ大出世だね!!!

と喜んでいるのもつかの間これからの行動を考えます。


「母さんこれどうするの?」


「う~んまだやりたいことあるからつかまるわけにはいかないのよねえ」


すっごい悪い顔してますよ母上。その顔はやばいです。


「でもどうやって逃げるのでしょう。家の外は八方ふさがりですよ」


「そうねえ。ファウスト技能で転移陣出せる?」


あれ。ぼくが解決しなくちゃいけないのかこれ。


「うー・・・ん。だせるな」


「じゃあ3人分よろしく場所は出したとき私が決めるわ」


次元の武器庫より転移陣を作り出す。

あれ?武器だけじゃないのという人はもう一度条件を思い出そう。

”自分が武器だと認識すれば生成出来る”ということで問題はない(キリッ)


「ん。ありがと。じゃあ行き先は~・・・リリアナちゃんの家でいいわね」


「ええええええええ!?そんな勝手に・・・!?」


言い終わる前にはすでにリリアナ宅の玄関に転移していました。

ずいぶんとはた迷惑な母親を持ったものです。


「何かいった?」


そんな怖い笑顔で見ないでください。ナニモイッテマセンヨ。


「おや。リリー帰ってきたのかい。そちらの女性は・・・?」


「はじめましてー♪ファウストの母親やってます。ミヤ=A=イングリッドっていいマース!。これからしばらくよろしくお願いします!!」


・・・う。うわあ

自分の母親がこんなこといってるって・・・心が痛い・・・


「ふむ。ただ飯はこちらとしてもきついのだが」


「大丈夫!ファウストちゃんと一緒にお金稼いで来ますよ!!」


「母さんやめてくれよ。勝手にいろいろ決めないでくれ」


ああ。僕の世界を旅する夢が壊れていく・・・

母親が王女。自分は王子。こんなんでどうやって旅すればいいんだ・・・


「大丈夫だよ。私達の国を知ってるひとは少ないよ?」


「え?でも一国だよ」


「逆にこっちの大陸で知っている人がいるほうが驚きだよ。そこのエルフちゃん然り」


どういうことだろう。普通国というのはどんなに小さくても有名じゃないのか。


「この時代に海を長期間わたってまで島国の国に行きたいと思う?あるかもわからないっていわれてるのに」


「えっ」


「私達の和の国はね。こっちとは政治関係では不干渉を貫いてるの。戦争なんてしてほしくないから」


「でもね。相手の国を知らないままじゃいけない。そうおもってあなたをおなかに入れたままこっちの大陸まで来たの」


まじめに話し始める母に黙って耳を傾けるしかなかった。

それくらいいつものお茶らけた感じとは違う雰囲気を出していた。

母のまじめな話などあの時以来だったから。


「積もるはなしもあるようだしエルフが治めるログレッタリアに来ませんか?ここの家にずっといるよりはいいと思いますよ」


「おおリリーそれはいいの」


「さんせー!じゃあじゃあはやくいこうよ!」


あの雰囲気が消えて子供っぽい母に戻ってしまった。

こうして僕達のたびの行き先が決まる。目指すはログレッタリア。

ちなみになんでそう思ったかをリリアナに聞くと・・・

「あんな綺麗な母親とイチャイチャしてるのが許せなかった」

とおっしゃっております・・・

うーん。会話じゃない部分って書くの難しいですね。もっとがんばります。暇を見つけて

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