まずは自己紹介
ハチャメチャな設定ですが、お付き合いしてくださると嬉しいです。
新入生というのはどんな時代でも同じもの。
これから新しく始まる環境に対し多少の恐れを抱きつつも、反対にそのことに対して高揚感を隠せないものだ。
だけど、そいつは今までの奴とは違った。
そいつは、
「出席番号10番、紀乃 基これから色々トラブル起こしていくつもりだから、みなさんどうぞよろしく!」
新入生一番最初の難関でもある自己紹介、これはクラスメイトに大事な第一印象を与える場でもある。
しかしそいつ――紀乃はあきらかに第一印象最悪の自己紹介をし始めた。
始終ニコニコしつつ、その爆弾発言から始まり、次は自分の中学の頃の武勇伝まで話し始めたときは教師ですら唖然としていたものだ。
そして、ようやく全て言い終わったのか一息つくと、再びよろしく!と元気に告げ自身の席へと戻った。
しばらく教師もポカンとしていたがすぐさま我に返ると、次の者を呼び出す。
次のものは、紀乃の発言のせいで少々びくびくしつつも、他の生徒と同じように当たり障りのない紹介をして去って行った。
と言っても、あんな馬鹿な自己紹介したやつは、紀乃が最初で最後だったが・・・
そして、その日はそのまま学校案内、校則の説明、授業についてと簡単に説明を受け、最後にSHRがあって終わった。
クラスの大体の奴は、他のクラスにいるであろう友人のもとへと今日のことを言いに行っただろう。
紀乃は、たった1日にして学年全員に知れ渡る人物となった。
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それでは
なんにしろ、ここまで読んで下さりありがとうございました。