流行に乗れなさ過ぎてつらい
どうもこんにちは。
最近抜け毛が気になるたらこです。
いやぁ、すっかり寒くなりましたねぇ……って思ったらあっつぅい!
寒くなったかと思ったら、また暖かくなったりして、最近出したお布団をかけたりかけなかったり、寝る時の体温調整に四苦八苦しています。
令和ちゃん、気温の調整が苦手すぎだよぉ。
もうちょっとなんとかならないの?
令和ちゃんが生まれてから怒涛の展開が続く昨今ですが、皆様は平穏にお過ごしでしょうか。
先の読めない現代社会を生き抜くのは大変ですね。
と言うことで、今回は『先読みできないお話は受けが悪いのか』というお話です。
なんか無理やりな気もしますが、最後までお付き合いいただければ幸いなのです。
◇
たらこは先が読めないお話が好きです。
展開が二転三転。
驚きの超展開。
見事な伏線回収。
怒涛のラスト。
感動のエンディング。
いいですよねーこういうの。
先が読めなくてハラハラドキドキ。
最後までワクワクさせてくれる作品が大好きなのです。
でも、そういう作品ってなろうでは受けが悪いのかなぁと、最近感じています。
というのもですね。
同じ作家さんの短編を何作か読んでいると、「高い評価の作品」と「評価があまり高くない作品」に分かれるわけです。
同じ人が書いたわけですから、内容にすごく違いがあるかと言うと、そうでもなく。
でも、評価の値は違う。
同じ人が書いたのに評価が異なる作品を見比べる機会に何度か巡り会うと、見えてくるものがありました。
高い評価を受けている作品は予想通りの展開になることが多いのです。
「ああ、この後こうなるんだろうな」
と読みながら展開を予測して、思った通りになる作品の方が評価が高い。
逆に「予想外だ!」「こんな展開になるとは!」と驚くような作品は、あまり伸びない傾向にあります。
これはあくまでたらこが感じたことなので、データとかがあるわけではないのですが……なんかそんな気がします(テキトー
理由を考察したところで、何か答えが出るわけでもないんですが。
なんかそんな気がするのです(二回目
とまぁ、特に実のないお話でしたが、実際の所はどうなんでしょう?
個人的に思うことなのですが。
「面白さ」と「楽しさ」は違うと思うのです。
なろうでは「楽しい作品」が求められている傾向にあるのかなぁと。
ちなみに「面白い」と「楽しい」の違いですが、主人公のポジションに自分がなりたいかどうかだと考えています。
主人公のポジションに自分がなってみたいと思える作品が「楽しい作品」
逆に、絶対になりたくない、または無理と思う作品が「面白い」作品だと考えています。
んまぁ、これも適当に考えたんですけどね(おい
面白いも楽しいも違いなんかねーよ! って突っ込まれそうな気がするので、これくらいにしておくのです。
◇
たらこも流行に乗ってみようと思って、異世界恋愛のお話を考えてみました。
乙女ゲーをベースに世界観を構築。キャラクターもしっかり練っていざスタート。
誰もがウットリするような恋愛物語を書くのだぁ!
と、意気込んだはいいものの。
ノリノリでプロットを組んでたら、いつの間にか『クズ同士がつぶし合うアウトレイジみたいな話』になってました。
なんでだよ。
ストレートにほんわか、ふんわりなお話を書けばいいんだよ!
どうしてできないんだ! どうして!
意外な正体とか、隠された陰謀とか、そう言うのいいから!
衝撃的な展開とかやらなくていいから!
ただ……恋愛するだけなんだよ⁉
どうしてできないの⁉
と……自問自答する日々。
おっさんがひたすらJKに甘やかされるだけのお話とかも考えてみましたが、気づいたらJKの正体が宇宙人でおっさんがキャトルミューティレーションされてました。
なんでだよ。
魔法学園でチート魔法無双とかも考えましたよ。
虐められてた生徒がチート魔法でクラスメートを大量××する中、非力な主人公が学園から脱出するスクールパニックになってました。
なんでだよ。
ここまでくると、なんか自分病んでるなって思います。
迷走感が半端ない。
でもさぁ、お話を考えてると、どうしてもハラハラとドキドキとワクワクを求めてしまうのですよ!
たらこの脳みそがさぁ(脳みそあったの?
流行に乗るよりも、自分で楽しむことを優先しちゃうんですよね。
どうしても。
難儀なもんだい。
◇
結局のところ「自分が何を書きたいかどうか」なんだなと思いました。
無理に合わせようとしても良いものは書けそうにないなって。
でもまぁ、人に読んでもらおうとする努力は必要ですよね。
たとえ自分が書きたいものでも、誰にも読んでもらえないと寂しいし、しょんぼりします。
だから、どうしたら読んでもらえるのか、読者の気持ちを考え続けないといけません。
せめて……せめて、たらこの作品を読んでくれた人が、楽しんでくれるよう、読んでよかったと思ってくれるよう、できる限りのことをする。
それが今のたらこが「やるべきこと」なのかなぁって。
◇
楽しいと面白いは違う。
さっきはそう言い切りましたけど、この二つの価値観に大した違いはないのかもしれません。
なろうで「楽しい」作品だけが求められるなんてのも、毛の生えた水産加工食品の妄想です。
流行の「ざまぁ」はどちらかと言えば「面白い」方の作品になると思うので、必ずしも「楽しい」作品ばかりが受けるわけではないのかなぁと。
結局のところ「答え」を出そうとする努力は、無駄に終わるのです。
明確な基準なんてものは存在しないんじゃないでしょうか。
創作の良いところは、自分の作品の評価が投稿するまで分からないことだと思います。
なんとなーく書いた作品がすごく高く評価されたり、力を入れて書いた渾身の作品が低い評価だったり。
投稿後にランキングをチェックして一喜一憂しつつ、SNSや活動報告で皆にお知らせしながら、寄せられた感想にほっこり、にやにや。
作品を投稿した後にどうなるか分からないドキドキやハラハラ。
これもまた、たらこが求めている「面白さ」なのかもしれません。