第13話 兄の受験③
うん。
第一訓練所での、模擬試合を終えて試験官から用紙を貰う。
判定B+上々の出来だ。
試験官から次は隣の第二訓練所だといって扉を指す。
僕は試験官に「ありがとうございました。」と言って家族と共に第二訓練所へ向かう。
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第二訓練所では至るところに、机と水晶が2つ並べられている。
ここでは、適正属性と魔力数値を測る事になっている。
会場では水晶に手を乗せた受験生が色とりどりの
光を放っている。
妹は初めて見る水晶に興奮したのか鼻息が荒い。
抜け出そうとする妹を母が手を繋いで逃がさない。
そんな妹を可愛いなぁとアベルは、見ながらも机に座り水晶に手を翳し目を瞑り深呼吸して集中する。
ピカッ
3色の色が水晶から発光する。
赤、白、緑。
周りにいた人はもちろん本人、受付の人、家族、皆一様に驚く。
気がつくと横に妹が座っている。
そっと手を置くと。
ピシピシピシ、パリンッ。
音が鳴るなり水晶がひび割れ限界を超えたのか割れる。
「「すいません」。
受付の人と僕は同時に謝る。
ヒック…ヒック。
隣を見ると妹が泣きだしそうな顔になっている。
受付の人は「誤動作したみたいだからすぐ新しいのを持ってきますね。」っと言って走って出て行ってしまった。
僕は母に緊急脱出よろしく妹を抱きかかえてもらいあやしてもらう。
なんとか事無きを終え受験も無事に終えた。
ちなみに評価は、
剣戟 B+
魔法適正属性 S
魔法許容量 C
と言う結果になった。
眠すぎて頭が回ってない。
この回書き直しあるかも(´-ω-`)