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砂糖のかけら

砂糖のかけら・登場人物紹介

作者: 依澄礼

ゆるゆるファンタジー「砂糖のかけらは甘くない」終了時点の主な登場人物です。そう一応キャラ設定はあるのです(笑)

挿絵(By みてみん)


【主な登場人物】



 シズル


 本名 守山静流 二十四歳。異世界からの招聘者(しょうへいしゃ)。肩までの黒髪をひとつ結びにしている。元は黒い目だったが、ザカリの『かけら』を取り込み、半分魔物の『混ざりもの』となってからはザカリと同じあかい目になった。スレンダーといえば聞こえはいいが凹凸(おうとつ)のない貧相な体型。毒舌で体術が得意な有言実行型の(おとこ)らしい女性。魔力のない只人(ただびと)だったが魔術を渇望するあまり、虚仮こけの一念で『異能』を開眼。現在着々とチート街道を爆進中。


 

 ジークハルト・アフティ・フロトポロス


 苦労人の辺境伯。二十七歳。貴族には珍しい黒髪つんつんの短髪。碧い目。上背があり、がっしりしていて拳骨(げんこつ)鷲掴み(アイアンクロー)が得意技(シズル限定)。魔法の国の住人なのでちゃんと魔術も使えるが剣術馬鹿。脳筋に見せかけて策士。四人姉弟の三男坊。歳の離れた姉がエデル国王妃。シスコン。


 

 シルベスタ・エシ・メントル


 ジークハルトの側近兼護衛騎士。乳姉妹でもある。二十七歳。金髪緑眼ですらりとしていて、物腰柔らかな男前イケメン。元々ジークハルトに振り回され気味だったが、シズルやザカリと出会ってさらに振り回され、心配性に拍車がかかりおかん属性になる。『ライク』が『ラブ』になるかどうかはわからない。


 

 ザカリ


 魔狼ヴォロリュコス(リュコス)の魔物だが獅子(リョダリ)ほどの大きさがある。でもまだ子供。辺境のエイシカ村にあるアウレーの森で、虐待されていたところをジークハルトたちに保護される。シズルに懐き、追いかけて伯爵邸に来た時、当時まだ只人だったシズルに代わって自らの魔力を使って使い魔契約を結ぶ。人型に変身でき、その時の姿はシズルと同じ緋い目、背中までのたてがみのような銀髪を持つ美青年になる。元裸族。今はテッセラの『装着の組紐(へんしんアイテム)』のお陰できちんと着衣している。ザカリの意味は『砂糖』。


 


 (邸の人々)


 アディス・ナヴァルホス


 ナイスミドルの警備兵兵団長。シズルを餌付けし頭を撫でるのが趣味。



 アフセン老医伯


 白髪白髭の好々爺。伯爵位を持つ魔法医マギコギアトロ



 コニス


 新米兵士。邸に来たばかりのシズルに絡んで肩を外された人。



 領兵の皆さん


 シズルの強さを気に入って、時々手合わせを強請ねだったりする、脳筋集団。



 魔導士


 伯爵領のお抱え魔導士のひとり。雑魚。シズルに絡んで顔面に正拳突きを食らった上にラリアットをかまされ、さらに踏みつけられた人。


 

 女中たち


 いつも恋愛妄想を爆発させている、『萌え』が大好きなかしましい乙女たち。



 ガストロ


 料理人。この人も密かにシズルに餌付けしている。


 


 (魔導士たち「番号持ち」)


 ミゼン


 (ミゼン)。海の青の左目と森の緑の右目を持つ、銀色の長髪の痩躯の魔導士。年齢不詳。『在るもので無いもの』『始まりで終わり』という太古に存在した『原初の0』の姿を模倣した魔導士ミゼンを代々受け継ぐもの。『0』になるべく選ばれたものは、ある日突然魔導士ミゼンの姿になる。ミゼンになると名前だけでなく、以前の容姿も捨てることになるので、どの時代のミゼンも同じ姿をしている。いつも影のように王の側に控えている。物静かな賢人に見えるが意外とお茶目。


 

 ヘイス


 一番目ヘイス。城の一般魔導士を束ねる、濃紺の特注ローブを纏う策略家。公爵家の後ろ盾で一番目の名を獲得したらしい。ルーデリックに甘言を用いて聖女召喚を企んだ首謀者。



 デュオ  


 二番目デュオ。番号持ち唯一の平民魔導士。灰色の髪をおしゃれのためではなく、単に不精の長髪でそれを三つ編みにしている。人の持つ魔素の揺らぎが見える特別な(すみれ)色の目を持つ。見えすぎるので普段はお手製の特殊眼鏡を着用している。魔導士嫌いの自由人(ストレンジャー)。番号持ちになる前は、同じく名前が変わる前のミゼンと魔道探求の旅をしていた。本当は番号持ち(ミゼンを除き)の中で一番魔力が強い、オールマイティー型の器用者。シズルに様々な蔑称(あだな)で呼ばれる転職(ジョブチェンジ)の人。シズルの異能の秘密を調べたがっている。『心から望むもの』にこれから振り回される予定。



 トリア


 三番目トリア。女性魔導士。金髪薄青の目の妖艶な美女で、普段は魔導士のローブの代わりに深紅のドレスに防御の銀糸の刺繍が入ったものを着ている。デュオに愛憎入り混じった感情を持っていた。今は『緋色』の(とりこ)



 テッセラ


 四番目テッセラ。魔導士最年少。茶色の髪と目の平凡だが生意気そうな少年。元子爵家長男。魔導士輩出で家の格式を上げるため幼少期より親元から離され魔導士になるため育てられた。一度シズルによって攻撃魔法を封じられ、それを解除してもらうため伯爵邸に住み着いた。ザカリの『装着の組紐』の開発者。それを通じてザカリと仲良くなった。



 ペンテ


 五番目ペンテ。小太りの気弱な元男爵の魔導士。人の噂集めが趣味の変わり者。ストレス解消のため王族専用の温室で果物を盗み食いをしている。噂収集のために隠密行動が得意で認識阻害シナゲレモスの魔術が得意。デュオの強さに憧れている。


 


 (王家の人々)


 バシレウス


 エデル国国王。燃えるような赤い髪をしたお大柄な壮年男性。病いに臥せっていたが、実は不必要な異世界人の招聘のせいで揺らいだ世界を保つために魔力を吸い取られていた。物腰柔らかだが曲者な賢王。ジークハルトの義兄。



 オルタンシア


 王妃。ジークハルトの実姉。予言の魔女(プロフィテア)と呼ばれる十番目デカに次ぐ魔力の持ち主。黒髪碧い目はジークハルトと同じだが、小柄で温厚な少女のような女性。変化に富む面白いものが好き。凶悪な天然。



 ルーデリック


 王太子。まだ十代。多分ルカの一個上。赤毛でややタレ目の優男。チャラい恋愛脳のザ・王子様。父親にコンプレックスを持っていたため、ヘイスにあっさり(そそのか)され聖女召喚術を行使してしまった。現れたルカに一目惚れし、暴走が始まる。父王に無許可の異世界召喚がばれ、ただ今禁足(おしおき)中。


 


 (そのほかの人(?)々)


 ルカ


 本名 篠宮瑠花 十七歳。栗色天然パーマの可愛らしい癒し系の女子高生。シズルと同時に聖女召喚術で異世界から招聘された。ルカも魔力のない只人だったが、ルカに一目惚れしたルーデリックのごり押しで聖女と信じ込まされていた。のちにそのことで危機に陥るが、シズルに助け出されて現実に目覚める。今のところ好きの比重がシズル>ルーデリック。



 カマリエラ


 元公爵令嬢の魔導士。王太子妃の座を狙って、ルーデリックに気に入られているルカを排斥しようとした。多分もう登場しないが、ルカの転移陣逆走事件の中心にいた人。



 原初の(ミゼン)


 本名不詳。太古に起こった人の感情によって引き起こされた魔力の暴走による大災害を防いだとされる人物。『魔導士ミゼン』がその姿を模倣している。魔力の暴走を防ぐため感情を排除し、呪文を唱えなければれば魔力が使えないような『魔法のルール』を創った人。それを世界に広め遵守させるために肉体を捨て、魔素(せかい)の一部となったとされる。肉体を捨て神に近い存在となったようだが、人としての本質が捨てられず、面倒くさい存在になりつつある。



 ティポタ


 正体不明。神さまっぽいが神様ではない。人間、魔物を問わず世界に在るもの全てが好き。いたずら好きで一度デュオに捕まっている。



 テオス


 この世界における唯一神。何もしない。本当に何もしない。




 

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