表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公は悪役令嬢と仲良くなりたい  作者: SST
第五章 そばにいて
67/321

断章・選択するということ

何故だ。

何故、私は選べない。


世に並みいる凡人どもはいつだって何かを自分で選び取り過ごしている。

だというのに、どうして私は選べない?

何かを選ぶ為に、知恵を巡らせ努力を厭わない。 

そうして選び取る為に手を伸ばし続けている。

だのに、人々は私の選択を受け入れない。

いつだって、なにも考えていない人間たちが、思考することなく選び、努力することなくそれを手に入れているのに。

私はいつだって、他者の選択を受け入れさせられる側だ。


何故。どうして。訳がわからない。

まだ、努力が足りないのか。

他の人間には求めないのに、私にはまだ求めるのか。

良いだろう。

ならば、成し遂げてみせようじゃないか。

他人の選択を排し、私の意志で私の選択を掴み取る。

誰にも邪魔は、させない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ