ラウンド3・組体操と飛鳥猫
「せーのっっ!!!」
「うおりゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
はい、今回も会話で始まりました!ども、飛鳥です。今回は、何をやっているか当ててみてください。それでは、本文スタート!!
「王冠!!せ−のっっ!」
「とりゃああああ!!!」
「重い〜〜〜〜!」
「倒れる〜〜〜〜!!!!???」
「ドッカーンッッッ!!!!」
はい、またまた飛鳥です。それでは、正解発表!!
今回は、組体操をやってます。しかし、上五つの会話の中に、変なものが四つ入っているのがわかった人はいますかね?
実は・・・・・
「せんせー!!!!!!!!!!やっぱり五年が六年を持ち上げるのは無理に等しいですよ〜〜〜!!!」
「賛成〜〜〜!!!!!」
五、六年合同で行う組体操は、フツーは五年が上に乗り、六年は土台になるよね。
しかし、なんか知んないけど、五年が下で六年が上になっちゃったんだよ〜〜〜
当然、重くてすべて失敗・・・・・・
「先生!五年が六年を一人で持ち上げるなんて、できません!」
「変えてください!!!」
「そう言われてもなあ・・・・・」
わがクラスの担任、阿辰則道先生は後ろを振り返る。
それにつられてあたしたちも後ろを振り返る。すると・・・・・!?
「五年を困らせなきゃこいつらが危ないぜ」見たいな顔つきをした六年男子が一人!
さらになんかそいつに捕まっちゃった五年女子が二人!
そしてそこに捕まっているのは・・・・・・・・・・・・・!!!!
「ゆずぽん!」
「赤那ちゃん!」
そう、そこに捕まっているのは、わがクラス超美少女コンビ兼、あたしの親友ゆずぽん―――高島柚菜と、圭太がメロメロデレデレ、だけど前回――――2、5おまけの時圭太を振った、お金持ち令嬢、川島赤那だった!
うちのクラスの超美少女コンビが捕まっている!!!
あたしたちには一大事だ!緊急事態だ!警察出動だ!
「うちのクラスの超美少女たちをかえせ―――――!!!!!!」
「さもなくばお前がレーズンパンになってうちのクラスのレーズンパン大好き人間たちに食われるぞ――――――!!!!!!!!!!!」
五年三組全員で、叫びながら突進!
六年男子をぶっ飛ばしぶっ飛ばされぶっ飛ばしぶっ飛ばされ・・・・・・・・・
そして・・・・
「取り返したぞ――――――!!」
「やったぁーーー!!!」
「これでうちのクラスは安泰だー!!」
「・・・・ねぇみんな、助けてくれたのはうれしーよ、すんごくうれしーよ?
でもさ、[うちのクラスは安泰だー]て言うのがすーごく気に食わないなぁ???」
「あたしたち飾り?展示物?見せ物?そんな扱いですか。ナルホド。よぉ〜っく分かりました」
「おい!美少女コンビを怒らせたのは誰だ!おとなしくでてこい!」
はい、あたしと圭太です。でも白状なんか・・・
「はい、俺です」
したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
なんで?あの意地っ張りで強情な圭太がぁぁぁ?????
「あのカツアゲ野郎をぶっ飛ばした名誉ある勇敢戦士は俺です」
カツアゲヤロウ?ああ、あの六年男子。そいつをぶっ飛ばした勇敢戦士ねえ?
「名誉あるが抜けてる」
あっそ。でもみんなで倒したんですけど。アンタだけじゃないんですけど?
「ついでにあいつから誘拐料として¥10000申し受けた」
いっ、いっ¥10000!!!!そんだけあれば六年全員買収できるじゃないのよ!
「やるっきゃないわね」
「望むところ」
「はいはーい、六年生の皆さん、小遣いがほしい人は組体操で五年を上にしてくれるかにゃ〜★」
「「「「はーい!!!!!!!!!!!」」」」
「じゃお小遣い上げるにゃ〜★」
「おお、一人五百円!やったぞぉぉぉぉ」
よかったにゃ〜
「日高、いつの間にか猫に退化してる」
うるせえにゃあ、引っかくにゃあ!!!
「ザリッ!」
「うにゃぁぁぁぁぁいたぁぁぁぁいいたぁぁぁぁぁぁい、やめろ日高猫やめろにゃあぁぁぁぁぁ」
そういうあんたも猫ですよ、十分。
圭太と飛鳥は猫になって幸せに暮らしたいのでした。おしまい(笑)
にゃあにゃあにゃ〜★
ちなみに六年を買収した猫は飛鳥ですよ〜にゃ★