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第四話

みなさんこんにちは、ファウストです。

さて私は今今晩泊る場所がなくて困っているところ、なんとうちに来ないかというお誘いを受けました!しかも女の子です!このシチュエーションいいですね~

しかし自分は・・・


「見知らぬ人、ましてや会って一日も経っていないのにそれはいささか不用心では・・・」


せっかくですが断りました。すごくいきたいけど。

だって女の子の家とか気になるじゃん、ねえ?


「大丈夫です!あなたなら」


「自分が何かするかもしれませんよ」


「だったらあった時でも今でもできるでしょう」


「・・・はあ」


その通りだと思う、自慢っぽくなるがこの子だったら襲うのは簡単だな。

・・・これただの自慢だわ。


「わかりました、今回は甘えさせて頂きます」


「ええ!ぜひ甘えてください!」


なんだろう、周りの目が痛い・・・この子結構人気の子だったのかな・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「ここが私の家ですよ」


街に住んだことはこの世界に来てなかったので基準がわからんが立派であると思う。そしてリリアナは勢いよく玄関を開け~


「ただいま!」


と大きな声で言った。あれ、見た目に反してこの家広くね?とか考えていると


「おお、帰ったのかリリー」


と少し張りのない声で話しながらご老人が下りてきた。


「おじいちゃん、この人はファウスト。危ないところを助けてくれたのよ」


「おおそうでしたか・・・白髪?」


そこに疑問を持つのか?この世界白髪はおかしいのか?


「あの、自分の髪が何か」


「いや、すまない。白髪なんてここら辺にはいないんだ。物珍しくてね」


自分の母親は白髪に先っちょがちょっと金色だったんだが・・・まあここらへんにいないんだろうな。さっきもみなかったし。


「こんな玄関では休めないでしょう。孫が連れてきたのです、どうせお礼に泊めてあげるなんて言ったのでしょう。案内させます」


それと同時に、一人の執事が来て


「それではこちらへどうぞ」


・・・そんな使用人がいる家には見えなかったんだが


「一人ぐらいはいるんですよ、どこの家でも」


と注釈してきたのはリリアナ。まじかよめっちゃうらやましい。楽したい。

そんなことを考えながらただひたすらに案内している執事についっていった。





「リリー、彼はどこであった?」


「え?薬草がある山肌はわかるよね、そこだけど・・・」


「もしかしたらすごい人と縁を持ったかもしれないぞ」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「あ”~こりゃいい」


客室に案内された自分は礼儀も人目も気にせずベッドへダアアアアアアアアアアアアアアアイブしていた。うん、気持ちいい。


「しかし初日に人を傷つけることになろうとは・・・」


向上心のある相手との高めあい、要するに死なない決闘とかはきらいじゃないんだけど命のやり取りはな~、ちょっとな~。銃使った時点では?って言われるんだろうけどね。


「すみません、ファウストさんいらっしゃいますか?」


リリアナか、この声。


「いるよ、普通に入ってきてもいいのに」


君の家なんだからと、あとで加えて求めていたであろう入室許可を出す。


「失礼します。休まれてますか」


そりゃあもうだらっだらに休んでます。


「その態度を見れば明らかですね・・・話は変わりますが質問がございます」


最後の文から真剣な雰囲気が出てるな、これは起きたほうがいいな。


「・・・いいですよ。なんですか」


「失礼を承知して探れせてもらいます」


もったいぶった聞き方をする、一呼吸置かなくてもいいのに。


「ファウストさん、あなたの姓はイングリッド、火狐の子孫ではありませんか?」


へえ・・・



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