038 番外編 カスタム○ャストでウェンディを作ろう&モンスターについて
無課金の範囲内。数値はそのときの気分で決めているので、これまでと微妙に違うかも。好みで調整してください。
【ボディパーツ・女性タイプ】
顔 プリティフェイス・タレ目
肌 通常肌・褐色
前髪 スプリングカット・黒
後ろ髪 ポニーテール用ヘアー
もみあげ エアリールーズもみあげ
ポニー オーバーライドポニー
アホ毛 フロントカーブ
眉毛 キリ太まゆ
目 ノーマル・青
ハイライト シンプル
ほくろ、タトゥー、ネイル、リップ、八重歯 なし(あるいはお好みで)
【ボディカスタム】
輪郭 10(髪型により微調整)
顔サイズ 45/40
眉 55
目サイズ 15/40
目の位置 20/100(前髪が上に長めなので限界まで上に。髪型により微調整)
目閉じ 0
瞳 40/50/65
身長 20/25
胸の形 50/0
胸の位置 40/50
胴 40/5
首と肩 60/35
腕 40/55
尻 65
脚 5/40
【パーツカスタム】
すべて初期設定のままでOK、好みでポニテやもみあげの長さを調節
【ドレスパーツ】
剣とか適当に戦士っぽいもの
衣服はヘソ出し多め、ただしエロを強調する感じではない
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例によってメタ会話。本編重視なら飛ばしてください。
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ヒデト「もはやマンネリ化した番外編、今回はウェンディか。カスタムキャ○トは男も作れるんだぞ、俺は?」
ロッタ「それはこちらの方々から説明してもらいましょう。院長先生、どうぞ~」
マノン「はい、というわけでやって来ましたマノンです」
ウェンディ「勿論あたしもいるよ」
フィーネ「さて、私たちは交代いたしますわ。ごきげんよう」
リーズ「じゃ、後はお願いします……」
メイベル「ところでおっぱいメガネ、お菓子持ってきたわよ。魔法オーブンで焼いた試作品」
エレナ「あら。それならお紅茶でも淹れましょうか」
アニス「いいですね、女子会です!」
ジョゼット「ホントはお勉強のお時間なんですが……これも社会勉強ですね」
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ヒデト「で、院長先生。なんで俺よりウェンディのほうが先なんですか。俺、いちおう主人公なんですけど」
マノン「あなた、レディファーストってご存じ?」
シスター・エリー(以下エリー)「そうですわよ。ガツガツした男は嫌われますわ」
ヒデト「あ、フィーネが退がった理由が分かった。口調が同じで紛らわしいんだ」
シスター・マルティーヌ(以下マルティーヌ)「正解。そのフィーネも言ってたでしょ? 忍耐は神の教えに叶うことなのよ」
ウェンディ「そーゆーこと。あと、男は読者が求めてないだろうし」
ヒデト「ぐぬぬ」
マノン「では納得していただいたところでお題を決めましょう」
ウェンディ「それこそネタ切れな気が。エディットの補足、装備、ネーミング、魔法、あと何があります?」
ヒデト「ん~、モンスター?」
マルティーヌ「この私の可愛い人?」
エリー「それはピン○レディーの歌ですわ。でもそれくらいしかありませんわね」
マノン「といっても、ここまで直接戦ったのはゴブリンだけなのよね。ドラゴン討伐のシーンは出てきてないし、ラビットやウルフは台詞だけ。そもそもこの世界のモンスターってどうなってるの?」
ヒデト「まず強さから言うと、他の作品に比べて弱いです。よく聞く災害級とか、一匹で国を滅ぼすようなやつは出てこない、ていうかいません」
ウェンディ「でもさあ、神話伝説には単体で世界の脅威になるやつが出てくるじゃん。ガチでいないの?」
ヒデト「いない。作者がそういう『生物の一個体の範疇を超えた魔物』は『異民族や自然災害などの暗喩』と解釈してるのも影響しててな。例えばギリシャ神話には天を支える巨人アトラスってのがいるが、これも実際にはアトラスって族長の率いる異民族を征服した史実が伝説化したもの、とか。ちなみにヘスペリデスの黄金の林檎の正体はバレンシアオレンジって説もあるぜ。だから、例えば俺たちが大河の治水工事を行ったとしたら、後世では『勇者たちは大陸を覆う大蛇を退治した』って伝説になるかもな。まあそれは冒険者の仕事じゃないけど」
マノン「もし本当にそんな魔物がいたら、いくらあなたやあなたのお母様でも、もう個人の力でどうこうできる相手じゃありませんものね」
ヒデト「ええ。人がそこまで強くなれたら苦労しませんし、仮になれても、スペシャルな個人への依存はいずれ限界が来ますからね。まあ、この小説と関係ない別作品なら単体で星を滅ぼすやつが出てくるかもですが、本作は違います」
エリー「ですわね。5話でも『魔法で大陸消し飛ばすようなキャラは登場じゃなく存在しない』って書かれてましたし」
ヒデト「そもそも作者は四十年くらい前の古い本をメインの資料にしているから、今時の作品とは少し違うんですよ」
ウェンディ「エッセイで書かれてた『RPG幻想辞典』とか『ウィザードリィのすべて』なんて、名著ではあるけど八十年代の本だもんね。逆張り?」
ヒデト「いや、単純にレトロ趣味だとさ」
マルティーヌ「古い作品の主人公やモンスターって、インフレが繰り返された近年の漫画とかに比べて、リアルに近い強さである割合が高いのよね」
エリー「ギリシャ神話や中世騎士物語もそうですわね。ヘラクレスやランスロットは作中最強ですが、惑星を破壊するような漫画的スーパーマンじゃありません」
ヒデト「作者の愛読書、ベニー松山の『隣り合わせの灰と青春』の主人公スカルダや、鈴木直人の『ドルアーガの塔』のギルガメスもそうですね」
ウェンディ「てこたぁ、本作のモンスターの顔ぶれは」
ヒデト「昔ながらの魔物だな。ゴブリン、オーガ、キメラ、でかい虫類、サラマンダー、セントール……。もちろんスライムは割と強いほう。俺が討伐したグリーンドラゴンだって、森林に生息、温厚だが邪悪、塩素ガスを吐くといった特徴は古典的なものだ。大きさも十二メートルほど、今時のゲームの巨大モンスターに比べたら小さい」
マノン「それでもこの世界では最大級ですけどね。聖ゲオルギウスが退治した竜なんて、絵によってはワニくらいしかありませんもの」
マルティーヌ「あれじゃコモドドラゴンですよね」
ヒデト「メタ的なことを言うと、あまりにでかいと大規模攻撃魔法でしか倒せなくなります。俺のメイン武器である槍の穂先は大身といっても六十センチ強、野太刀の刃渡りも一メートルそこら。何百メートルもある魔物だと皮膚しか斬れません」
マノン「ああなるほど。主人公と師匠っていう、作中最強キャラの双璧が剣士だから、武器が骨や内臓に届く範囲の大きさでないと作劇上まずいのね」
ヒデト「ええ。剣に魔力を込めて飛ばす必殺技はありますが、特定の武器や技にこだわらない方向性で書いてるのに、毎回同じ技で倒すわけにいきませんし」
ウェンディ「あたしらの見せ場だって要るしね」
エリー「巨大化する魔法が出てくる作品もありますけど、それを使うのもアレですわよね」
ヒデト「それだと絵面がファンタジーから特撮になりますから……」
マルティーヌ「でも、そもそもモンスターと戦う機会そのものが少ないんじゃないかな。3章まで終わって、バトルは人が相手のほうが多いもの」
マノン「苦戦した強敵に至っては人間オンリーですね」
エリー「真に邪悪なのは魔物じゃなく人ってことでしょうか?」
ヒデト「そんな深い意味はないですよ。作者は古典的ファンタジーだけでなく時代劇も好きですからね。3章だって話のノリは時代劇でしたし、今後も人間相手のバトルが多めになると思います」
マノン「今風の敵は魔族くらいかしら」
ヒデト「まだ詳しいことは分かってませんが、魔界に生きる中で比較的人間に近い種や、儀式で悪魔の力を得た人間がこれに該当します。容姿はまちまちですが、我々と大差ないやつも多いとか」
ウェンディ「いずれ戦うことになるんだろうなあ。フィーネに思いっきり差をつけられてるあたしが戦力になれるか分かんないけど……」
フランツ「ちょおぉーっと待ったあぁぁ!」
ヒデト「今回は領主様!?」
フランツ「私だって出番が欲しい。さてウェンディくん、悩んだときは方向性を見直すのも手だよ」
ウェンディ「ていうと?」
フランツ「考えてみたまえ。フィーネくんはパワータイプ、リーズくんは物理と魔法の違いはあるがやはり一撃必殺タイプ。スピードタイプの枠が空いている」
エリー「言われてみれば」
マルティーヌ「ロッタさんは、どっちかというと指揮官タイプだもんね」
マノン「そうね。ゴブリン戦でも、リーダーシップを発揮していたのは彼女でした」
フランツ「ということだ。聞いた話だが、サムライの祖国には『ニンジャ』なる神速の戦士が存在するらしい。それにクラスチェンジという手はどうだろう」
ウェンディ「なるほど。でも肝心のニンジャの技術を教えてくれる人が……」
ヒデト「あ、それなら俺がある程度なら。母さんから隠密行動からの不意討ちとか、ニンジャ独特の戦法は教わってるぞ」
(中略)
マノン「領主様? まさかウェンディさんを裸忍者にするおつもりで?」
フランツ「いやいやいや、決してそんな」
マノン「とりあえずこちらへ。懺悔をお聞きいたします」
フランツ「はい」
ウェンディ「それはそうとクノイチって、ファンタジーだとスピードタイプの戦士だけど史実ではハニトラ要員なのね。なんか文句言われそう」
ヒデト「そこはフィクション寄りでいいだろ」
ウェンディ「で、でもさ、あなたにだったら、あたし……」
ヒデト「えっ」
ウェンディ「だ、ダメかな……? あはは、ダメだよね。あたし、ロッタみたいな気遣いできないし、フィーネみたいに胸大きくもないし、リーズみたいにお淑やかでも、姫様みたいな愛されキャラでもないし。ゴメン、忘れて」
ヒデト「そんなことないさ」
ウェンディ「ありがと……嘘でも嬉しい」
受付嬢「待てやコラァァ!!」
ヒデト「げぇっ受付のお姉さん!」
受付嬢「ギルド職員として、不純異性交遊は許しませんよ! ていうかウェンディさん、ヒロイン化の当落線上にいるからって抜け駆けは許さねぇぞオラぁ!」
マルティーヌ「ジョゼットさんといい、本作には威勢のいい女性が多いよねぇ」
エリー「さて、ここは神の名のもとに罰を与えるべきですわね」
マルティーヌ「そうですね、冬に使う泥炭掘りでもしてもらいましょう」
ヒデト「ええ……」
エリー&マルティーヌ「あ゛!?」
ヒデト「やらせていただきます……」
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魔王「あのさあ……私プロローグに当たる一話でしか出番ないのよ? そろそろ存在ほのめかすくらいしてもいいんじゃない!?」
裸忍者
RPG「ウィザードリィ」の忍者は、何も装備していないと成長とともに防御力が上がる。超絶回避&荷物持ちのため裸で冒険する高レベル忍者のこと。




