表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生者 勇者の妹  作者: 凪又姫
39/43

第39話 2匹の猫

39《さんきゅー》あけおめ回です~

誘拐事件が一段落して秋が過ぎ去り冬がやってきた。


転生前ならメリークリスマスとか言ってサンタさんを待ってた頃だ。


転生後も何かしらお祝い事などあるのかと期待したもののでてくるのは芋ばかりである。

たまに辺り年にはホーンラビットという兎の肉が食べられるその時には目を輝かして頂きましたとも。


そして、いよいよ学校に行ける歳が近づいてきた。


そこで考える。


「おしゃれがしたい!」

「「にゃーにゃー」」


そこに2匹の猫から審議が入る。


「何よちゃんと喋ってよ!」

「「にゃ!にゃにゃにゃ!」」


と、2匹の猫が助走をつけて私目掛けて飛び込んできた。

私はベッドに倒されガジガジと甘噛みされる。

かゆいとてもかゆい。

両手を抑えられれば年端の行かない娘の体ではどうにもならない。

ガジガジガジガジガジ。


「もういいでしょ!」

そのトワの叫びと共に2匹の猫はばっと飛び退

『お待たせしましたです(なの)』

「何がよ!」

『魔力を補充してたです(なの)』

「甘噛みすると補充できるの?」

『そうなのです!』

『できれば血がいいなの!』

血なんて恐ろしい事言うのね。

それでも実行しないのは私の事思ってことだよね?油断してたら全部血吸われるトカないよね!信じていいんだよね?

『主変な事考えてるのです』

『主それより名前がほしいのなの』

「名前か〜」

一ヶ月ばかりが過ぎたのにも関わらず一切かんがえてなかった。

反省。反省。

猫の名前か〜

ポチ

たま

しろ

くろ

う〜ん。

なんというか異世界まで来てどうだろうこの日本感。


う〜ん。


「シル‥…フィル……。やうどしよ。」

『『にゃ〜ん』』

独りぶつぶつ言ってると返事されてびっくりする。

『シルなの!』

『フィルです!』

「シル、フィルでいいの?」

『いいのです(なの)!』


ぽっとでた言葉が気にいって貰えたのは、いんだけど…なんか納得いかない。

そんな事を思っていたトワだったが『かわいいのなのー』『かっこいいのですー』と念話で聞こえてきた辺りで考えをやめようとうもうのでした。



2匹の猫シルとフィルをよろしく~


かぶってる作品あるかな〜(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ