表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界マイホーム  作者: 祐祐
2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/55

43話:商店

 移住希望者が来たがどうしようか。

 色々と候補はあるが、まずは移住希望者を連れてきてくれたカンドラとクロムのために商店を作ろう。約束していたからな。

 家も用意すると約束していたが。。。


 ということでエモさん、スキルポイントを使って商店を獲得してください。


 『商店を獲得しました。設置場所を指定してください。』

 教会の東隣がいいかな。

 『商店を設置しました。』


 これでスキルポイントが0になった。

 ひとまずカンドラとクロムに商店を用意したことを伝えに行くと、早速見たいというのでルビア、メイプル、カンドラ、クロム、アイビー、コリウスと共に商店に向かう。



 教会の東隣にできていた商店は3階建ての建物だった。

 1階はショーウィンドウが設けられており、中に入ると広い空間に多くの棚が既に配置されていた。奥には会計用のエリアもあった。

 入口のすぐ右手には階段があり、これで2階に上がれるようだ。


 2階は1階とは異なり、いくつもの部屋が設置されていた。

 中を覗くと、椅子と机、それにハンガーラックがあり、個室で買い物ができるようにという形なのだろうか。

 個室を1つずつ確認していくと、一番奥は椅子や机のない大きな部屋になっていた。

 ここは店員の休憩スペースか、在庫を入れておく倉庫なのかな。

 よく見るとその部屋の奥にも扉があり、椅子と机、そして上へと続く階段があった。

 さっきの部屋は倉庫で、こっちが休憩スペースだったのかな、と思いながら3階へ上がる。


 3階に上がると扉が1つあるだけだった。

 我が家の入口のような鍵のかけられる扉になっており、中に入るとダイニングテーブルのセットがあり、周りにドアが3つ設けられていた。

 それぞれ確認すると、小さな部屋が2つとユニットバスになっており、ここは店主の家になるのだろうか。


 一通り確認を終えて2階に戻ると、まだ6人が店を見て回っている所だった。

 随分ゆっくり見ているなと思ったが、どうやらこの店の作りはかなり立派であり、王都の高級店顔負けのものらしい。


 ワクワクしながら見回っているカンドラに、約束通りカンドラにこの店を使って欲しい、利益が出るようになるまで賃料は無料でもいいと伝えると、


 「ダメです!賃料はちゃんと払います!少なめでもちゃんと払います!」


 と反対されてしまった。まぁそれで本人がいいというなら構わないが。



 商店はこれでいいとして、あとは移住希望者の家をどうするべきか。

 何も考えが思い浮かばなかったので6人に相談してみた。


 「移住希望者の中に元大工のものが数名いますので、彼らに作ってもらうのはどうでしょうか。

  少なくともこの街の中ならモンスターに襲われる心配もありませんので、しばらくの間、野宿となっても問題ないでしょう。」


 アイビーからそのようなアドバイスをもらい、他の5人の意見も聞いてみると全員それがいいのではないか、という考えだった。

 何を対価にするかは考えないといけないが、元大工の移住希望者に建設を依頼しよう。



 方針が決まったので、休んでいた移住希望者の元に向かう。

 俺から家ができるまでは野宿という話をすると、この城壁で本当にモンスターから身を守れるのか心配という声があがった。

 見ないと分からないよなと思ったので、全員を城壁の上に案内した。

 その間にルビアに適当にモンスターを連れてきて欲しいとお願いしておいた。

 全員が城壁に登りきった頃、ちょうどルビアがモンスターを連れてきた。

 何を連れてきたのかと思ったら、キラーホーネットを大量に、恐らく巣ごと引き連れてきた。

 それを見た移住希望者達は慌てて城壁から降りようとしたが、動かずに見ていればいいと伝えた。数名は降りてしまったが、俺が城壁から全く動かないのを見て、それ以外の人は納得したのか俺の近くで様子を見ていた。

 ルビアは門から城壁の内側に入り、キラーホーネットに振り向いた。

 ルビアを追い掛けてきたキラーホーネットが門を潜ろうとして、


 バチィッ

 バチィッ

 バチィッ

 バチィッ

 バチィッ


 『レベルが28に上がりました。スキルポイントを3獲得しました。』


 いつも通り迎撃機能が発動し、キラーホーネットがどんどんルビアの前に落ちていった。

 ルビアは慣れた手つきでキラーホーネットを解体していく。

 そんな光景を見て唖然とする移住希望者達。


 しばらくしてルビアがこちらに手を振ってきたので全てのキラーホーネットの解体を終えたのだろう。

 移住希望者達に降りるように伝えて俺から先に降りる。


 移住希望者達も全員降りたところで、


 「これがこの街を守る城壁である。

  この城壁は先のモンスターの大群も耐えるどころかミノタウロスを含めて全てを倒すことができる。

  この安全な街で共に新しい生活を作っていこうではないか!」


 ルビアが元王女らしい演説をした。いつもの戦闘狂とは大違いだ。

 それを聞いた移住希望者達は雄叫びのような歓声を上げた。

 どうやら全員がこれからこの街で一緒に過ごすことになりそうだ。



 忙しくなるな。いつになったらゆっくりのんびりできるんだろうか。



----------------------------------------------------

ランク:5

レベル:28

取得スキル:

 迎撃機能50、リフレクト、トラップ、アクセラレータ

 家庭菜園8、教会、商店、城壁

 3点式ユニットバス、小型キッチン、電気温水器、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、羽毛布団、電気炊飯器、ベッド2、ダイニングテーブル&チェア

所有スキルポイント 3/84

良かったと思ったらブックマークやリアクションをいただけるとありがたいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ