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8 13小隊の部下達

「おい新人、いくぞっ!」


先輩がいきなり走りだした


いきなりなので驚いたけど先輩の後を追いかけた




「ちょっといいか、おれはその剣の持ち主の知り合いだ」


先輩がピンクの剣を持った男子生徒に話し掛けると


「彼女が残っているんだ!」


叫ぶように返事を返してきた





どうやらピンクの剣は隊長のものらしい


・・・いやそんなの誰も知らないって、いや先輩達は知っているらしい





「わかった、とりあえず安全な場所に移動しよう」


そう言って先輩が逃げてきた生徒達を無理やり学院を監視するために借りた店に誘導した





あいかわらずいい手際だ


一体どれだけしたら先輩に追いつけるのかね


詐欺師になったらぼろ儲けできるだろう





ちなみに隠れ蓑のための店は先輩の腕がいいのでそこそこ繁盛している


・・・なんで先輩は13小隊こんなところにいるんだろう







店につくなり店員 ~実は13小隊の先輩隊員~ の半分が学院に走っていった


もちろん新人おれも呼ばれて隊長の元に走っていった





学院に入ると中佐が待っていた


部下おれたちが来るのを当然と思っていたのには驚いた


だが先輩達は驚いていなくて当然って顔していた


そして隊長に指示される前に倒れている犯人達を片づけ出した






どうやら中佐を助けるためではなく、後始末のために来たらしい


指示されていないけど、指示された?


なんて言えばいいのかね


言わなくても判る?


そんな感じだった




・・・一体いつになったら先輩達の境地に届くのかね






後で先輩から聞いた話だが中佐は敵を絶対に殺すそうだ


「逃がすと絶対に仕返しにくるから鬱陶しい」


だってさ




だからまず死体を隠すのが13小隊うちのお約束だそうだ





・・・絶対に慣れたくない職場かんきょうだよな

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