第14話 水晶割る、トワイライト
前回水晶事件のトワ視点♪
わぁー。
水晶から溢れだす光。
ナニコレ?やばーい!!
面白ーい!!
色とりどりのに光る水晶を視ながら心が踊る私。
やらなきゃ!やるならと聞かれたら、今でしょってどっかの誰かが前世でいってたよね。
その話は古いよ?そうですか。そうですか。
何は共あれ、突撃!!?ん?え?
ママンに掴まれていて抜け出せない!?
なんてこったい。
そして、アベルは椅子に座り水晶に手を翳す。
すると、3色に光る水晶。
呆然とする周りの皆さん。
突撃の好機到来よろしく。
私は手を放して口を塞ぐママンを尻目に、抜き足差し足忍び足でアベルの横にチョコンと座る。
私はドキドキする鼓動を感じながら水晶に触れる。
ピシピシピシ、パリンッ。
水晶が砕けちりました。
私のガラスハートも砕けちりました。
呆然自失となる私。
やっちまったぁー
やっちまったよー
さっきまでの好奇心満点から一転、不安罪悪感に襲われ混乱の為か歯を食いしばり、涙が頬を伝う。
アベルがそっと私をママンに預けてくれる。
ママンはそっと私の頭を撫でると。
「びっくりしたわねぇ~怖かったわねぇ~」
と言って慰めてくれる。
こうして私は家に着くまで虚空を見つめて帰るはめになった。
小さい子の力で水晶が割れたなんて誰も思わないよこの世界は。(笑)
今回のトワはガチ泣きです。