表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

02. 書けるかっ

現在、改稿中です。




 大学に進み、独り暮らしを始めて最初の冬、波賀篤はアパートの前で鏡を拾う。

 自室に持ち帰った鏡からラルサと名乗る小さな黒羊が現れ、百万字の物語を書くように要求した。達成出来なければ代わりに篤を食べると言う。

 羊の赤い瞳は、とても逆らう気になれない光を放っており、篤は言われるがままに物語を書き始めた。

 ラルサが現れるのは毎日午後八時、ネットを検索して人気投稿小説をコピーし、それをプリントして提出したところ、ラルサは盗作だと却下した。

 創作解説サイトを見て回った篤は、独自の物語を捻り出したもののこのペースではとても百万字は書けそうにないと考えた。

 創作に役立ちそうな参考本を買い、いくらか執筆速度は上がったものの、書いた内容がラルサの怒りを招く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ