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僕の前に現れた悪魔が僕にこう言った! “アンタ私の男になりなさい!”

作者: 七瀬
掲載日:2023/01/29








僕の前に現れた悪魔おんなが僕にこう言った!

“アンタ私の男になりなさい!”




・・・この女の狙いはなんなんだ?

ド派手な服を着た、めちゃめちゃスタイルのいいお姉さん。

見えるか見えないかぐらいの際どいミニスカート。

体にピッタリ張りつくよなニットの服を着て、色気ムンムン。

5㎝はあるであろう真っ赤なハイヒール。

真っ赤なリップをつけたお姉さんが僕に声をかけてきた。



『えぇ!?』

『悩んでる暇はないわよ! 私に今から着いてきて!』

『い、いや? 僕これから用事があって、』

『うるさい! 君の事は今は訊いてないわ! さあ、行くわよ!』

『・・・あぁ、はい、』





僕はお姉さんに何も言い返せず、ただ黙って着いていくしかなかった。



『・・・い、一体何処に行くんですか?』

『男なら、黙って着いてきなさい!』

『・・・・・・』





20分程、二人で歩いて僕が連れて行かれた場所は、、、?

【オシャレな喫茶店だった。】

中に入ると? 強面の男が座って待っていた。



『“そいつがお前の新しい彼氏か?”』

『えぇ!?』

『そうよ!』

『・・・ど、どういうこと、』

『“今! 私が付き合ってる彼氏よ!”』

『はぁ!?』

『お前か? 俺の女に手を出した男は、、、?』

『えぇ!? い、いや、そんな、どういう事なのか、』

『“もうアンタの事は好きじゃないのよ! これで分かった?”』

『俺とは真逆の男だな。』

『だから好きになったの。』

『・・・・・・』







僕は何が何だか分からず、ただお姉さんの横で突っ立ってただけだ。

お姉さんは僕に何もしなくていいと言ってくれた。



・・・要するに? “彼氏と別れたかったのだ!”

でも? “理由がなく彼氏とは別れられないお姉さんは”僕みたいな

優柔不断な男が必要だった。

すんなり僕を彼氏に会わせる事に成功したのだろう。

僕は既に、“お姉さんの言う事を断れない状態にあったから。”





用済みになった僕はどうなるのか?

お姉さんは、彼氏と別れた後僕にこう言った。



『本当に私と付き合ってみる?』

『えぇ!?』

『勿論! 君が良ければね。』

『・・・あぁ、ううん、』

『“どっちよ!”』

『・・・い、いや? 急に言われても直ぐに答えられないし。』

『まあいいわ! お礼もしたいし、LINE交換しましょう。』

『は、はい。』














・・・お姉さんとはその後。

LINE交換して連絡のやり取りはしているのだが“彼氏にはなっていない!”

どうやら? 僕はお姉さんにとって“優柔不断で物足りない男らしい。”

でも? たまに会って二人でご飯を食べたり、デートみたいな事はしている。

いつかまだ分からないけど、、、? 

“お姉さんの彼氏になれたらいいなと僕は想っている。”



いつかなれるかな?

お姉さんをしっかり守れる彼氏に......。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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