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017 ここまでの登場人物

第2章開始は22話の予定です

ヒデト

主人公。赤子のとき勇者ジュリアに拾われ、息子および弟子として育てられた少年。長身偉躯、黒髪黒目の美丈夫で、母の躾のためか素行は割と優等生。戦闘力も既に作中最強に近いがしょせん若造、まだ確固とした目標や野心は持っていない。また、勇者が判断基準なため自分の強さに関する認識が周囲とズレている。山奥での暮らしが長かったため世間知らずなのと、母の影響で年長の女性に頭が上がらないのが弱点。


カルロッタ

ヒロインその一。斥候職スカウトの冒険者で愛称はロッタ。小柄で童顔、ロリ体型だが、実は主人公より年上。年下に見えるお姉さんヒロインいいよね……。ライトブラウンの髪、アンバーイエローの瞳の美少女。明るい性格でコミュ力が高い。なお名前はイタリア語で、英語だとシャーロット、フランス語だとシャルロットになるのだが、それらだとお嬢様っぽいのにイタリア語になると親しみやすく感じるのが不思議。


フィーネ

ヒロインその二。猫耳のシスター。オレンジ色の髪、金色の瞳の美少女。しっぽは三毛。リーズとは幼なじみで親友同士。女性キャラの中でいちばん胸がでかく、またヒロイン中唯一、主人公より背が高い。猫は猫でもメインクーンの獣人なのかも。怪力の持ち主で、魔法で強化されていない状態でのパワーは主人公を上回る。穏和で上品だが悪には容赦なく、神の愛を拳で語りごついメイスで血の雨を降らせるやべーやつ。


リーズ

ヒロインその三。メガネ枠。黒髪ロングに青紫の瞳の美少女魔法使い。主人公の下宿先「かし梢亭こずえてい」の娘で、お互いに初恋の幼なじみ。大人しく物静かな性格で、本人いわく薬の調合や古文書の解読が専門らしいが、実際には強力な攻撃魔法と鉄壁の防御魔法をあわせ持つ。ただし攻撃は威力全振りで、発動が遅く手数も乏しいロマン砲。そのため単独では弱いが、フィーネとの連携で絶大な戦闘力を発揮する。


エレナ・ハミルトン

冒険者ギルドのマスターを務める老婦人。艶やかな銀髪とライトブルーの瞳をもつ美女で、穏和で面倒見のよい性格から人望が厚い。もと宮廷魔法使いで、結婚を機に夫の故郷リンゲックに移住したのち、前領主の要請でギルマスになった。その夫は健在で今もラブラブ。息子夫婦&孫と三世代で同居しており、孫とお茶するのが何よりの楽しみ。本作の外伝的な短編集「元ギルドマスターの手記」の主人公。


アルゴ

圧倒的なパワーとタフネスを誇り、「不倒ふとういわお」の異名をもつ戦士。身長百七十五センチのドワーフという反則野郎。主人公にこそ敗れたが決して弱くはなく、むしろフィーネと並んで勇者や主人公に次ぐ準最強クラスのひとり。なお主人公がブーストの魔法を使わなかったのは武器が耐えられないからとこじつけたが、実際は中ボス戦で切り札を使うとラスボス戦が白けるため。


ウェンディ

新人冒険者。後述するジェイクの妹。褐色の肌、癖っ毛黒髪ポニーの戦士。瞳は青。ざっくばらんな性格の美少女だが、今のところヒロイン化は未定。確かに褐色枠は空いてるけど、親しみやすいタイプならロッタ、黒髪なら性格は真逆だけどリーズがいるし、バトルヒロインなら明らかにフィーネのほうが強いし。


テストを受けたその他の冒険者

初期案では名前も細かい設定もあったが、一章の時点でネームドキャラを増やしすぎるのもアレなので、とりあえず名無しなうえバトルもカットされた不遇な人たち。再登場するかは不明。


ジェイク

ウェンディの兄。鮮やかなブルーのローブから「青の魔法使い」と呼ばれる冒険者。初期案ではバスタードソードの使い手はこっちだったのだが、肉弾戦要員が多すぎたので魔法使いに変更した。気さくな好漢。


エマ

リーズのお母さん。娘をそのまま大人にしたような美人。夫とともに、主人公の下宿先となる宿屋「樫の梢亭」を経営している。勇者とはママ友。


かませ兄弟

敗北フラグ一級建築士。典型的ザコ。本文読み返したらベッドベッド言ってて吹くわ。お前らそんなにリーズとエロい事したかったのか……。でも彼女を性的な目で見てたってことは、黒髪は珍しいだけでネガティブなイメージはないのね。


受付嬢

見処のある冒険者を捕まえて玉の輿! を目論む婚活女子。本文を読むかぎり相当なダメ人間っぽい。ギルマスがワガママを言わなければ主人公の登録を担当できたのだろうか? そう思うと不憫な人である。ヒロインになれるかは不明だが、虎視眈々と再登場を狙っていそう。なお、主人公は直に組むまでフィーネのほうがパワーがあると分からなかったのに、この人は見ただけで気づいていた。ダメ人間なだけで無能ではないようだ。


ドMのモブ

フィーネに踏まれたり蹴られたりしたい命知らずのナイスガイ。ある意味で真の勇者。蹴り殺されてなければ再登場するかも。


デルグディアン

エスパルダ王国年代記の著者。後世の魔法使いで、作中の時代ではまだ生まれていない。


ゾイスタン

狼男ワーウルフ吸血鬼ヴァンパイアに有効な銀の剣と、白と緑に色分けされた盾から「銀緑ぎんりょく剣風けんぷう」と呼ばれる冒険者。本編未登場。なお、西洋の紋章学で白は銀色の代用となる。


領主

迷宮都市リンゲックおよび周辺を統治する貴族で、爵位は辺境伯。この人のお父さんがギルマスをスカウトした。本編未登場。


コーウェン・ジャックほか

お気づきのとおり水滸伝の好漢たち。名前はほぼそのままなので説明は不要だろう。異世界語ではこういう発音になるのか、それとも主人公は彼らを西洋人と勘違いしているのか。歌などもそうだが、要は「お母さんは地球人」とほのめかす描写。


院長先生

フィーネの師匠にあたる女性。教会に併設されている孤児院で子供らの世話もしている。


ジュリア

主人公の養母にして師匠。本作の「裏の主人公」ともいうべきキャラクター。かつて桜花おうかの剣士、もしくは勇者と呼ばれた伝説の剣客。荒くれ者が多い冒険者らしからぬ教養人で、芸術家、料理研究家としても評価が高い。艶やかな金髪に吸い込まれそうな青い瞳、すらっとした長身でスタイルも抜群の超美人。多くの男性から求婚されたが、亡き夫に操を立てて誰にもなびかなかった。現在は山奥でひっそり暮らしている。


ジュリアの夫

勇者がただひとり愛した男性。魔王に惨殺された。


魔王

女性。強大な魔力を持つが、勇者に敗れいずこかへ逃走。その際「この左手の……」と言っていることから、左手を負傷ないし欠損したものと思われる。勇者は彼女のことを「姉さん」と呼ぶが……?


魔王の夫

登場した時点で死亡しており詳細不明。

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