2話 入試
鳥の声で目を覚ます、今日は入試だ。心ウキウキで
準備をするこっから逆転するんだなんて思いながら準備を
終えた。
部屋のドアを開けると入試会場に飛ばされた
ここはどこだろうお寺の庭のような感じだけど、
その場にいた全員の視線が俺に集まる、
時計を見るどうやら遅刻らしい一発目からやらかした。
謝罪した後試験官が2人1組を作るように言う
俺は周りを見渡す近くには能力選別の時前にいた
「炎」の子がいた声をかける
「あのー」
「なんだよ」かなりキレ気味だ
「2人組います?」
「いねーよアホ」
「やりません?」
「お前みたいな弱そうなやつと誰がやるか」
「でももう俺達2人しか残ってないですよ」
「しかたねーな」2人組は組めたが先が思いやられる
「能力を使ってペアと戦え」
と言われた瞬間ペアの奴は剣に炎を纏わせ斬りかかってきた。俺は自分の能力を使ったその瞬間壁に激突した。
周りのみんなが俺を見る、声は出てないが
なんと言いたいのかは分かる「なにしてんの」とでも言いたいのだろう俺は足に能力をこめたそしたら馬鹿みたいに
1歩が強くなりペアを通り過ぎて壁に激突したのだろう。
本当に遅刻といい激突といい出だしは最悪だ
激突した俺にペアは斬りかかってくる容赦のないやつだ
俺は拳に能力を込め相手の剣めがけて本気で殴る
相手の剣は砕けペアのやつは5mほど飛んだ
俺は強い能力を手に入れたと浮かれていると
燃える拳が飛んできた顔に直撃し俺は気絶した。
目を覚ますと試験官がいた
俺以外の入試は終わったらしい
合格者は7人しかいないと聞いた
さっき100人以上いたよなと思い出しどんな難しい問題なんだとビビる、勉強しとけば良かった、こう思ったのは人生で
初めてだここで試験官は俺を掴んで走った
そして入試会場に連れていかれた俺は固まった
目の前には自分の倍くらいある悪魔がいる
「こいつを倒したら合格だ」
いやいや無理あるだろ勉強じゃねーのかよ
それは7人しかいないわけだ
悪魔が向かってくるかなり速い俺は1発もろに食らった
壁にぶつかりまた気絶しかけたでも
こんな場所でチャンスを失うわけにはいかない
俺はさっきと同じように拳に能力をこめ殴った
相手にもろに入った相手の体には大穴が空いた
「勝った」と言ったその瞬間悪魔の左手はオレを殴った
地面にたたきつけられたやばい意識が、
自分で自分の顔を殴った気絶する訳にはいかない
だが次の瞬間火夜の目に映ったのは最初に見た時と
同じ悪魔だった傷が回復している。
なるほど確かにさっき居た人達には
相当強そうな人が20人くらいいたおそらく弱点があるんだ
それを見つけられずに何人も不合格になったんだ
その時俺の目は相手の頭が光っているように見えた
多分弱点だ、よし作戦は決まった。
俺は悪魔から逃げるように走ったそして振り返り
足に能力を使ったどんな風に飛ぶかはさっき試した
相手の頭まで飛んだ
「計算通り」まさにその言葉があっていた
そして手に力を込め思いっきり振った
相手の頭は砕けた中には宝石のようなものがあった
これが弱点だろう
頭がクラクラする
「火夜合格だ」
という声を聞き俺は気絶した