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非公開  作者: ぐらんこ。(と協力いただいた各位)
6/10

A2 街組活動開始 ☆

■多分説明不要な適当用語解説(読みとばし推奨)■


【ギルド】

職業安定所ハローワークみたいなもの。

ここに行ってお仕事を貰って、報告するとお金が貰える事務所的なところ。

全世界、いろんな街に支店があって、不思議装置で繋がってたりする。


【MP】

マジックポイント。魔法を使うと減る。宿屋で寝たり、アイテムで回復したりする。

無くなったり足らなかったら魔法が使えない。当然威力とか効果の高い魔法だと沢山減る。


【苦無】

忍者の武器。和風のナイフみたいなもの。投げてつかうよ! ぐさっとささるよ!

手裏剣と同じだよ。


【魔法剣】

剣に魔法をかけて、火の属性とか水の属性とかを持たせて、相手の弱点を狙ったり、攻撃力をUPしたりする技というか能力というか。

 ◆◇◆

挿絵(By みてみん)

(4コマ制作 磯辺帆村様)


 ◆◇◆


【前途多難】


 街の出口に向かって。


ちえ「街の外なんて大丈夫かしら」

さち「滅多に魔物なんて出ないらしいし」

はる「拙者の苦無で一撃でごじゃるよ!」

ちえ「ちえの魔法剣もあるしね!」

ちえが、剣に炎を灯す。

ちえ「あっ!」

はる「どうしたでごじゃるか?」

ちえ「MP無くなっちゃった」


 ◆◇◆


【準備】


 引き返して道具屋へ。


はる「MPポーションは高いでごじゃるな」

ちえ(ぼったくりね)

さち「剣で戦うしかないか」

はる「初期装備があるでごじゃるからな」

さち「そういえば、ちぇりの武器は?」

ちえが鞭を弄びながら

ちえ「うふふふふ……」

はる&ちえ「女王様?」


 ◆◇◆


【スライム】


さち「あっ! スライム!」ピンク色?

はる「拙者にお任せ!」

はるの投げ苦無はスライムを大きく逸れる

ちえ「早く次の攻撃を!」

はる「弾切れでごじゃる」

ちえ「はや!」


さち「しょうがないわたしの剣で」魔法剣じゃないけど

ちえ「なんか可哀そう!」

ちえがスライムに駆け寄る

はる「危ないでごじゃるよ!」

ちえ「仲間になってくれるって!」

はる「鞭で脅したのでごじゃるか?」


 ◆◇◆


【名づけ親】


ちえ「ピンクで可愛いから、ピンキー?」

スラ「ぷるぷる」

ちえ「嫌なの? じゃあ桃ちゃんは?」

スラ「ぷるぷる」

ちえ「名前が決まらないわね」

さち「もしかしたら名前あるのかもね」元々

はる「スライムは喋れないでごじゃるからな」

スライムがさくらんぼの形になる

さち「もしかしてチェリー?」わたしと一緒

スラ「ぷるぷる」

スライムがカタカナで「サクラ」を形作る

ちえ「わかった! サクラね!」桜色!

スラ「ぷるーん!!」

はる「軟体動物とはいえすごい芸でごじゃるな」

ちえ「これなら見世物としてやってけそう?」

さち(モンスターテイマーってそんな仕事だっけ?)


 ◆◇◆


【有能】


ちえ「サクラが薬草の生えてるとこ知ってるって!」

みんなで薬草集め。

さち「一杯とれたね」

はる「魔物でごじゃる!」

サク「ぷるー!」

サクラが魔物スライムを倒す

さち「同じスライムなのに!」なんで?

ちえ「あたしの調教の賜物たまものね」


 ◆◇◆


【明日は明日の……】


ギルドにて


さち「今日のクエストの報酬!」

はる「これで宿に泊まれるでごじゃる」一泊分×3!

ちえ「お腹減ったわ」

はる「仕事の後の飯は美味い」でごじゃる

さち「明日も頑張ろうね!」

ちえ(完全にその日ぐらしね……)スライムサクラを愛でながら。







 ◆◇◆ ◆◇◆

以下、4コマ化されたやつの元ネタ


【ギルド】


さち「ギルドに行ったらお仕事見つかるって!」

ちえ「えー働くの?」

はる「働かざるもの食うべからずでごじゃるよ」

さち「もう今晩の宿代ないよ?」

ちえ「容姿重視のお仕事あるかしら?」

さち&はる「モデルにでもなるつもり?」


 ◆◇◆


【ギルドにて】


 依頼掲示板を見ながら。


さち「薬草採取とか」

ちえ「街の外に出るのは嫌だわ!」

はる「あとは荷物運びとかでごじゃるな」

ちえ「力仕事も無理!」

さち「そういってもねえ」

ちえ「あたしは待ってるから二人で働いてくるのはどう?」

さち&ちえ「……」

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