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3・気をつけろやサミング!

 ドスコイ国はもはや終わりだ。

 ドスコイ国に住む者達は殆どがそう思っていた事だろう。


 立て続けに起こった天変地異、その影響でやせ細り一次産業さえままならなくなった土地、異常な速度で増えるモンスター軍団。

 人の住む土地としてこれほど終わった国は無い。

 もはや終わりを待つだけだ。


 国を捨てて船で国外へ逃げるように移住した者達はまだ良いほうで、勝手な終末論で他人を巻き込んで周りの足を引っ張り、たとえ終わりつつある国でも何とか生きようともがく者を邪魔していた連中はどうしようもない。


 そんな問題もどうにかこうにか片がついた時にはドスコイ国の総人口は全盛時の100分の1まで落ち込んだ。

 だが今ドスコイ国に残る者は子供から老人に至るまで生きることを諦めない連中だ。


 そんな者たちのために、なんとか安住の地を探してやりたいと思うのは当然の事。


 ゆえに彼らは開拓者に志願し、まだ未発見の新しい土地を求めて旅に出た。

 彼らの旅はあくまで全体を活かすための活動の一つの種類でしかなく、物資もほぼ片道分しか用意されていなかったので見る者が見れば体の良い人減らしの一つに見えたかもしれない。


 ドスコイ国では何とか生き延びるために他にも土壌改良や生きる人間自体の改造など、様々な方向性で活動が行われていたのだから。



 だから未発見の大陸を発見した時、彼らはおおいに喜んだ。


 未発見の新大陸は、一体どういう理屈で現れるのか、もとからあった大陸群と何がどう違うのかは分かっていないが、それでも分かっていることはいくつかある。

 基本的に土壌は豊かであり動植物にとってとても住みよい土地であり、植物は生い茂っている物の原生の動物はほぼ居ない、居たとしてもそれ程大した勢力ではなく人が移住するのを妨げる物ではない。

 さらに不思議な事に数百年単位で見なければわからないことだが年々面積が広がるというのだ。

 移住先の土地としてこれほど適したところはない。

 しかも大概人が発見する時には元からかなりの広さになっているおかげで土地を競って奪い合う必要もないほどにあまっているのだから。



 だがそんな未発見の新大陸を見つけた彼らの使命はそこで終わりではない。

 その島の座標を記録し、再びドスコイ国へ戻り国の民達をここへ導かなくてはならないのだから。


 皮肉な事に国民の数が減ったお陰で移動する人間の数自体が減り、移住の困難さは減っているだろうとは言え基本的に雲海の旅は危険な物である。

 ゆえに新天地が見つかった喜びだけではしゃいでいられる時間は無い。

 彼らはすぐにその大陸で得られる物を補給し、その大陸での受け入れ態勢を整えるための人員として十数人の人間を大陸に残し再びドスコイ国へと帰還の旅に出た。




 その旅の結末がこれか。

 くやしさで頭がおかしくなるんじゃないかと思った。


 あと数日もあればドスコイ国へ到達し、そこから国民総出での移住計画が始まるだろう。。

 ありえない話だが仮に彼らが知らないうちにドスコイ国での問題が全部解決していて移住するまでも無く国が救えていたとしても新大陸の発見はけして無駄にはならない。


 そんな希望に満ち溢れた旅は空賊の奇襲で終わりを迎えてしまった。

 旅の終わりを想い気が緩んでいたのだろうが突然の奇襲になす術もなく。

 さらに彼らは所詮は層の薄いドスコイ国の中でも活動を失敗して帰還しなくても良い捨て駒として使われるほどなのでそれ程腕もよろしくない。

 船の人員は成人を前にした者が大半だ。


 ただでさえ奇襲な上に敵はこちらよりも強い。

 これで彼らの勝ち目は無くなった。


 彼らの勝利は空賊の撃退や、敵の殲滅などではなく安全に国に帰り国の者達を無事に進展地に送り届けること。

 しかし彼らはもはや逃げることも出来ない。

 ならばと抵抗したのだが精一杯の抵抗も空しく、1時間足らずで船は制圧されてしまった。




「やれやれ、抵抗がしょぼい所は悪くなかったがな……なんだお前ら? なんで金目の物持ってないんだ? 舐めてんのか?」


 空賊の、頭だろうか。

 中年から壮年くらいにさしかかりそうなドワーフ男が縛り上げられ甲板に転がされた船員の腹を蹴りながら自分勝手な事を言う。


「お前ら自分が何のために生きてるのか知らねーみたいだから教えてやるよ。お前らは俺の糧になるために生きてるんだ。それなのに金目のもの物もなく持ってるのが少ない食料と水と燃料だけってふざけてんのか?」


 勝手な事を言うな! 誰もがそう叫びたかったが全員が鉄の自制心で堪える。

 限りなく低い可能性だがこいつらがこのまま船の荷を全部回収するだけで済ます事もありえるのだから。

 船は奇襲でボロボロ、まともな旅が続けられそうにもないが生きてさえ居ればドスコイ国まで帰れるかもしれない。

 新天地の情報を持って帰り終わりを待つだけの国民を救わねば成らないのだから下手なことは出来ない。


 だから彼らは空賊の身勝手な言葉にも反論もせずに屈辱を腹の中に飲み込んで吐き出すことはしなかった。

 空賊の気まぐれを期待してでも生き延びようとする意思を全員が持っているのだ。


 しかし、若く未熟な船員達がそんな覚悟を持っていたことが原因というべきか。

 彼らは何かを持っている。それが見抜かれてしまう事になった。


「てめえら何かあるみたいだなぁ……おい! こいつらの船の中身はちゃんと調べたんだろうな!」

「へい、調べちゃいますがろくなモンはありませんぜ」


 口に出すわけにはいかない。

 新天地の座標の数字は全員の頭の中に叩き込んでいるが、念のために船底にも座標を刻み込んでいる。


 未発見の大陸というのはドスコイ国だけでなくどこの国でも欲している物だ。

 この空賊たちが仮にドスコイ国に新大陸を売ってくれるのなら、業腹だがドスコイ国は救われる事になる。

 しかし他の国に売られたら……そう考えればとてもではないが口にできる物ではない。

 ゆえに彼らはより一層硬く口を閉ざそうと決意した。


 そんな彼らの態度が悪かったと言うのは酷であろう。



「この近くは確かドスコイ国だったなぁ……こいつらの荷の量から言って目的地はあの国なんだろうがあんな終わった国に何を好き好んでいくものかねぇ」

「ッ!」


 自分達の国に対する侮辱の言葉に頭がカッとなる。しかしそれでも彼らはなけなしの自制心を総動員し表情には出さない。

 それを良い事に空賊どもはドスコイ国に対する侮辱の言葉をどんどん重ねていく。

 こいつらが言葉を重ねるたびにその汚らわしい口にクソでも突っ込んで栓をしてくれようかと言いたくなるが、何も言うわけにはいかないのだ。

 自分達及び国に対する侮辱の言葉も言わせておけ、今は生き延びる事こそ重要なのだから。


 そう思っていたのに。


「未発見の大陸を発見したか」

「なっ!?」


 知られてはいけない事が知られてしまった。

 一体なぜ。新大陸の座標は船員の記憶と、船の底に刻んだものだけで第三者がそれを知るには船の外から下に回りこまねばできない事なのに。


「おぉ、当たりだったか。カマをかけてみたが一発で正解っつーのは俺の洞察力だなぁ」


 言われれば簡単なことだ。

 ドスコイ国の現状を知っているのならドスコイ国の人間が外からドスコイ国へ向かう場合、その理由は2つくらいしかない。

 何度も移住先の外国とドスコイ国とを往復しているのか、何某かの打開策を持ってドスコイ国へ帰還したのか。


 この船の未熟な人員を見れば何度も往復するようなベテランには見えないので後者以外とは思えまい。

 その上でドスコイ国救済のための打開策となればそれこそ移住するための新大陸の発見くらいしか無いか……


 人としても開拓者としても未熟な彼らでは人の命を食って糧を得る極悪人どもと張り合うことなど到底出来るわけもないのだが、それでもなんとか出来なかったのかと後悔だけが募る。



「さぁて……新大陸の座標はどこに記録してる? まぁお前らの頭の中には確実にあるだろうからちょいとばかし物理的な尋問でもすりゃ分かる事だが……自分から言う気は無いか? 楽~に殺してやるぜ?」


 ヘラヘラ笑いながら武器をちらつかせる空賊たち。

 もはやこれまでか、皆がそう思っていたときにそれは現れた。



 ドンッ、と空から甲板に降ってきた何か。

 その音に甲板上の全員の目が向いた。

 一体何の奇跡か、どこから現れたのか。


 前後に車輪の付いた馬のような何かに跨ったオーガの少女。

 少年と見紛う様な服装でまだ二次成長も遂げていないのだろう、体型も少年のようだが顔だちは少女のものだ。

 オーガの肌は基本明るい色や濃い色がついたものが多いがその少女は日に当たったことが無いのかと思わせるほどに白い肌をしている。

 高いところで縛ってポニーテールにしている髪は艶のある黒で、瞳の色もまた黒い。


 その少女の登場に、まるで時間が止まったかのように全ての者が動きを止めた。



 まるで空から降ってきたとしか思えないのに空には何も無い。

 少女は車輪つきの何かに跨ったまま目をつぶり何度か大きく呼吸をした。


 それが数秒続けばいい加減慣れたのか、止まっていた空気が動き出した。


「おいてめっ」


 少女の着地点の近くにいた空賊が恫喝か詰問か、なんらかの言葉を出そうとしたのを遮るように少女が動く。

 車輪つきの何かから降り、つっかえ棒のような物を蹴りだし車輪つきの何かを固定してから周りを見回し、そして一番近いからということだろうか。自分に話しかけてきた空賊の男の方を向き口を開いた。


「空賊が、ゴミの分際で分を弁えずに開拓者の船を襲い、今にも精一杯生きているはずの開拓者の命がいたずらに失われてしまうかもしれない。そんな状況と見ていいのかしら?」


 幼い顔立ちに似合わぬ言葉を吐く少女。

 その感情は正義や道徳を背負っているものではなく純粋に怒り、憎悪、侮蔑、そういったものが感じられた。

 その矛先の向けられる先が悪行に対するものなのか、空賊という存在に対して向けられるのもなのかはわからないが。


 しかしそんな言葉を言われて黙っているような輩は空賊にならない。

 何の生産性も無くこの世に外資かもたらさない分際で空賊というのは皆謎の自尊心を搭載している者達。

 ゆえに空賊に対する侮辱の言葉には怒りで返す。


 ドスコイ国の開拓者達は逃げ場なんてないとはわかっていても少女に逃げろと叫びたかったが尋問……いや、恐らく拷問をするために全員が喋れないように口を封じられていて声を出せない状況だった。

 つまりこれからあの少女が殺されるのを……悪くすれば、否。十中八九、犯されてから殺され更に死体を汚されてしまうだろうその狼藉を止めるどころか逃げろと促すことすら出来ずに見るしか出来ないということだ。


 そう思っていたのだが


「あたっ!」


 少女が気合の声と共に何かを振るった。

 その何かは少女が腰にぶら下げていた物で二本の金属の棒の互いの片端を鎖で繋いだ物。

 彼らはその武器の名称を知らないがその武器はヌンチャクという武器であった。


 その振るわれたヌンチャクは少女に掴みかかろうとした空賊の目の部分を、まるでダルマ落としの一つの段のように綺麗に吹き飛ばしていた。


「あ……あ? あれぇ目が……目が見え……えべ?」


 一瞬浮いていた額から上の頭部が重力に従いベチャリと空賊の残りの下部分の上に落ちるとそれまでなんとかバランスを保って立っていた空賊は死体となり倒れた。


 少女は空賊に一瞥もくれず両手を使ってヌンチャクをヒュンヒュンと振り回し片方の棒を脇の下で挟んで構えた。


「開拓者の空は何人たりとも汚すことは許されない」


 その言葉に込められた意思はどれほどのものであったか。

 先に見せた少女の実力に加え空賊から空を守ろうとするその意志力。


 その二つが揃ったことで完全にこの空賊たちの運命は決したかに見えた。

 しかし空賊というのはどこまでも下劣で卑怯な存在だったのだ。



「へ、へへへ……動きに無駄が多いけどよ……いきなり襲い掛かって言いがかりは止めてくれよ」

「ヌンチャクを極めた私の動きに無駄が? ……ん? 言いがかり?」

「そうだよ、言いがかりさ。俺達は空賊に襲われた開拓者だが今こうやってなんとか撃退した所さ。ひでえやつらさ」


 なんてズルイ奴等であろうか。

 自分達が空賊のくせに。善良な開拓者に空賊の汚名を被せ、その上でクソ以下の空賊が開拓者を名乗る。

 こんな酷いやつ等見た事が無い。


 しかも厚かましくも空賊の頭は更に続ける。


「ひでえひでえ! お前は今善良な開拓者を殺したんだ! クズ野郎! てめえこそが空賊じゃねえか! 違うか! ああん!?」

「……」


 少女が何も言わないのを良い事に、周りの空賊どももそうだそうだと喚きたて。更に空賊の頭は調子に乗る。


「てめえ! 空賊じゃねえってんなら今すぐ武装解除して全裸で土下座して降伏しろや! そうじゃねえってんなら誇りある開拓者の俺達が黙ってねえ! てめえは空賊か! 開拓者か! 行動で示せや! ついでに侘びとしてその変な車輪のヤツも俺らによこせや!」 



 なんと厚かましい連中であろうか。

 ドスコイ王国の開拓者達はその言葉を聞き脳味噌が腐りそうな錯覚さえ覚える。

 しかしあの少女がこのクズどもの言葉を信じてしまったら……そう思うと気をつけろや! と叫びたくなるが口が封じられて叫べないのだ。


 一体どうなるのか……もはや見る事しか出来ないドスコイ国の開拓者達は気が気でなかった。






 サミングは激怒した。

 空賊たちのあまりの身勝手さにだ。


 目を見ればわかる、こいつらはゴミだ。

 そのゴミの分際で開拓者を名乗るとはこれ以上の侮辱は無い。


 その上で喚き散らすこいつらの戯言は9割以上は右から左だ。言葉を聞きとめて自分の中に記憶するだけで腐りそうだ。


「かいたくしゃあぁ? あんたたちがぁ? だったらその拘束されてる人たちの口を聞けるようにしてみなさいよ。なんで口を閉ざしてるのかしら?」

「へ、へへへ……こいつら空賊だからよ。変に喋らせても碌な事いわねえ……だから口をふさいでんだよ。開拓者だったらわかるだろ?」


 わかるかボケ。

 それがサミングの答えである。


 この世界、基本空賊は捕らえても口をふさぐ必要はない。

 空の上であればそのまま雲海に落とせば良いし陸地の上でも殺すくらいしか先は無いのが空賊だ。

 口を防ぐのも一苦労なのだからそんな事やるわけが無いのだ。


 すでにその時点でこいつらが空族だと判る材料になっている。分かっていないのは空賊だけだ。


 空賊は船の荷だけでなく何かしらの隠された物、あるいは本来の持ち主でしか使用法がわからない物を吟味するためにもまずは開拓者を襲い拘束し、情報を引き出そうとするのが一般的だとサミングは習っている。

 その上で空賊はクズだという事も。

 更には自分の命をかつて奪ったのも空賊だ。


 そんな輩が開拓者を名乗る。これほどの侮辱は無い。


 こいつらの言葉は所詮言葉でしかなく、一切を無視して皆殺しにしてやりたい衝動に駆られるが万が一ということもある。

 まずこいつらが空賊で間違いないとは思っているのだが。


「さぁて……善良な開拓者を一方的に襲ったお前は空賊だ! だったら何をされても文句は」

「サミング様」


 さてどうしてくれようか。

 サミングがそう悩んでいると空賊どもが調子に乗った言葉を続けようとしたのだがその言葉を断ち切る声があった。

 この声はミイちゃんの声だ。


「むう」


 サミングが意識を後ろに向けるとサミングの影からヌーッとミイちゃんが生えてきた。

 相変わらずの薄汚い包帯ミイラがボロをまとったような姿で不気味である。

 ミイちゃんの登場に周りのクズどもが驚くのは良いが拘束されてる開拓者の人たちまで驚いてるから後でフォローが必要かしらと少しだけ思うサミング。


 そんなサミングにミイちゃんは言う。


「折角ですのでこういう場合の対処法を教授します」

「ほう」


 そんな方法があるとは。

 しかし出来るというのなら覚えた方が役に立ちそうな技に違いないと思いサミングは早速ミイちゃんに聞く。


「どうするの?」

「こうするのです。空賊マンよ、受けー!」


 ミイちゃんが突然命令をした。すると


「は、はい。空賊マン浮きます」


 全空賊がうつろな目でフワーッと浮かび上がったではないか。

 これは一体!?


「催眠術です」


 サミングはそんなん自分に出来るの? と半信半疑だが今は無理でもそう遠くないうちにこのくらいは簡単にできるようになるだろうといわれた。


 ミイちゃんの催眠術は弱めにかけていたのか、空賊たちは浮遊を終え船の上に立ったがその時には何が起こったのかを理解していた。


「さあて、間抜けは見つかったようね」

「ちょ、ちょっと待てよ! そんなん信憑性が無いだろ!?」

「本当はそんな物は必要ないのよ。見りゃわかるんだから」


 サミングはもはや問答は無用とばかりに殺気を放つ。

 さらに、空賊たちの顔の前に「空賊」という半透明の文字が浮かび上がる。


「な、これは一体……」

「死の宣告だ。サミング様、わかりやすいように目印を付けておきました。一応あの船にも何人か居ますがこの近辺に居る全ての空賊全員につけておりますので間違うこともないかと」

「パーフェクトよミイちゃん。ついでに開拓者の人たちを守っててくれる? 空賊を殺す役割は私が貰うけど」

「かしこまりました」


 ばふっ、と音を立てミイちゃんが黒い煙のようになって消えたかと思ったらいつの間にかに集められた開拓者達の傍にいた。

 あれはサミングがやったワープとはまた違った技術なのだろうか? そんな事も気になったが今やるべき事は決まっているのだ。



「空賊風情が開拓者を名乗ったこと、後悔させてくれるわ」

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