百と一つのメッセージ・イン・ア・ボトル オン・ザ・スペース
いつからか、感想を書いている内に気付いたら気分が盛り上がってレビューを書いている事という事が増えていました。
もとより恋愛も、思い立ったら告白してしまう直情型の為、悩むよりはえいやーと、レビューにしたためてしまっています。
150文字から400字以内という独特な制限の中で、いかにこの物語が素敵だったかと、観衆の前で弁論大会する事もあれば、傘を差しながら、ただ静かに文を綴る時もあり……様々です。
私は、レビューを書く際には
・作品の核
・作品の熱
これを最大限意識して、読み終えて頂いた熱を、もしくは読み終える前に、作者様からのエネルギーを受けて、レビューという形にしたためさせて頂いております。
とある方にも仰って頂けましたが、『レビューを通した響き合い』というイメージはまさにです。
とにかく根底には愛を。
頂いた物を、受けてから返すキャッチボール。
作品に合わせて文体も変えて、時には愛の詩を、時には朗々と語るかの様に。
作品が伝わる様に、紹介したいという強き想いで、気持ちを文字に。
私が感じた愛が、まだ見ぬ誰かに届けと。熱が冷めぬ内に形に変えて。
そして、書いた端から、実は内容を忘れてしまいます。気持ちをそこに置ききってしまうのか、イタコ的に何かをおろして書いてでもいるのか。
でも愛は忘れずに胸に。
そんな私のこれからも増えるだろう百と一つの手紙の束は、星が満ちるこの世界で、静かに誰かに届いたらいい。
そう、いつも思っております。