ラウンド5・圭太のコンプレックス〜圭太視点〜
俺は中原圭太。小五の男子だ。
俺にはコンプレックスがある。それは、昔好きだった子に裏切り&暗殺未遂&いじめ&その他もろもろのことがあり、好きという感情が分からないのだ。
だから、俺には好きになった子はいないし、付き合ったこともない。
これからもないと思う。
俺にとって、女は信じられない存在となってしまったからだ。
だけど、俺には気になっているコが二人いる。
日高飛鳥というツッコミ系女子と、川島赤那というお嬢様女子だ。
赤那ちゃんは、可愛くて素直で俺のタイプにピッタンコ!!!
でも、なんか物足りないような感じがするのも事実。
俺は、あの子にすかれてはいないらしい。
前も、みんなの前で振られた。
あの子だって、俺を裏切るつもりなんだ。
どうせ、そんなものさ。
日高は、素直じゃないし、可愛くもないし、俺のタイプでもない。
しかし、笑うととっても可愛い女の子だ。
あいつは、俺にいつもかまってきて、本音は少しうっとうしいのも事実。
でも。あいつといるとすごく楽しくて、嫌なことなんか忘れてしまう。
あいつといると、昔好きだった子を思い出すんだ・・・・・。
まるで、俺のコンプレックスを消してくれるかのように。
あいつにも不思議な力があって、俺の心を―――冷めた心を暖めてくれるかのように。
俺は、もしかしてあいつのこと―――――?
あいつの、ことが?
・・・・だめだ!俺はもう一生恋をしないって決めたんだ。
女はみんな信じられない。みんな俺を裏切るにきまってる。
みんな、みんな・・・・・・・・・!!
俺は、もう恋なんかしないんだから。
それでいいのだ。もう、恋なんか・・・・・・・・
恋なんか、しない。
圭太の詳細が、分かっていただけたでしょうか?
これからは、もっともっと面白くなるように努力しますので、読んでくださいね!!!
募集、締め切りました☆