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その裏で


転校初日。1日目はアイドルモードで登校して、徐々に本性をさらけ出していくのが俺のルーティーン。

そもそも、どうしてこんなにも転校を繰り返すのかというと、仕事の関係で本拠地がコロコロ変わるからだ。

普通のアイドルは、交通機関を使うんだろうが、俺はその土地のことを知るために短期間だが在学するのを心がけている――というのは建前で、本当の目的は幼馴染の愛結を探すためだ。


愛結とは、もう数年も会っていない。

アイドルになってから仕事で忙しくなり、学校もまともに通っていなかった。

事あるごとに、撮影、インタビュー、宣伝...覚悟してはいたものの、想像以上にハードだ。


話を戻そう。

何度目の転校か、ついに愛結と同じクラスに所属できることになった。

最後会ったあの日、引っ越した先とはまた違う地だったけれど、ありえない話ではない。

それより、嬉しくてつい声をかけたら、他人行儀にされ、逃げられた。


絶対に愛結だと思ったし、名字も同じだった。

注目されるのが嫌なのを思い出した俺は、とりあえず人違いにしておいた。


放課後声をかけようかと思ったけど、思っていたより周りに人が集まってしまって、そもそも今日は撮影だったことを思い出す。


で、視界に入ったのが、楽しそうに話す愛結と男子生徒。


だれ?あいつ。

しかも愛結がかなり素で話してるんだけど。

はあ?


そしたら今度は帰り道に愛結ママに会って、とりあえず関係者席のチケットを渡しておいた。

明日こそ、放課後、絶対に話しかける。



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