出逢いと別れ
その人に逢えてとても良かった。
けれど、『運命』なのか、それとも『定め』なのか。
「ソレ」は二人を引き裂く!!
あなたに逢えて本当に良かった
あなたと会う時間、あなたと話す時間
その時間がとてもとても楽しかった
でも
あなたはもういない
あなたは私の唯一無二の存在だったのに
あなたはあなたの、私は私だけの道を行った
もう、二度と会えないと知っていながら
あの時に戻りたい あの時に戻りたい
楽しかった、幸せだった時に戻りたい
そして
あなたに会って話したい
二人が離れていた時間がなかったように
でも
戻れない
いや、戻りたくない
戻りたい
でも、戻りたくない
戻ってしまったら「私」は消滅してしまう
そして
二人の道も消滅してしまう
あなたは私のためにしてくれたのに
あなたに逢えて本当に良かった
あなたと笑い合った時間、あなたと泣いた時間
心を通わせた、あなたとのあの時間
ねぇ、あなたは私に逢いたい?
あなたは今、どこで何をしている?
私達が出逢った場所で、また逢いたい
たとえその願いが最大の禁忌だとしても
でも
あなたはここにいない
この世界にすら、もういない
だって、あなたはもう死んでしまっているから
それでも
私は、再びあなたに逢えることを祈ってる
いつか
私が創った世界で……
恋人とか、そういうたぐいの話ではなかったんですよ!?
けど、書いた後に読み返してみたら…「えっ?」って感じになったんですよ。
ちょっと悲しかったですね。
最初はこんなのを作る気ではなかったんですから(^_^;)
これは、もともと小説に出てくる二人の魂の話だったんですよ。
小説でこれの意味が分かればいいですね。