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生きゆくもの  作者: 怜央
9/9

無音の叫び

貴方は思ったことありませんか?

「……こんな家出てやる!」と。

『家を出たい』


何度、そう思ってきたことだろう

何十回、そう思ってきただろう


たった6文字分の音

その音の羅列が奏でられたことは一度もない


専門学校を卒業して、流れで家を出た

その時も、自分から発したわけではなかった

「1回は家出るんだよ」

そう言われたから出ただけだった


……清々した


流れに乗っただけではあっても、家を出ることができた

苦痛を感じる場所に帰る必要がなくなった

毎日、家族に緊張することも

毎日、家族におびえることも

毎日、顔色をうかがうことも

毎日、自分を押し殺すことも

今まで24時間365日続けてきたこと全部

必要、なくなった


このまま、ずっと

そう、思っていた


なのに、何故

元の場所に存在しているのだろう


相変わらず、苦痛しかないこの場所に

誰も手を差し伸べてくれる人のいないこの場所に


今日も、音のない言葉の羅列が心をよぎる

ソレを知ってしまった心にとって


あまりにも残酷で

とても甘美な


無音の叫び


……『イエを、デタイ』!!


最後までお読みいただきありがとうございます。

更新が中々ないですが、生存はしています(笑)

現在、長編ものを鋭意制作中です!

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