020 番外編 カ○タムキャストでフィーネを作ろう&キャラの装備について
今回はフィーネ。数値に書き間違いはないと思いますが、違和感があったらテキトーに調整してください。
【ボディパーツ(女性タイプ)】
顔 プリティフェイス・ノーマル
肌 通常・肌色
前髪 パピーボブフロント・あらかじめ用意されてるオレンジ
後ろ髪 ワイルドロング
もみあげ エアリールーズもみあげ
ポニーテール なし
アホ毛 フロントカーブ
まゆ毛 かなり太まゆ・黒(新規の女性キャラと同じ色でOK)
目 アニマルアイリス・黄色
ハイライト ブライト
ほくろ、タトゥー、ネイル、リップ なし(もしくはお好みで)
八重歯 牙歯
【ボディカスタム】
輪郭 20
顔サイズ 50/45
眉の上下 45
目サイズ 10/55
目の位置 15/100
目閉じ 0
瞳 35/65/100
身長 45/35
胸形 105/0
胸位置 20/25
胴 45/5
首と肩 55/80
腕 85/60
尻 90
脚 5/65
【パーツカスタム】
後ろ髪 0
もみあげ 100
あとは初期設定のままでOK
【ドレスパーツ】
帽子 ネコミミ(白)
髪飾り 髪留めエクステ(左右・黒)
しっぽ 猫しっぽ(黄色)
で三毛猫の獣人っぽく。実際はしっぽも三毛
体の大きさ的にメインクーンの獣人なのかもしれないけど、長毛種のふさふさしっぽだと狐と紛らわしいのでねこしっぽでよい
その他、メタルシールドや鬼の金棒など
設定だと料理が得意なので包丁やおたまも可
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再びメタい会話です。例によって本編の雰囲気を重視するならスルー推奨。
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ロッタ「さて、お掃除はヒデトに任せて、宿に戻ろっか」
フィーネ「そうですわね、そろそろお腹も空いてきましたし」
リーズ「二人ともひどくない……?」
ロッタ「いいのいいの。甘やかしちゃダメだよ」
フィーネ「奉仕の心は神のご意志に叶うことですわ」
リーズ「そんなものかなあ……」
フィーネ「ではヒデト、私たちはこれで。ごきげんよう」
ヒデト「ぐぬぬ」
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フィーネ「というわけで、宿に戻ってきた訳ですが」
リーズ「お父さんから伝言よ。『ちょっと文字数稼いどいて』だってさ」
ロッタ「んー、何話そっか」
リーズ「私たちの装備とか?」
フィーネ「それでいきましょう」
ロッタ「まずは主人公のヒデトからが筋だよね。桜色に対して黒、太陽に対して月の前立といった具合に、基本的には師匠でもあるジュリア様のと対になってて、東方の戦士『サムライ』を模してるんだっけ」
リーズ「現地から輸入したわけじゃなく、こっちの職人がジュリアさんの注文で作ったものだから、細かいとこはだいぶ違うけどね」
フィーネ「戦国時代の南蛮胴だって、西洋のプレートアーマーとは別物ですものね。あくまで『ファンタジー風なんちゃってサムライアーマー』ですか」
リーズ「そ。ちなみに前立の由来は、月は太陽の光を浴びて輝くことと、まだ半人前だっていう戒めなんだって」
ロッタ「実際本人も『母さんに比べたら青二才』と認めてたもんね」
リーズ「あと、初期案だとジュリアさんの鎧は源平合戦頃の大鎧で、ヒデトのが戦国時代の当世具足の予定だったんだって。具体的には、ヒデトのが家康の鎧を金色から黒にして前立つけた感じで、ジュリアさんのは義経」
フィーネ「ひとつ前の世代であることをビジュアル的に強調するわけですか」
ロッタ「となるとマスター世代の人は古墳時代の鎧になるのかな? それとも古代ローマ風?」
リーズ「かもね。でも那須与一のせいで鎌倉武士は刀より弓のイメージがあるからボツに。ジュリアさん、弓は使えないのよ。おっぱい大きくて弦が胸に当たるから」
ロッタ「ぐぬぬ」
フィーネ「ならジュリア様を貧乳にして弓を使わせる手もあったのでは? 弓道女子に萌える人は多いですわよ」
リーズ「そこはやっぱり『お母さん』ってイメージを優先したんじゃないかなあ。なんだかんだ言って、おっぱいって母性の象徴だと思うの。プロローグでも授乳してたしね」
ロッタ「ぐぬぬ」
フィーネ「武器は複数使いますが、特別なものはないんですのね」
ロッタ「レアアイテム使わないタイプなのかな。いわゆるラストエリクサー症候群」
フィーネ「その辺は作者の好みも反映されてるとか。なんでも『これで十分だし、いざとなったらロクトフェイトを使っても諦めがつく』という理由で、村正どころかカシナートすら使わず、ロングソード+2を愛用しているそうですわ」
リーズ「入手個数限定のアイテム使えば倒せるボスも、使わずに勝てるまでレベル上げしてから戦うらしいよ」
ロッタ「みみっちいなあ。普通主人公はオンリーワンの武器を持ってるもんなんだけどね~」
フィーネ「それはお話が進んだら入手するかもしれませんわね」
リーズ「あと、竹中半兵衛の逸話も影響してるそうよ。『分不相応の名馬に乗るな。下馬して戦うとき馬が持ち逃げされたり死んだりしないか気になって、かえって自分が危うい』と言ってたんだって」
フィーネ「一理ありますわね。私もメイスや盾は放り出すことがよくあります」
リーズ「ていうか試合では二回ともそれだったじゃない」
ロッタ「でも、その半兵衛ゆかりの岐阜城の金華山公園には、旦那がそれこそ分不相応の名馬を買うときにヘソクリを出した千代の記念碑があったりするから面白い」
フィーネ「大河ドラマがきっかけで作られたんでしたか。歴史の皮肉ですわね」
ロッタ「話はそれるけど、城に行くには緩やかなのと急なのと二種類の登山ルート、さらにロープウェイがあるんだ。作者は全部体験したことがあるけど、急なルートは歩きにくい靴で登るのはやめたほうがいいらしいよ」
リーズ「展示されてる槍の穂先、ヒデトのに比べたらだいぶ小さいね」
フィーネ「コスパもありますが、人間が相手ならこれで十分なんでしょうね」
ロッタ「あ、穂先のつけ方が違う。ヒデトのは鉛筆キャップみたいに被せてるけど、日本の槍は刀と同じで差し込むタイプだ」
リーズ「さすが斥候、よく見てるなあ。これも王国の職人が作った槍だから西洋の槍に採用されてるキャップ式なのね」
フィーネ「日本では袋槍と呼ばれるキャップ式を使ったのは忍者ですか。穂先だけ隠し持っておいて、その場で調達した棒で即席の槍を作れるように」
リーズ「あと、いざとなったら袋の部分を直接握って短剣として使うこともできるってメリットもあるのね」
ロッタ「あ、忍者で思い出した。そういや手裏剣や撒き菱も持ってるね。まだ使った描写はないけど」
フィーネ「それでは次にいきましょう。ロッタの装備は短剣と革鎧、投げナイフの典型的斥候スタイル」
ロッタ「胸のない私こそ弓を、って手もあったんだろうけど、斥候は昔のゲームだと盗賊って呼ばれることが多くて、スピードタイプのイメージがあるから却下。弓って実際にはパワータイプの武器だから」
リーズ「そうよね。ヘラクレス、ロビンフッド、那須与一、呂布、黄忠、ジェベ。スピード特化ってイメージのキャラは一人もいないわ」
ロッタ「ちなみにウィリアム・テルはクロスボウなので除外ね」
フィーネ「私もそうですけど、手袋をはめたら地肌は顔しか露出しませんわね」
ロッタ「そりゃね。布のアンダースーツじゃ攻撃は防げないけど、石畳とかで肌が擦れるのは嫌だし、汗も吸い取るし」
リーズ「あーわかる。私もローブの下には長ズボン履いてるもん」
フィーネ「いざという時には引き裂いて包帯とかにもできますものね」
ロッタ「二人のズボンで作った包帯かぁ。わざとケガするアホもいそうだな~」
フィーネ「そういう不埒者は神の身許に直行していただきますわ」
ロッタ「いや怖いよフィーネ」
リーズ「そういやロッタは帽子が好きで、他にも色々持ってるのよね」
ロッタ「どうしても実用本位の装備になりがちな冒険者にとって、ささやかなオシャレポイントだからね。私だって女の子だし」
フィーネ「リーズは、これまた典型的な魔法使いルック。肉弾戦要員じゃないから辛うじてメガネをかけていられる訳ですわね」
リーズ「メガネがずり落ちないのはお約束。もちろん実際には無理だけどフィクションの嘘ね。メガネスキーな読者もいるはずだし」
ロッタ「魔法使いは皆似たような服装だから、細かいとこで違いを見せるのがこだわりどころだよね。リーズはお気に入りのマークを刺繍してる」
フィーネ「昔ヒデトにプレゼントした髪飾りと同じですって? お熱いことですわね」
リーズ「そ、そそそそんなことないよ!」
ロッタ「フィーネは一見普通の修道服だけど……」
フィーネ「実は服の下に鉄の胸当てをつけてますわ」
リーズ「それであのスピードで動けるんだからスゴい……今さらだけどフィーネってフィジカルお化けよね」
フィーネ「むしろ胸当てがあるほうが動きやすいですわ。バストが固定されて揺れが少なくなりますから」
ロッタ「ぐぬぬ」
リーズ「でも、他には特に語ることも」
フィーネ「そうですわね、メイスも盾もごく普通の品ですし。さて、文字数稼ぎはこのくらいでいいでしょう」
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ヒデト「うう。なんで俺がこんな目に」
受付嬢「あ、ついでに倉庫の整理も手伝ってください。手伝っていただけますか? いただけますよね?」
ヒデト「はあ」
受付嬢「うわーっ! バケツひっくり返しちゃったー!」
ヒデト「何やってんですか。ていうかわざとじゃ?」
受付嬢「あぁん、びしょ濡れぇ……」
ヒデト「え……」
エレナ「ちょおぉーっと待ったぁぁ!」
ヒデト「また!?」
受付嬢「げえっマスター!」
エレナ「なんですかその格好、はしたない! ヒデトくん、着替えとタオル持ってきて」
ヒデト「はい」
受付嬢「ぐぬぬ……悩殺チャンスだったのに」
ロクトフェイト
RPG「ウィザードリィ」の魔法のひとつ。戦闘中即座にお城に帰還できるが、全ての装備と大半のお金を失ってしまう。マッパで帰還する絵面がシュールなのでイラスト等ではしばしば描かれるが、実際には魔法使いの転移魔法なら何も失わず退却できるので一生使わない。




