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救出作戦 前編

ポート村今は獣人の支配地域になっている。獣人達は襲撃しその場所を一旦は退却し後日にそこに住んでいた住人を農奴にして、支配域を増やしている。

そのポート村の人間族側入り口には守備兵が二人いる、さらに上の櫓にもう一人いた。


「門に二人と、上の見張り台に一人居るね」


イクスが”スコープ”をを覗きながらポート村の様子を伺う。


「よし、予定道理始めよう。”プラン”はそのつど俺かイクスが変更を指示。ではプランA始動だ!」


「「「「おー!」」」」


ここには俺・ルーク・ガイル・イクス・キースのたった”4人”だけだ。ポート村襲撃から1年2ヶ月この日の為に頑張ったきた俺である。だがその参加人数はたった”4人”である。後方支援で10人程、キースのギルド仲間に依頼を出して手伝ってもらっている。だがそれだけなのである。普通は大規模な軍隊を編成して救出作戦を実行するのだが・・・・


現在作戦実行人数は”4人”である。


ここにはキースも居る。こんな少人数で救出作戦など無謀に等しい作戦だ。ポート村には獣人族戦闘員が300人は居ると情報が入っている。キーツは力づくでも止めるはずなのだが、不安な様子は無い。今回の実行にあたってキースが『模擬戦闘で判断する』を条件に出してきた。これに合格した場合にキースの救出作戦参加・援助を約束してくれていたのだ。『獣人族と戦うと思ってこい。こっちも本気で行く』意気込んでいたキースだが、無残に惨敗。最後は『ちょっとは手加減しろ!』キースにそこまで言わしたのだ。キースはギルドランクSである。人間族のトップランクにいる人物だ。普通に戦っては瞬殺されるレベルだ。


その後にキースに作戦プランを説明、了承してもらい現前に至る。


いよいよ待ち望んだ救出作戦実行である。









俺こと佐藤浩一は”たった一人”ポート村入り口に向かって歩く。


「誰だそこの人間族!作業は終わったのか」


今は昼前、俺の格好は農奴の姿をしている。頭にタオルを巻いて顔が良く見えないようにしている。


「ちょっと村に忘れ物がありまして取りに戻りました」


「何を取りにきたのだ」


そして両手をゆっくりと後ろの腰に装備してある物を掴む


「キャメリア達を返して貰いに来たんですよ」


「はあ?」


突然のことで何を言っているか分かっていなかった。それもそうだろう入り口の前に居るのは俺”一人”しかいないのだ。


そして・・・腰に装備してある物の感触をしっかり確認して


「ああ何度でもいってやるよ。キャメリアを返して貰いに来た!!」


言うと同時に両手を前に出して”発砲”。立っていた獣人二人の顔にそれぞれ穴が開いて、血を撒き散らして倒れた。


「何!!・・・敵襲、敵襲!」


二人の仲間が血を出して倒れたのを見て。すぐには反応できなかった見張り台の兵が慌てて敵襲来の鐘を叩く。『カーン、カーン』大きく鐘が鳴るのを俺は”ゆっくり眺めていた”そして、ゆっくり両手を見張り台に向けて、手に持っている”魔銃”のトリガー引く。『ダッ、ダッ、ダッ、ダッ』連続で見張り台に発砲すると鐘の音が止んだ。


三人が走ってくるのが見えた。


「何事だ!!」


先頭で走ってくる獣人が叫んだ。


その獣人達に向かって魔銃を向けて発砲『ダッ、ダッ、ダッ、ダッ』それぞれに当たったのだろうが致命傷ではないようだ。俺の持っている魔銃の弾も切れてしまう。


「強力な魔法使いだ。演唱無しに魔法を使うぞ、気をつけろ」


倒れた獣人が後方の仲間に向かって叫んでいる。俺は弾切れと同時に、”入り口とは逆”に走り出した。


左手の獣を道具袋に入れると、右手の魔銃の弾を補充する、弾倉を入れ替えるため、安全装置をOFFに切り替える、マガジンキャチのレバーを引き弾倉が重力で落ちてくるのを左手で掴み道具袋に入れる。弾が入った弾倉を取り出し装着する、スライドを引っ張り初弾を装填し、安全装置をONに切り替えて準備完了だ。


後方を確認する。


「まだ追ってきてないな」


目的地に向かって走る、弾が空のもう一つの魔銃も走りながら弾倉を交換、終了。追ってくる音がしだした。獣人達が追ってきだしたのだ。


「よし!」


今のところ”予定通り”と思いながら目的地に向かい急いで走る。


しばらく走ると目的地が見えてきた。そこで待っていたのはガイルだ。


「急げー!後ろ迫ってきてるぞ」


「はぁ、はぁ」


肉体強化をして全速力で走っているのだが、獣人達の足が数段速い。人間の2倍ぐらい速いのだ。最初は100メートルぐらい距離があったのが今では50メートルぐらいである。だがガイルの所まではなんとか追いつかれずに到着できそうだ。


ガイルの後ろになんとか走り込む。


「はぁ、はぁ、間に合った。」


俺がガイルの後ろ入った所で、ガイルは盾を構えながら”魔銃”を獣人達に向かって発砲。


「シールド隊前に出ろ。」


盾を装備した獣人が前に並び、盾とシールド魔法で”ただの弾丸”を防がれた。


「防御を固められたぞ!」


ガイルからまずい状況が伝わってくる。


やはり獣人達は戦い慣れている、早くもプラン変更が決まった。次の”プランB”だ。


獣人達に向いたまま、右手を上げる。その間にも獣人達が盾を前にじりじり距離を縮めて来る。


俺は左手で道具袋からある物を取り出した。そして上げた右手を前に倒す。


「ダァン!」


「グワア!」


右手を前に倒すと、後方より大きい”銃声”が辺りに響き、真ん中ぐらいに居た、盾を持った獣人が倒れる。良く見ると構えていた盾に穴が開いていた。


「おし、イクス!」


ガイルがイクスに感謝しながら、盾から体を出して開いた隙間に発砲する。そう後方から発砲はイクスが”魔銃ライフル”で”魔法弾”による攻撃である。魔銃の弾に魔法を付与して発砲したのだ。


「ダッ、ダッ、ダッ」


「「「グワァ」」」


倒れた獣人の後ろに隠れたいた獣人数人が弾が当たり倒れる。


俺は持っていた丸い鉄の球体に付いている”ピン”を抜いて、獣人達の開いた隙間に投げ入れる。


ガイルと俺はその物が獣人達の中に落ちるのを確認し、盾の後ろに二人同時に隠れ、ガイルはさらにシールド魔法を大き目に展開する。


「ドッーカーーン!」


投げ入れた”手榴弾”が爆発した。


「移動するぞガイル」


「分かった。」


俺とガイルは数発を獣人達に向かって発砲し、さらに後方に移動を始める。


「ラーマ様に報告、負傷者の救援を急げ」


何!!ラーマだと!!たしか獣人四天王の一人パラシュ・ラーマだよな?なんでそんなやつがここにいるんだよ。


「聞いたかガイル」


「あのラーマだよな?まずくないか・・」


目的の場所に走って移動しながらお互いに確認をする。だが


「もう後戻りはできない、誰であろうと倒すのみ」


「そうだな」


後方では大分、距離を置いて付いてくる獣人が数名いた。だが無理に距離を縮めるつもりはなさそうだ。


そのままの状態で目的の場所に到着できた。


そこは後ろに川、右手に岩の壁が4メートルはあり登れる壁ではなかった。左手はそのまま行くと獣人領に入ってしまう。逃げ道の無い所だった。


その場所で先程と同じようにガイルが盾を構えて前に立ち、その後ろに俺が隠れる。


「ダダダダダ!」


程なくして、200名ぐらいの獣人達がやって来た。


「「「グゥーー!」」」


盾を持った獣人達が前に並びこちらの攻撃を警戒しながら、すさまじいい殺気をこちらに向けてくる


「コッチー、今更なんだが」


「なんだガイル」


見るとガイルの足が震えていた。獣人200人をたった”二人”の人間族で対峙しているのだ、怖くないわけが無い。


「童貞のまま死にたくない・・・」


「・・・これがうまくいったらキースさんに娼婦に連れてってくれるよう頼んでやるよ」


「絶対だからな!!」


ガイルよこの状況に壊れたな・・・


「人間よ、お前達の目的はなんだ?」


一人の獣人が前に出てきて話しかけてきた、姿はトラだった。トラがズボンを履いて二本足で歩いている。


「ポート村に囚われた、人間を解放して貰う」


「お前達はバカか、そこそこ実力があるようだが、たった二人の人間ごときで獣人領を攻めてくるなどありえんわ」


そうだろうよ、キースにも始めはそう言われたからだ。それでもそう言った本人を実力で納得させたのだ。


「お前達こそ、たった二人で攻めてくると思っているのか?もうすぐここに人間族の大部隊が応援にやってくるんだぞ、早く逃げたほうがいいんじゃないのか?」


(え?コッチーそんな予定あったっけ?)


(嘘に決まってるだろ。)


俺の発言にガイルが小声で聞いてきた。もちろん嘘だ。


「わはあああ、そんな人数で攻めてくるなら始めから二人だけで攻めて来るわけがあるまい、そもそも近隣で人間族が大部隊で攻めてきた情報が無い。」


やはり外周都市に獣人の偵察兵が張り付いていると思ったが、やっぱりか。


「まあお前達の目的は分かった。だが仲間に対する礼はきっちりさせて貰うぞ。楽に死ねると思うなよ」


その発言と共に殺気が一気に膨れ上がった。俺もガイルも正直に吐きそうだ。胃が締め付けられる思いだ。獣人達の隊列も先程の経緯を含めて、隊を20人ぐらいで構成され隊と隊の間はかなり距離をあけていた。先程の爆発でも全体が巻き込まれないようにされている。また手榴弾を投げても、後方にすぐ逃げ出すだろう、さっきのような威力を発揮できないだろう。


思ったより、獣人族ラーマは戦争が得意なようだ。


本隊を残して、ゆっくりとその他の隊が距離を縮めて来る。


「ここが勝負の時間だ」


俺は次の作戦で勝敗が決まると、目の前の獣人達を睨み返す。





__________________________


大分更新が遅くなってしまって申し訳ありません。


新しい職場で慣れるまで、なかなか書き出せませんでした。


いきなりなんですが、すいません。


タイトル変えます!


旧タイトル:一般人の世界征服物語


新タイトル:異世界に来ても一般人なんてひどすぎる


前のタイトルって自分で決めときながら面白さがないよね・・・


申し訳ない!!


これから更新が遅くなると思います。文書量も減りますが


出来る限り更新していきます。



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