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奇病病院  作者: 西川希龍
1/1

#Karte0 プロローグ

不定期でございやす

奇病。数年前からオリジナルのものがYouTubeやTikTokなどに投稿されていた、症状も、治療法も元来の病とは一線を画す謎の病。それがまさか現実世界で発症するなど誰も考えてはいなかっただろう。


2038年。初めて発症が確認されたのは吸血症。別名ヴァンパイアシンドローム。その名の通り、人血を吸う必要があり、一ヶ月吸わなければ死ぬと言われている。治すためには一人の血を吸い尽くさなければならない。それも、愛し、愛される人の。


この吸血症を皮切りに、さまざまな奇病が発見されていった。涙が石になる涙石病、体がだんだん透明になっていく透明人間症候群、感情がなくなってしまうマリオネットシンドローム、人を殺そうとしてしまう殺人依存症。数えきれないほど多く、奇病が生まれてしまった。生まれた理由は未だ解明されていない。しかし、治療法はわかっている。それは、奇病専門の部署、奇病診断部がN県某所にある病院で設立されたからだ。尤も、その病院には奇病診断部しかないため、奇病病院呼ばれていた。


この物語は、その奇病病院の一人の医者と、奇病患者の奇妙な治療を紡いだものである。

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