僕の前に現れた悪魔が僕にこう言った! “アンタ私の男になりなさい!”
僕の前に現れた悪魔が僕にこう言った!
“アンタ私の男になりなさい!”
・・・この女の狙いはなんなんだ?
ド派手な服を着た、めちゃめちゃスタイルのいいお姉さん。
見えるか見えないかぐらいの際どいミニスカート。
体にピッタリ張りつくよなニットの服を着て、色気ムンムン。
5㎝はあるであろう真っ赤なハイヒール。
真っ赤なリップをつけたお姉さんが僕に声をかけてきた。
『えぇ!?』
『悩んでる暇はないわよ! 私に今から着いてきて!』
『い、いや? 僕これから用事があって、』
『うるさい! 君の事は今は訊いてないわ! さあ、行くわよ!』
『・・・あぁ、はい、』
僕はお姉さんに何も言い返せず、ただ黙って着いていくしかなかった。
『・・・い、一体何処に行くんですか?』
『男なら、黙って着いてきなさい!』
『・・・・・・』
20分程、二人で歩いて僕が連れて行かれた場所は、、、?
【オシャレな喫茶店だった。】
中に入ると? 強面の男が座って待っていた。
『“そいつがお前の新しい彼氏か?”』
『えぇ!?』
『そうよ!』
『・・・ど、どういうこと、』
『“今! 私が付き合ってる彼氏よ!”』
『はぁ!?』
『お前か? 俺の女に手を出した男は、、、?』
『えぇ!? い、いや、そんな、どういう事なのか、』
『“もうアンタの事は好きじゃないのよ! これで分かった?”』
『俺とは真逆の男だな。』
『だから好きになったの。』
『・・・・・・』
僕は何が何だか分からず、ただお姉さんの横で突っ立ってただけだ。
お姉さんは僕に何もしなくていいと言ってくれた。
・・・要するに? “彼氏と別れたかったのだ!”
でも? “理由がなく彼氏とは別れられないお姉さんは”僕みたいな
優柔不断な男が必要だった。
すんなり僕を彼氏に会わせる事に成功したのだろう。
僕は既に、“お姉さんの言う事を断れない状態にあったから。”
用済みになった僕はどうなるのか?
お姉さんは、彼氏と別れた後僕にこう言った。
『本当に私と付き合ってみる?』
『えぇ!?』
『勿論! 君が良ければね。』
『・・・あぁ、ううん、』
『“どっちよ!”』
『・・・い、いや? 急に言われても直ぐに答えられないし。』
『まあいいわ! お礼もしたいし、LINE交換しましょう。』
『は、はい。』
・・・お姉さんとはその後。
LINE交換して連絡のやり取りはしているのだが“彼氏にはなっていない!”
どうやら? 僕はお姉さんにとって“優柔不断で物足りない男らしい。”
でも? たまに会って二人でご飯を食べたり、デートみたいな事はしている。
いつかまだ分からないけど、、、?
“お姉さんの彼氏になれたらいいなと僕は想っている。”
いつかなれるかな?
お姉さんをしっかり守れる彼氏に......。
最後までお読みいただきありがとうございます。




