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学年で1番のイケメンに彼女を寝取られた。そしたら、イケメンの美少女友達が縁を切った  作者: 白金豪


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第96話 同棲の決定?

「は!? お母さん何言ってるんだよ! 」




 ツッコミを入れるように、颯は母親の提案にいち早く反応する。




(一緒に住むって。もしかして俺の家で? )




「何って? ここの家で颯君とそこの女の子3人で住まないかって提案してるの。何か変? 」




 特に取り乱した様子も無く、平然とした口調で答え、母親は自宅の床を指差す。住む場所を分かりやすく示すように。




「は? 何を当たり前のように言ってるんだよ。変だよ。そんなこと出来るわけ…」




 母親の態度と言動に驚きを通り越して呆れてしまう颯。




 その上、母親の意図も理解できない。




「それはどうかな。小さい頃から何度も教えてるでしょ? 視野や考え方を狭くするから思い込むのは良くないって」




 颯を軽くたしなめ、母親は視線を遥希達にそれぞれ移す。自然と遥希達3人と母親の視線が交わる。3人とも分かりやすく肩を上下に動かす。




「お母様。お母様の提案というのは、颯と私達との同棲の話で間違いないでしょうか? 」




「ええ。そう捉えて貰って構わないわ。あなた達3人には悪くない話だと思うけど。むしろ好都合だったりして」




 抑えられないニヤニヤした笑みを溢しながら、母親は遥希達を煽るような言葉を掛ける。なぜだろう。今の母親からは颯を含んだ4人が持ち合わせていない大人の余裕が存在する。人生経験の差だろうか。




「そんなことないだろ。ねぇ3人とも同棲なんか出来ないよね? おかしな話だよね? 」




 母親の提案に颯のみが否定的である。残りの3人の美少女は未だに肯定も否定も行っていない。




「お母さま、少しお時間を頂いても宜しいですか? ちょっと確認したいことが何点か有りますので」




「うちも」




「愛海もです」




 遥希達は、お互いに視線を合わせると、素早く個人のスマートフォンを操作し始める。皆が電話番号を打ち込み、各々が縁のある場所に電話する。




「「「もしもし」」」




 電話の応答者が出た後、遥希・瑞貴・愛海は電話で何度か相手と言葉を交わす。何個か聞きたい内容を窺っているようだ。




「うんうん。わかった。オッケーなのね。家のことは出来る限りするから。それじゃあね」




 遥希が電話を切ったと同時に、瑞貴も愛海も話を終えてスマートフォンを閉じる。




「私は同棲行けます!! 是非したいです!! 」




「うちもです!!! 」




「愛海もです!!! 」




 それぞれが同棲への参加の意志を表明する。3人とも戦う気は満々だ。




「決まりね。それで? いつから始める? 同棲」




 試すような口調で疑問を投げ掛ける母親。完全に今の状況を楽しんでいる。




「「「今日からです!! 」」」




 遥希達3人の声が重なる。実に勢いの有るハキハキとした声だ。




「宜しい。それでは一旦帰ってから3人共準備して来て頂戴」




「「「はい! 分かりました!! 」」」




 再び3人の声が重なる。そして帰りの身支度を始める。実に素早い行動が見て取っれる。




 一方、颯はというと。




「え、えええええええええ~~~~」




 突然の本日同棲の決定に戸惑いを隠せずに、大きな声を上げて叫ぶことしか出来なかった。



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