第42話 開発!寄せ集め!いい感じ?
うな〜やる気でない〜うな〜
家に帰って「たっだいま〜!」って帰ってみたらくつろいでいますよ。
「お、おかえりどうじゃったかの?」
「とりあえず借金返したら?」
うん。エリウスさんうざいっす。
「まぁまぁとりあえずこれやるからな。」
じゃらじゃらと魔石の欠片が手にモリモリです。
私の事わかってらっしゃる。
目がキラキラしちゃった私は「さんきゅー」っといってエリウスの事など、どうでも良くなり自室へと急行した。
もう作るものは決まっている。
鍛冶屋ラフィンでせがんで貰った鉄くず。
いい感じに整えた木枠。
エリウスから棚ぼた水晶。
アイテムボックス仕様の合成。
「なんとかできた…。」
私感無量…!!
私にとっての聖剣or最強の鎧。
そうここに《ヘアーアイロン》が誕生したのだ!!
いつまでも人に魔法使って乾かせる訳にはいかないよね。
しかもこれ魔力流し込めば誰でも魔力変換して使えるっとっておきなんだよ。
火、水、ついでに光属性のっけていつでも艶髪実現だよ〜
ホントすんばっらしいものを作ってしまった。
そして、お風呂からでた私は初試しシューシューと湯気が出せる温度になったヘアーアイロンをあてる。
ジューっと音を立てながらするっと髪を撫でてゆく。
みるみるうちに整っていく髪を鏡ごしにみながらふふっと笑いがこみあげ満足した私はベッドに横たわり一眠りについた。
良く朝ママンに貸してあげたら魔力ごっそりいかれすぎて死ぬわ!!
って言われた。
グスン…。
おかしいこんなはずでわ!!
どこでこうなった。
私がママンの髪をマイアイロンで世話をやく日々が今始まった。
乙女の必需品。
マリアンヌとでも名付けようか〜