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最弱だろうと冒険者でやっていく~異世界猟騎兵英雄譚~  作者: きりま
低ランク冒険者編

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179:魔技石など購入

 オレンジに染まる草原を急いで横切る。

 突如、左足が柔らかな感触を捉え、それが鳴いた。


「ゲビョ」

「ひは!」


 同時に俺も鳴いてつんのめっていた。

 とっさながら草むらでよく見えない地面に手を付くことができ、顔面衝突は免れたが、立とうとして引いた手が掴んでもないのに草を引きちぎる。


「げっ」


 踏んだケムシダマとは逆の足に粘液がかかっていて、地面に残った上に手をついてしまっていた。


「お、おおお落ちつけ。落ち着いてナイフで除去」


 その前に、身をくねらせて足の下から逃れようとするケムシダマを掴む。


「ぎゃーくっついた!」

「ゲビャ!」


 首根っこを踏んでるのを忘れて思いきり力を入れたら、ケムシダマを真ん中から引きちぎってしまった。ふぅ、焦らせやがって。

 まったく、どうせなら吐き出したもんも消えてくれりゃいいのに。


 ざっと周囲を見回して他に影がないのを確かめ、ホルダーにくっ付かないよう、そっと指を伸ばしてナイフを取り出し、赤みを帯びた粘液を剥ぎ取った。

 足元見れば噴射されたように広がる粘液痕があり、這っていたケムシダマの首を踏んで、粘液を押し出してしまったようだった。

 つか、こいつ粘液袋とか持ってるのかよ。改めて繁殖期の戦闘を思い出すと、ぞっとする。


 ナイフを振って粘液を払い落とす。ふと色の違いが気になった。

 よく見れば、マグの煙や魔技石のように固めたものより赤味が足りず、やや黄色味がかっているようでもある。蜂蜜を混ぜたような感じだろうか。

 夕日のせいかとも思ったが、スリバッチのすり鉢も、もっと濃いが似た色だ。

 まさか、本体が消えても残るってことは、こいつも素材なわけ?


 ケムシダマから得られるマグは80で、同じレベル4のヤブリンは、ええと確か150。そういった差は素材の有無だよな。

 全ての素材に使い途があるとは思わないが、これを拾うのは至難の業だろう。

 生地に染み込んだやつなどは、魔素洗剤がなければ落ちないほど、しつこい汚れだった。


 心もち急ぎ足でその場を離れるが、疑問が湧く。

 そんな強力なもんを草原で見ない。ふと後ろ向きに戻り、ナイフを振ったあたりを探る。

 もうどこだったか分かんねえな。


 しかたなく不自然な緑色の岩を探して背後に回り込み、首根っこをむんずと掴んだ。ぐねぐね体を捩るケムシダマの口の下辺りを押してみる。


「さあ、吐け」

「ゲボョ」


 うわ気持ち悪い。

 勘だったが、ぷにゅっとした感触の後に粘液が噴き出すというよりは、口の端から漏れ出た。

 けど、こうして何か確かめたくて変なことするときは、すごく申し訳ない。


「すまんありがとう」


 ナイフで粘液を掬ってから、ケムシダマはくびり殺す。情けは無い。

 振り切る前に、ナイフに乗った粘液を近くで見ていると、接した面の赤みが増した気がする。それから傾けると、その部分がするりと滑って流れ落ちていった。

 溶かすというか、元のマグに還してる?


 草のない場所で振りきり、地面に落ちた染みを観察。まだ形を残していた粘液部分も、うっすら赤く変えて消えていった。

 へー揮発する感じ?

 なにがどう反応しているのかは知らないが、マグ加工によって殺傷力を高めるだとかは、この性質のおかげなんだろう。


 しかし、あれだけの量全部に効くかね?

 必死過ぎて、そんなところまで気が回ってなかったからな。


「ケョ」


 つい地面に張りついて見ていると、ケムシダマが伸び縮みしながら草むらから顔を出して対面する。


「あ、ども」


 しばしの硬直を破ったのは俺だ。地面を蹴ってケムシダマに襲い掛かる。

 ぼよん。

 スリバッチと違い、弾力ある表皮のせいで飛び乗ったくらいじゃ割れたりしなかった。

 素早くはないし、お前は頭をもぐ方が早いよな。

 ぐにぐにする体を脇に抱え込むと首に手をかけ気合いを込める。


「ふぉあ!」

「プゲャッ!」


 まずい。

 どんどん野生化している気がする……かえろ。


 ちょっと余裕ができると余計なことしてしまう。

 それだけ、どうにもならなかった当初と比べたら、自分でもかなりマシになったからとは思うけど。

 さっきのように見落としてとか、たまたま別を向いたところで不意の動きをされて対処できない事態は、今後も幾らでもあるだろう。


 この辺の魔物も強度自体は低いとはいえ気を抜けない。南の森と同じ程度には、気にせず歩き回れるくらいにならなければ。

 森の整備依頼だって、守られながらだろうと場所が場所だ。最低限、低ランクなりに自分の身くらい守れるようになっておきたいよな。

 いや高望みし過ぎか?

 えーそう、せめて一矢報いるくらいは、やり遂げたいではないか。

 くたばる前提かよ!


 ……まあ、そうだよな。幾ら大枝嬢や引率の奴らが気を配ってくれても、絶対なにも起こらないとは言えない。だからといって危険がどうのと気にしていたら、こんな仕事できないし。それに、胡散臭い依頼に乗ってしまったのは俺だ。

 後で、自分に言い訳したくないから頑張るんだよ。

 俯き気味になっていたのに気づき、背筋を伸ばして顔を上げる。


 よく分からない期待をかけられている気がするのは、尾ひれがついた噂のせいだけではないはずだ。

 誰もが長い間、他種族との違いを目にしながら育ったのだろうし、それだけ人族にとって魔物討伐は厳しいということなんだ。

 それで俺が人族の可能性を見せられたのなら、嬉しいじゃないか。

 少しでも俺の実力が、噂に近付けばいい。




 気合いを入れ直して宿へ駆け戻り、苔草袋を手に取ると道具屋フェザンを目指してまた走る。

 虫よけだけでなく、蜜の採取道具の確認を忘れるなよ。確か荷物整理したときに、箱一杯に詰まっていたのがあったはずだ。売り物だと思うが魔窟だからな。あくまでも思うだけだ。作ったのを忘れて作りすぎたということもフラフィエならありうる。


 虫よけは一般のご家庭でも作る程度のものだと聞いた。手間の割に安そうだし、嫌がられるか?

 その場合は値段交渉かなと考えていたら店に到着。よし、まだ看板は出ていた。


「ちわーっす……間違えました」

「うぅ、ぷわあぁ」


 道具屋の扉を開けたはずが、ふらふらと歩く木箱が奇怪な声を発して立ち塞がっていたのを見て固まる。

 逃げよう。


「ぷ、ぷわ? お客さんですか? 店主はここです、ここですよー、ちょっと待ってくださいね……よい、しょっと。あれ、どこ行くんですか?」


 なんと妖怪歩く木箱の正体は、積んだ木箱を無理に抱えて顔の見えないフラフィエだったのだ。分かってた。


「なんで、いつもいつも危なっかしい持ち方をするんだよ。よく今まで大怪我しなかったな」

「ふぅ、重かった。以前なら、手を伸ばせば何か掴むものがありましたからねぇ」

「欲張らずに一つずつ運ぼう、な?」

「は、はい。また怖いお顔してますよ? さすがはお片付けの専門家です」

「そんな専門を名乗ったことはない」

「またまた、タロウさんは大自然までお片付けしちゃうと噂に聞いてますから」


 そんな物騒なエキスパートがいてたまるか!


「あっ忘れてました、いらっしゃい! 久しぶりな気がしますね」

「ええと、まあ依頼が立て込んでて、買い物するどころじゃなかったからな」


 見栄を張りました。俺の能力的な問題で首が回らないんです。


 確かに、久々に来た気がする。そんなに日は経ってないはずだが、日々の密度が濃すぎるんだよ。

 フラフィエの方は、商品づくりに熱中して時の流れを忘れているのに違いない。


 それとなく店内を見回してみれば、まだ魔窟化の気配もなく安心した。

 というより、こまめに掃除もしているのか、棚の上の方に薄っすら積もっていた埃もない。店の隅には、発掘した階段式の脚立が移動し易い位置にある。背が届かなくて行き渡らないなんてことも、もうなさそうだ。

 これまで、どうにかしようと考えないのもどうかと思うが。いや、どうにかした結果が大量の箱作りだったっけ……。


 フラフィエは話しながらも、今しがた無理して運んできた箱から商品を取り出して、棚や細長いテーブルに並べている。終えたら箱は奥に戻してるんだろう。以前は箱のままテーブルの下に詰め込んであったからな。しかも持ってきたものを、そのまま押し込んで、奥に何があるか分からないような状態だった。

 今は、在庫用の箱は種別ごとに並んでいる。俺が仮に置いたものを、そのまま使用している大ざっぱさとはいえ、少しは改心してくれて良かったことだ。


「そうそう、タロウさん、聞いてくださいよ! 店が広くなってから、お客さんがしきりに何があった大丈夫かって心配してくれるんです。失礼な話ですよ。以前だって、とっても機能的だったと私は信じてるんですけど……」


 いや俺は圧倒的に客側に立つぞ。それにもう、震え声で目を逸らしながら自分に言い聞かせる必要はないだろ。

 次に迷宮化したら、今度はストンリに押し付けよう。


「それはいいとして、タロウさんに依頼を出したって話したら一発で、ああなるほどって皆さん納得してくれるんです。これだけ名を馳せているなら、立派にお片付けの専門家ですよ!」


 体調を心配されるほどカオスなのが当たり前だったのもあれだが、俺で納得される方も問題だ!

 噂話を誤魔化すべく、用件を切り出した。


「あーごほん、虫よけを作ってもらうとしたら、どのくらいかかる? 乾燥させるから量がいると聞いて多めに持ってきたつもりだけど、これで足りるかな」

「はえー、虫よけですか。大変なものをお求めなんですね」

「た、大変?」


 また、ただの虫よけじゃないってオチなのか?


「箪笥の衣類なんかの虫よけに使えないかと思ったんだけど……違うのか」

「え? あぁ、ご自宅用でしたか。はい、もちろん普通に家の中でも使えます。タロウさんは、お片付け冒険者さんですから、てっきり外で使うのかと勘違いしてしまいました」

「ああ、なるほど……?」


 おかしな冒険者の存在は無視するとして。

 内外で関係なく使えるものということなら、汎用性高くて便利そうだ。

 一言では説明できない利用法の豆知識がたくさんあるんだろう。


 フラフィエは差し出した苔草袋の結び目を両手で掴んで、重さを確かめるように上下に揺らす。

 

「量は十分ですね。このくらいで作れる量なら、500マグってところです」


 また500か。

 時間がかかる分だろうか他の雑貨よりは高めっぽいが、俺が欲しいものは大抵が投げやり価格だ。

 あんまり利用者はいないのか?


「価格もだけど、どのくらいの期間でできるもんなんだ?」

「あ、いえ作り置きがありますんで、交換でどうですか?」


 物々交換の域まで下がるのかよ。

 曲がりなりにも危険な場所に生えてるものだっていうのに。

 もちろん断る理由はないから、交換してもらうことにする。

 それが相場なのかどうか俺には分からない。

 ただフラフィエの反応からは、ストンリのように趣味だからといった補正は感じないし、素の反応なのは間違いない。


「じゃあ、それで」

「はい、ちょっと待ってて下さいねー」


 ぱたぱたとフラフィエは奥へ走っていき、がこんと箱にぶつかる音がした。

 ここからだと見えないが、作業場の方は散らかってるんだろうか……。


 まだ相場は詳しくないが、この店の品も安いんだろうとは思う。

 思うに500以上1000未満のものは、気分で500と言っている気がしてならない。

 少額なら端数も結構見るのに、量が多くなると面倒くさくなるんだろうか。

 普通、逆じゃないかと思うが。

 いちじゅうたくさんの感覚なのかも。


 戻って来たフラフィエは、小さな袋を手にしていた。


「あの量で、このくらいになります」


 掌サイズの小さな道具袋からは、爽やかな香りがして顔を近づける。その後、鼻の奥で刺すような渋みに変わって涙目になり、慌てて鼻を抑えて離れた。

 フラフィエから残念なそうな目を向けられるなんて、悔しい気がする。


「なんか効能ありそうな感じだ」

「それは良かったです」


 何カ所かに利用したいなら小分けしても十分な働きがあるそうだが、できるだけ湿気ないように丈夫な袋を使った方がいいらしい。

 中を覗いてみれば、魔素洗剤に使われている丈夫な紙の袋で二重になっていた。


「素材の持ち込みは大歓迎ですから、またお願いしますね」

「もう二つほど相談がある」


 終わりとばかりにフラフィエが締めようとするのを慌てて遮ると、採取道具と攻撃用の魔技石について尋ねた。

 フラフィエは不思議そうな表情を浮かべつつも、まずは採取道具を棚の下に置いた在庫用の箱から取り出した。


「採取道具は数があると便利ですよ。落っことしたり、使ってる内に乾燥して固まってしまったものは洗ってください。五つほどでどうでしょうか」


 それも、まとめて500でいいということで頷いて終了。

 次にフラフィエは棚から小さな箱を四種類取り出して台に載せると、蓋を開けてうーんと唸った。

 どれも魔技石が納まっているが、マグ回復用と違い無造作に詰められている。


「それ、割れないのか」

「マグ補充用と攻撃用の魔技石は、硬くないと妙なところで効果が出ても困っちゃいますしね」


 あぁ確かに、暴発でもされると大変だ。


「といっても、使おうと意図しなければ、割れたところでマグが垂れるだけなんですけどね」

「意味ないのかよ」


 マグ回復の魔技石が柔らかいのは、意識が朦朧とした中でも使えるようにってことらしかったな。怪我で力が入らない状態は十分あり得るし、仲間が側にいても手を貸せる状況とも限らない。

 俺はぼっちだから当然助けなんかないもんね。


「それでも柔らかすぎる気がするんだけどな。討伐してたら、うっかり割れてそうな気がする」

「そりゃ、そんな危険な時もありますよ」


 うんうんと頷いてるけど、そんな危険な状況の体験者かよ。

 冒険者ではないはずなのに恐ろしい。


「でも、特製の魔技石袋があればどうです。あれから割れたことありましたか?」

「へ……いや、そういえばないな」


 思わずベルトに通してある、小型の革製ポーチの中を確かめた。

 ノマズ戦にしろスリバッチ戦にしろ、かなり転げ回ったはずが無事だ。

 内側は分厚いクッションになっているが、ただの布の塊だと思っていた。

 実は衝撃をかなり吸収する加工がされてあるようだ。


「これで鎧つくっ……いやなんでもない」


 マシュマロ人間になりそう。

 ああ、それでか。

 攻撃用の魔技石にまでポーチを用意すると嵩張って邪魔だな。


「どうしても心配でしたら、硬さを調整したものを作りますよ。青っ花を持ち込んで頂ければお安くします。そちらはいいんですけど……」

「そうそう、攻撃用の方」

「ご利用経験はないですよね?」


 渋い顔で唸っていた理由が分かったような。人族だからね。


「あとは、ご予算の方なんですが」


 いや、本当に渋顔の理由はこっちだったか。

 たしか以前調べたとき、最安値は250のマグ回復小だった。

 それすら買うのが難しかった俺が、今は五桁でもどんとこいだ。

 無論、ぎりぎりの五桁だがな。


「えーまず予算は考えずに、初心者が使うとしたら無難なやつを教えてほしい」

「そうですね。使いやすいのは、この、棘のように硬化させたマグを飛ばすものなんですが」


 フラフィエが取り出した箱の一つを指さす。お薦めの魔技石らしいが、どの箱の中身も暗い赤色の石で見分けはつかない。

 マグ回復用は鮮やかな赤だから、それと見分けがつくだけでもマシか。


 硬化させるやつは土属性っぽいものだとか、前にシャリテイルから属性らしきものの話を聞いたが、みんな適当に風とか棒とか技名を叫んでいる上に、効果の出方も違うせいでよく分からなくなってしまった。

 それに、これまで見てきた中に火属性の攻撃だとか見た覚えがない。

 それは単に場所の問題かもれないけど。


「タロウさん、魔技自体を使用したことはありますか」

「ないです……」

「でしたらコツを掴むのに、お時間がとってもかかると思うんです」


 予算の問題は、個別の価格についてではなかった。

 使えるようになるまでは、練習のために大量消費しないとならないってわけだ。

 元々魔技を使ったことがあれば感覚が分かるから、少なく済むらしい。

 当たり前でしたね。


「人族で元々魔技を使える方の存在は、この街では聞いたことないんですよねぇ」


 この街で聞かないなら、余計に他では絶望的なような。


「あーその……好奇心! 興味があるだけだから!」

「あぁ、ご趣味でしたか。その気持ちなら分かります!」


 フラフィエは安心したように笑顔を浮かべるが、攻撃魔技石をぶっ放すことを妄想している趣味持ちなんてやばい奴じゃねえか喜ぶなよ。


 使用に際しての注意点は、室内や街の中で使わないようにといった、ごく当たり前のことだけだった。

 それに附随して魔技使用を周囲へと知らせる慣習か。

 恥ずかしいが守るべきだろう。


 魔技石も五個買うことにする。

 そもそも一つだって使えるか怪しいし、これくらいなら余らせても悔いはない。

 価格以外は。


「一つ、千マグ……」

「はい、一番小さいやつですから効果もいまいちで安いんです」


 安いのか……ということは、とても実戦で使えるレベルではないんだろう。


「お買い上げありがとうございました!」

「……毎回、色々教えてくれてありがとう」


 欲しいものを買えたというのに、なぜか気分的にげっそりして、商品を手にするや丸めた背を向けていた。


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