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5・今宵のヌンチャクは血に飢えている

「もうこの島に見る所は無さそうだな。飽きたしとっととラリアット王国に帰ろうぜ」


 どこから出したのか、やたらと豪華な装いで背もたれや肘掛けも完備されたでかい椅子に、足を組みながらもたれる様にダラけた姿勢で座るイケちゃんを見てサミングは思う。

 こやつは何を言っているんだか、と。


 今回のイケちゃん一行の旅、外界へ行って未知の世界を冒険しようツアーはサミングの希望による物。

 サミングは元々進路は開拓者希望だっただけあり、冒険心の塊のような子供なのだ。

 外界に行けるなんて知ったら、そりゃ行きたいと思うであろうよ。


 そんなサミング。

 最初こそ外界の島、その第一発見者が自分でなかった事にガッカリしていてテンションが落ちてもいたのだが、今は違う。

 ある程度落ち着いて冷静になって考えれば、自分が今立っているこの島は、出身地であるラリアット王国は愚か、サミングが生まれるはるか前から続いたヒューマノイドの人類国家間の誰もが立った事のない土地なのだという事を思い出し、大興奮しているのだ。テンション上がりっぱなしである。


 見るからに枯れた土地であるし、あまり生物が生きるのに優しく無さそうな島ではある。

 物資の交換をする時に現地住民の人でさえ、この島はどこの集落も同じようなもので、全部を見るまでもないと言っていた。

 ずば抜けた能力を持つ完璧超人たるイケちゃんも、見る物は無さそうと断言した。


 なるほど、元々の住民と、サミングから見て全知全能がごとく見える父がそう言うのなら、そうなのだろう。


 だがそれは大した問題ではない。

 そこに何があるかをあらかじめ知ってるかなどは関係ないのだ。


 パズルと同じようなものだ。

 完成後の柄を知っていたら、もう組み立てる価値は無いのか? と問われればそうでもない。

 組み立てる過程にこそ楽しみがあるのだ。


 ならば、例えこの島に何も見るべきものは無い、何の価値もないと、他人が言うだけの答えになんぞ、何の意味があるというのか。

 初めての土地を歩いて、調べて、景色を見て、その過程をこそ楽しむべきなのだ。旅人として。


「だから私はこの島を楽しみつくすのよ!」

「あっそ」


 じゃあこの島を出たくなったら声かけな、そう言ってエイエイオーに引っ込むイケちゃん。

 椅子は自分で片付ける気がないらしい。


「そいじゃ出かけてくるよ」

「いってらっしゃいませ」


 ミイちゃんに見送られ、オフロード用のバイクに跨り飛ぶように駆けて行くサミング。

 もはやその目にはバックミラーに映る椅子を解体撤去してるミイちゃん達の姿は映っていない。


 無免許運転者らしく、バックミラーの重要性を知らないために小まめにミラーを見る習性が無いのだ。

 なんという不良であることか。


「ぶおんぶおん! はんぐおーん!」


 ……頭の中身も不良かも知れない。




「オフロードバイクだからデコボコな山道を跳ねてみたいわ!」


 サミングが目指すは島の真ん中にあるデカイ山、その麓である。

 あまり自然豊かではないウタ島にあって、やや珍しく木々が生い茂っているために、障害物の中を走る私カッケーという気分に浸れると思ったのだ。


「ぶおんぶおん! ぎゅいーん……む?」


 アホ丸出しに見えるがその通り、アホなサミング。

 辺り構わず騒音を巻き散らかしながら山のふもとの森を走っていたら、人の気配を察知した。


 森の中をバイクで走るだけでも無茶なのに、人の気配なんて察知できんの? と思う人は居るかも知れない。

 しかしサミングにはそれができる、できるのだ。


 そのくらいには自分の体を使いこなせるようになったがゆえに。


 人の住む集まりから離れた場所、森の中に隠れるようにいる人間の気配。

 サミングはそういう存在に心当たりがあった。

 賊の類である。


「何賊かは知らないけど……賊、か」


 サミングはかつて賊に殺された過去がある。

 体の大半を木っ端微塵にされ、片足の残骸しか残らないくらい、完膚なきまでに殺されてしまったのだ。

 そんな過去のあるサミングは賊という存在を憎んでいる。


 今ではヌンチャク検定の二級にまでなったサミングも、普段はそのヌンチャクを護身の為にしか振るわない。だが例外として賊が相手なら先制攻撃で振るい、積極的に狩ろうとするくらいに、憎んでいるのだ。


 そんなサミングが賊らしき者の存在を察知したら?

 やる事は決まっている。


「ぶっ潰してやんよ!」


















 生贄の子というものは、とても強い。


 体力的に優れている、とかの理由ではない。

 心も含めた全てが強いのだ。


 物心が付く頃には自分が姿形だけでなく、周りの者達と「違う」と言う事に気付ける賢さがある。

 周りと違うからと言って、その違いに拗ねることもなく受け入れる事が出来る器がある。

 生死観、いのちの価値を知り、生贄とは他人の為に自分の命を奉げなければならぬ存在である事を知り、自分の命を重く見ながらも、公平にその他大勢の命の重みをも理解してためらわずに実行する事ができる精神力を持っている。

 己の運命に嘆く事も、世を妬み他人を羨み嫉妬し負の感情を巻き散らかすような事もない。


 一日過ごすたびに、生贄として奉げられる日が確実に近づいていると言うのに、それでも笑顔で毎日を生きているカルタの存在が、ハイクには理解しきれなかった。


 むしろ、大昔に生贄の子を守る為、子を連れて逃げた親の気持ちの方が理解できる。

 その親は、生贄を生贄として奉げなかったらどうなるのか、の結果を知らないからこそ、子を連れて逃げてしまったと言われているが、ひょっとしたら知っていても同じ事をしたんじゃないのか? と思っている。

 生贄の子は、皆が皆、前向きであり強く健全で、まともな感性をしているものなら誰でも好意を持つような子供なのだから、その実の親ともなれば子に向ける愛情はどれほどの大きさになるのか。

 その子一人の命は、他の島の住民の命の全部よりも重く感じるのではなかろうか。

 だったら、みすみす生贄になど奉げずにその子を少しでも長く生かせたいと思うのではないだろうか……と。



 何百年も前の事とはいえ逃げた生贄の子がいたんだから、今の代のカルタが逃げちゃいけない理由なんて無い。

 ハイクはそんな考えに支配されそうになる。


 しかし、そうなれば島中の者が苦しむだろう、長い長い冬が訪れる。

 そして今居るほかの生贄の子らは、すぐにでも生贄に奉げられてしまうかも知れない。

 未来の生贄の子たちは、親から離されるだけでなく、15で死ぬまでの短い人生の中での自由すら与えられないようになるかも知れない。

 更に言えば、逃げた自分たちが追われない訳が無い。

 大昔の親に連れられて逃げた生贄は、すぐに捕まってしまったのだから。

 生贄の子は即座に生贄として奉げられたというが、その親がどうなったのかは不明であるが、ろくな末路ではないのだろう。


 自分の命だけ惜しいわけではないが、逃げた先にもカルタにとって救いがないと言うのが分かりきっている。

 そんな逃避に一体何の意味があるのか。



 一体どうすれば良いっていうんだ。



 今までに何度も、それこそ毎日のように考えては結局答えが出ない疑問。

 どうすれば『良い』という答えは今も浮かばないし、これから先もそんな答えが見つかるとは思っていない。


 それでも。

 どうすれば『良い』かより、どう『したい』かは決める事ができた。


 握ったカルタの手の振るえから、カルタ……生贄の子もまた、恐怖とは無関係な存在じゃないとわかった以上は。

 死を受け入れたから、生きる事を諦めたから、だからって怖くないわけじゃないと知ったからには。

 カルタからその恐怖を少しでも遠ざけたい、助けたい、守りたい。


 出来るか出来ないか、それは大した問題ではない。


 最後の最後、その瞬間まであがき続けて、カルタに関わり続けよう。

 答えが出なくても考える事を止めず、あがき続けてやる。




 さしあたっては、今の状況だ。


 今、このウタ島には未曾有の危機が訪れている……かも知れない。

 何が起こっているのかが、分からない以上は物事は悪く考えるべきなのだろう。

 少なくとも、長い歴史の中で外から、空から何かがやって来るなんて事は今までに無かった事だ。


 ハイクはそんな相手に対し、正直複雑な心境を持っている。

 アレのせいで今の混乱した状況がある。

 しかしアレが来なければ、こんな状況にならなければ……自分はひょっとして、カルタ、生贄の子も怖いと思うことがある、そんな当たり前の事に気付けなかったかも知れないという意味では、多少の思うところはある。


 とはいえ、アレが脅威である事に変わりは無い。

 空を飛ぶ……小さくて軽い生き物ならそういう事もあろうが、アレはあんな大きいのに空を飛んでいたのだ。

 今まで見たことも無い存在……島の外から来たとしか思えない、それだけでその脅威がわかる。



 雲海を超える、それがどれ程の事か。


 自分が生まれた時に限らず、ウタ島の歴史において、はるか昔から雲海が存在していた事は知られていても、雲海が何なのかは誰も知らない。

 と、言うより誰もあれについて思いを巡らしたくない、と言うべきか。


 見る事どころか、考える事すら嫌になるくらいの嫌悪感を持ってしまうのが雲海だが……その上を飛んだのか? と考えると、それだけでアレの正気を疑う。

 形からして自分たちと全く持って違う何か、なのだが、それ以前の問題であろう。

 なにせ、動物だけでなく、植物ですら雲海を嫌ってか、島の外縁には生える事が無い。

 そんな雲海の上を、飛べるからといって、普通飛ぶだろうか。


 落ちない絶対の自信がどれくらいあるのかは不明だが、落ちたら雲海に接触してしまうのだから、それを考えればとてもじゃないが正気とは思えない。

 人間じゃないとか、そんな問題ではない。


 無機物だって嫌うんじゃないか、とすら思わせるような雲海を、その上を飛んできたのだとしたら、それはもう自分たちとは完全に異質な存在としか思えない。

 そんな異質なものと仲良くやれる理由なんてどこにもないだろう……となれば戦うしかないのか。


 しかし、雲海を越える事ができるような相手に勝ち目があるとは思えないのが現状である。

 だからこそ、今こうやって隠れるように潜んでいるのだから。




 ウタ島は生贄の子の犠牲によって成り立つような島、ゆえに、島民の全員……たとえ違う集落に住んでいて直接の接触が無いとしても、皆が皆、生贄の動向には敏感になる。

 それだけに、もしもの時に対する備えと言うものもある。


 例えば、生贄の子が逃げた時には赤い狼煙を上げ島民全員、全てが今の生活を投げ捨て生贄の子を探させる。

 例えば、どこかで生贄の子が生まれたときには黄色い狼煙を上げ、その子供を中央の集落の家へ送るように準備する。

 例えば、生贄に何かの重大な危機が訪れるのなら、白い狼煙を上げ、その狼煙の元に何があるのかを確認するように、など。


 空から来たアレに、こちらの位置を知らせるのを良くないと思い、アレに対するための人数を揃えるための集合の合図としては狼煙は使われなかったが、カルタが集落にいないのなら、これから先は狼煙を見逃してはならない、と、ハイクは考える。

 狼煙の合図はあくまで、生贄の子を中心に据えて組まれたものだからだ。


 仮に、空を飛ぶアレが敵であり、今すぐにでもカルタを奪おう何て考えの元に動いていたのなら、大量に赤い狼煙が上がる事になるだろう。

 狼煙は基本、色でその役目を決められるが、本当にどうしようもないほど重要な時は、より見つかりやすく、緊急である事をあらわすために複数の狼煙が上げられる事になる。

 赤い狼煙が複数上げられた場合の内容は「年齢が適齢期に満ちていなくとも、今すぐとにかく生贄の子を生贄として奉げよ」という内容になる。


 空から来たアレ、アレが敵である限りは、そうなる可能性が非常に大きい。

 無為に殺される、奪われるよりは、例え多少早くとも生贄の子を生贄として奉げてしまった方がはるかにマシだから。



 もし、その狼煙が上がったら俺は……ハイクは考える。




 カルタを生贄に奉げなければならないだろう。

 それが義務だから。

 しかし、自分の望みは最後の時までカルタに関わり続けたい、だ。


 その両方を満たすためには……自分も、カルタと同じように生贄の場に。


 山に居ると言われている神。

 具体的にそれが何者であるかは誰も知らない事だが、どこにいるかは知っている。

 島の中央にある山、その中腹から入れる洞窟があり、その奥に生贄が行く事で、儀式が終わる。

 中で何が行われているのかを知っているものは一人としていないが、生贄が洞窟に入り、大きな熱気がその洞窟の穴から噴出してくることで、儀式の完結を知らせるのだ。


 奉げられた生贄は帰ってくることは無い。

 その熱気が噴出されるのを見届けた時に、儀式は終わるのだが、この儀式の取り決めは雑だ。

 決められたルールはたった一つ。

 生贄の子が15になった時に奉げよ、と、それだけ。

 生贄が奉げられる事を確認する為に、あるいは最後の時を看取る為に、少なくない人数が洞窟の側まで付き添うが、本来はその付き添いすら必要とも不要とも言われていない。

 単に場所を覚える者が居なくなると困るから、と言う事で付き添っているのかとすら思えるほど。


 そして、儀式の時以外に誰もその洞窟に近づきもしないのだが、それもまたそういう取り決めがあるからではない。

 単に生贄の儀式が心底恐ろしい物であり、神の勘気に触れる可能性を避けるためのもの。




 そこまで考えて、一つの閃きがよぎる。


 神がルールを定めていない部分なら……何をしても良いんじゃないのか? と。

 生贄の儀式はウタ島でもっとも重要な儀式だ。

 だから、例え大昔に決められた事であろうとも、やらなければならない事、やってはならない事なんてのは、とても正確に受け継がれてきている。

 やらなければならない事は、生贄の子が15歳の時に生贄に奉げる事だけであり、やってはいけない事は、生贄の子を奉げない、それだけ。


 つまり、それ以外には何をしても良い筈なのだ。


 生贄が入る洞窟……儀式の時に、生贄の子が入る以外では誰も近寄らない場所だが、そこに入ってはいけないなんて取り決めは無い。

 生贄の子しか入らないが、部外者が入ってはならないなんて、そんな取り決めすらない。


 ならば、カルタが生贄として奉げられる時に、一緒に入る事もできる、はずだ。

 そうすれば、カルタに最後まで関わり続けることもできる。


 誰か、カルタ以外の身代わりで許してくれ、そういう直訴が受け入れられれば……



 ハイクにとって、それは何もかも自分に都合の良すぎる妄想に過ぎないと、冷静な部分ではわかっているが、とても魅力的な案に思えてしまう。


 無理だろう。

 いや、いける。

 無理だ。

 大丈夫だ。

 許されるはずが無い。

 禁止されてはいない。

 馬鹿なことをして、後に残る人たちの事を考えろ。

 俺はそれ以上にカルタが……


「な、なんだ!?」

「え? どうしたのハイク」


 頭の中で自問自答して、まだ考えがまとまっても居ないが、外からの刺激でそんな考えが全て吹っ飛ばすような音が聞こえた。



 生贄の子は、ウタ島の住民の一般的な人間と体の作りが少し違う。

 優れた部分も多いが、そうでない部分が無いわけじゃない。


 例えば視力、遠くの物を見るのは生贄の子の方が得意だが、近くの広範囲な物や、動いてる物を見るのは一般的な人間の方が得意だったりする。

 そして、聴覚、あるいは振動を察知する能力も、基本的に生贄の子よりも一般人の方が高い。


 その感覚が一つの異常を捉えたのだ。


 ブォンブォンと、何か空気を恐ろしい勢いで吐き出すような音。

 それに加え、ガリガリと何かを削るような音に、ガサガサと葉の擦れるような音。

 それらが一つにまとまった、聞いた事もない音なのだが、それが、近づいている。


「な、何かが近づいている!」

「えっ」


 まだハイクにしか聞こえていない音だが、カルタたちはハイクの発言に驚きこそすれ、疑いはしない。

 ハイクの方が耳が良いことを知っているのだから。


「何が近づいてるの?」

「わからないっ、に、逃げ……」


 果たして逃げ切れるのか。

 ハイクの感覚器官は、それはもう凄まじい速度で音の発生源が近づいてきているのを捉えている。


 空からやってきたアレ、そして今、森の中を走り自分たちに近づいてきている何か。

 未知のその二つ、無関係とはとても思えない。


 ピンポイントでここに……生贄の子達を追ってやって来たと言うのなら。


「ち、ちきしょう! カルタ! お前たちだけでも逃げろ!」


 考えてる時間は無かった。

 もう考えてから動くような余裕が無い以上、考えずにその場その場の判断で動く以外にない。


「くっ……ごめん、いくわよ!」


 カルタは察しが良い。

 ハイクよりよほど頭がいいのだから、少ない言葉でも何をすべきかを分かったのだろう。


 子供達を引き連れて逃げようとしたのだが


「まてい!」


 ざんっ、と木々の葉や枝を押しのけ、それは空から振ってきた。

 予想より速すぎる到着だが、ハイクは考えるより先に体を動かすべく、殴りかかろうとして硬直した。


「この賊どもがッ! 何賊か知らぬが、このメウチ国・初代御神体である、サミングさんに見つかったからには、ただで済むと思わないことね! 今宵の私のヌンチャクは血に飢えているわ!」


 突然空からやってきたそいつ、その姿は。

 今も尚ドッドッドと音を鳴らしながら振動する、前後に車輪のついた巨大なバッタのような不思議なものに跨っている者。

 体節の露出していない、柔らかそうな肌。

 顔の面積に比べて小さい目。

 

 その特徴は、まるで


「い、生贄の……子?」

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