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1話

いつものごとく説明不足などあるとは思いますが、そっちが頑張って理解しろ! そっちが勝手に解釈なり補完なりしろ! くらいのつもりで書くスタンスは崩しておりませんのであしからず……。

 初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。

 誰もが羨む超絶で絶世な美少女ことホワイトと申します。どや。

 以後、お見知り置きを。

 わたしは葬儀屋と呼ばれる大切なお仕事をしつつ、とある目的を果たすために旅を続けているのですか、いまはワフー国に入り、最初に訪れた街を観光しているところです。

 いきなり魔本に取り込まれるという一悶着があったりもしましたが難なく復活。その後、着物のモデルをすることになって報酬も頂きましたし、そのまま着物をレンタルして心も財布も余裕がある状態で街中を歩いています。


「すみません、こちらをひとつくださいな」

「はいよ!」


 香ばしいかおりに誘われて、長めの串に大きな団子が連なるように刺さった食べ物を店頭で注文。

 タレで汚れないよう、紙袋に入れられて素早く提供されました。


「おや、一本多いですよ? 店員さん」

「お嬢さん可愛いからサービスだよ! 持ってきな!」

「可愛くて美しくて可憐すぎて思わずおまけをしてしまったのですね。わかります」

「いやそこまでは言ってないけど」

「そういうことならば、遠慮なく。ありがとうございます」


 店員さんに微笑んで会釈をして、ありがたくおまけを頂くことにしました。


「溢れる香り……刺激される食欲。なんと罪深い」


 なるべくお上品に食べていきます。とても美味しいので二本くらいペロリと食べられそうです。


「気をつけなければいけませんね。汚さないように」


 呉服屋で白い着物のモデルをさせてもらって、気に入ったのでそのままレンタルさせてもらったのですが、これはちょっと失敗でした。

 返却するので汚さないように気を使うし、初めて着る着物は歩きにくくて、観光するには向いていない格好だったのです。


「まあ、これも経験としましょう。あるいは思い出。何事もチャレンジです」


 失敗は悪いことばかりではありませんからね。前向きに生きていかねば旅など続けられません。


「おや、あれはなんでしょう。あれも食べ物でしょうか?」


 前方から聞こえてくる奇麗な音色。完全に食事モードに入っていたためうっかり食べ物に見えてしまいましたが、ガラス製の鈴かなにかのようです。丸かったり細長かったり、形状や模様も様々。奏でられる音色も様々で、目も耳も華やかな気持ちになります。


「綺麗ですね……音も涼やかで……」


 光を反射して煌めく透明な色彩にうっとりとした声が出てしまいました。


「こちらの風鈴、おひとついかがですか?」

「なるほど風鈴というのですか。そのままの名前は覚えやすくて良いですね。いりません」

「食い入るように見てたのに?!」


 まだまだ歩きますからね。割れ物は後回しです。紛らわしくて申し訳なかったです。てへ。

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