ラウンド7・ヘンテコマラソン大会・本編
こんにちは!!飛鳥です!
今日は、待ちに待ちすぎて疲れたマラソン大会です!!!
今日こそは、圭太に勝って告ります!!!
がんばるぞー!!!!!えいえい・・・・・
「おー!うがっ!?」
あたしの頭になんかぶつかりました!痛いです・・・。
「あ、わりぃ!ヤシのみぶつかった!」
なぜにこんなとこにヤシのみが?
と、言い返そうとしたとき!
「五年生はスタート地点に集まってください!!」
という声がかかったのでしぶしぶスタート地点に。
念入りに準備体操をして準備。
「よーい」
絶対に、優勝して・・・・
「ドン!」
圭太に告白するんだから―――――!!!!!!!!
はい、ここからは作者視点に変更してお送りします。
おおっと!やはり飛鳥と圭太が先頭に出た!
両者、抜いたり抜かれたりして一歩も隙を見せません!!
ここで、コースの説明をいたします。
場所は河川敷。スタートから1、5キロいったところに、階段があり、そこを上って折り返して、1キロいったところにゴールがあります!
さて、一番初めにゴールするのは誰でしょうか?
おや?圭太と飛鳥、両者の姿がありません!!!
一体、どうしたのでしょうか!?
ここからは、現在の状況を把握してもらうため、飛鳥視点でお送りします!!
絶対、圭太に負けないんだから!!!!
あれ?なんか右足に違和感を感じるけどなんだろ?
ま、いいや。圭太に負けるのは嫌だから、思いっきり走るのだ!!!
あれれ?やっぱり右足が・・・・痛い・・・・・?
筋肉痛かな?こんなときにやだな・・・・・・・・あれ?
違う!この違和感は、なんだ?
あれ?もしかしてこれって、世間で噂にはなってないけどたぶん・・・・・・
つったぁぁぁぁぁぁぁ!!??
やっぱりつったのかぁぁぁぁぁ!!!!!?
何でこんなときに!そしてなんでこんなタイミングで?
それはともかく!走らなきゃ!あたしのほかに圭太LOVEな人いっぱいいるんだから!
あたしが最初に・・・・・告らなきゃ・・・・・・・・!!!
あたしはすごい痛みに、耐え切れずに倒れた。
「・・・・・か?・・・・・・だか!・・・ひだか・・・・日高!!!!!」
目を覚ますと、そこには・・・・・・!?
「圭太!?何でココに!?マラソンは!?一位取れないよ!?」
あたしはいっぱいある疑問をすべて、圭太に攻撃としてぶつけた。
攻撃魔法・疑問玉をくらった圭太は、混乱した。
だけど、そのこんらんをおさえて、あたしに攻撃魔法・回答玉をぶつけてきた。(回答玉って、さっきの疑問玉の答えね。)
「ばーか。俺はマラソン、お前がいないと楽しくねーの!」
「はい?」
「とにかく、最下位の奴まだきてねえから、最下位にならないうちにいくぞ!」
「え、ちょ、ちょっと!きゃあ!!!なにすんの圭太!!!」
「お前その足じゃあるけんだろーが」
なんか軽々と圭太におぶられてしまったあたしは、ゴールまで運ばれた。
その後、当然だがそれを見ていたゆずぽんとかほかのクラスメートに冷やかされた。
でも、あたしはその冷やかしよりも、圭太が言ったあの一言のほうが気になった。
―――ばーか。俺はマラソン、お前がいないと楽しくねーの!――――
あの、その言葉、どう受け止めたら良いんでしょうか、圭太さん?
とりあえずヤシのみ飛鳥に落っことしてみました(笑)
そんなことはさておき!次のお話からは新展開です!
いろいろすごいこと起こすつもりなんで、お楽しみに!!
あと、猫とダンゴムシ、暴力少女は、サブ小説なんで、気が向いたときだけ更新します。
もっとも、暴力少女は、猫とダンゴムシよりこまめだと思います。