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底から出てもそこは底  作者: 三頭脳
一回目の少年院
64/117

水府学院 その②(成人式)

 

 先生から長方形の形をした黄色いバッチ(名札)を渡され、俺は集団寮(中間寮)に移る事になった。

 この日、集団寮に移る院生は俺の他にもう二人いた。

 普段はこんなに重なる事はないのだが、正月が絡んでいた為に、考査期間を終えても移動出来なかったので、この正月明けの日に集中したというわけである。

 集団寮は四寮と五寮と二つあり、俺ともう一人は四寮の方に編入になった。

 もう一人、一緒だった事はとても心強かった。

俺は視力が悪いので、それだけが不安だった。

 

 四寮に行くと、十五人くらいの院生がいた。


 朝食は個室寮(二寮)で食べてきたので、朝食後である。


 寮の中に入ると、学校の教室弱くらいのホールにホワイトボードが前にあり、それをコの字型で囲むように長テーブルが並んでいた。

 横に先生達がいる教官室があり、教官室と直角の位置に四人部屋が四部屋、個室が四部屋並んでいた。

 教官室に近い順に一室から八室とされていた。

 個室の前に一度に五人くらいが使える洗面所とトイレがあり、

 ホールと洗面台の間には中庭のようなスペースがあった。


 とりあえず個室に入れられるようで、俺は個室に入れられた。

 荷物を素早く片付けるように指示され、俺は布団をベッドに置いて、洗面道具を棚に置いたり、ノート類を置いたり、大して荷物はないのでそんなに時間はかからなかった。


 出寮して、実科別に別れる時に予科の列に並べと先生から言われた。

 黄色いバッチの人についていけば間違いないとの事だった。

 俺はなんだかよく分からなかったが、その時になれば分かるだろうと思い、大して深く考えなかった。


 とりあえず、出寮までの時間は個室の机に座ってるように先生から指示された。

 そして、最後に何か思い出したかのように

 「あー、そうそう、この寮にはもう一人中学生がいるから仲良くするんだぞ!」

 と言って教官室に戻っていった。

 もう一人の中学生だと?

 もちろん気になったし、仲間意識が芽生えて、これも心強かった。

 

 個室は、洗面台とトイレがないので、机とベッドしかなく、鑑別所も含めて今までで一番狭い部屋だった。


 九時十分前に日直が(一級の下(緑バッチ)以上になると交代でやる事になる。主に指揮を取ったり、後に説明するホームルームの司会進行をしたりする。)

 「出寮するので廊下に整列してください!」

 と呼び掛けると、院内では居室と呼ばれる部屋にいた全員が廊下に横並びに整列した。


 「気を付け!左へ習え!直れ!番号!」

 と日直が号令をかけると、一室側の一番左の人から

 「一、二、三……」

 と順番に一人、一番号ずつ言っていき、俺の番まで来た。

 みんなの真似をして

 「十六!」

 一緒に個室寮から来た院生も

 「十七!」

 と続いた。

 俺達は少しグダグダだったが、俺達が今さっき来たという事を、先生も日直も知っているので、やり直しにはならなかった。


 「総員十七名!現在員十七名」

 と先生に日直が報告すると

 「十七名!」

 と総員数だけ、先生がオウム返しで答えた。

 ちなみに、面会者や面接者がいる場合は

 「総員十七名!現在員十六名!面会者一名!」

 と報告しなければならない。


 人数の報告が終わると、この時に日直の引き継ぎを行うようで、日直自らの反省点をみんなの前で簡単に述べる。

 例えば

 「ホームルームの進行がスムーズに出来なくて時間を少しオーバーしてしまったので、次は気を付けたいです」

 とかである。

 そして「◯◯君、よろしくお願いします」

 と言って次の日直へと引き継いだ。

 

 出寮の時間になるまで、基本は

 「休め!」

 の姿勢で待機だが、この時に軽く話をする先生もいた。


 

 出寮時間になると、新しい日直が

 「左向け!左!出寮!」

 と号令をかけて出寮となる。


 外に出たら、今度は二列縦隊(縦に二列に並ぶ事)にだいたい、身長順に並ぶ。

 俺は小柄な方なので、前の方に追いやられた。

 

 日直が一番先頭の右側の人の横に逆向きに立ち

 「気を付け!前へ習え!直れ!」

 と号令を掛けたら、日直だけ回れ右して

 「前へ進め!」

 とまた号令をかけたら行進して進み出す。

 その際、必ず左足から進まなくてはならず、日直が

 「一!一!一!二!」

 と歩きながら言い続けるので

 「一!」

 の時に左足が地面を踏むタイミングに合わせなければならなかった。

 手の振りも前六十度、後ろ三十度と決められている(ちなみに刑務所は前九十度、後ろ四十五度らしい)。

 曲がる時は日直が

 「先頭右(左)へ進め!」

 と号令をかけた。


 もちろん、この時は知らないので見よう見まねで行った。


 建物の裏側に小さな学校の校庭みたいな広場があり、そこか体育館の中で朝礼は行われた。

 校庭みたいな広場には壇上があった。


 朝礼時に自分達の決められた立ち位置まで行くと

 「全体!止まれ!」

 と日直がまた左足が地面に着くタイミングで号令をかけ、

 右足を止め左足を右足に付けて一旦

 「気を付け!」

 の姿勢になって止まり、列の乱れを素早く直した。

 その際、心の中で

 一!二!三!

 と言ってその動作を行った。


 日直が

 「気を付け!前へ習え!直れ!番号!」

 というと右側の縦の列の前の人から

  「一、二、三……」

 と言っていき

 「九」

 までいった後、最後尾が二人の場合は

 「満!」

 一人欠けている時は

 「欠」

 と言わなければならなかった。


 この時は十七人なので

 「九!欠!」

 となった

 

 それを三寮から壇上の先生に報告していく。

 ちなみに、三寮生は特修短期といって、俺達よりも期間がさらに短く、七十日程で出院出来た。

 なので髪の毛も坊主にしなくてよかったから羨ましかった……。

 俺もこっちなら卒業式に間に合ったかもしれないと嘆いたものであった……。


 三寮、四寮、五寮、出院準備寮の順で人数を報告した。

 報告の仕方は出寮の時と一緒で

 「総員◯名!現在員◯名!」

 であった。

 

 出院準備寮へは一級の下(青バッチ)になって二週間経ったら行けるので、青バッチと白バッチしかいない。

 しかも、髪を伸ばせるので憧れの存在だった。

 入ったばかりの俺には果てしなく先の事に感じた。


 年明けという事もあって、院長先生の話があり、終わると、毎日恒例のラジオ体操が行われた。

 その際、五寮の一番先頭の左側の人が基準となるので、先生がその彼に向かって

 「◯◯(その彼の名前を呼んでから)基準!」

 と言うと、呼ばれた彼は

 「基準!」

 と言いながら右手をあげた。

 続けて先生が

 「体操の体形に開け!」

 と言って、みんな大きく広がってラジオ体操が始まった。

 ちなみにこの基準となった彼は出院するまで

 「基準君」

 と呼ばれて有名だった。


 週の初めに進級式が毎回行われ、対象者は先生に呼ばれるので、みんなの前に行かなければならなかった。

 壇上にいる院長先生から直々にバッチを渡された。

 一礼してバッチを受け取ったらまた一礼する、卒業証書をもらう時のようにする、と言えばイメージが簡単でしょう……。

 

 あまり知られていないと思うが、少年院にはそれぞれ院歌というものがあり、それを時々みんなでこの時に歌って覚えた。

 あと、この少年院では仮退院していく院生を

 「贈る言葉」

 を全員で歌って送り出すので、この歌の練習も時々行った。


 一通り終わると、院長先生と入れ替わった壇上の先生が

 「実科別に!別れ!集まれ!」

 と号令をかけるので、みんな一旦バラけて、各実科ごとに別れた。

 その時、五寮の生徒の一人が俺のすぐ目の前(キス出来そうなくらいの距離)まで来て、俺を思いっきり睨んできた。

 俺は元々目付きが悪い上に、この時はコンタクトレンズを付けてないので、さらに目付きが悪かったのだろう……。

 まだ右も左も分からないのに勘弁してよ!

 と思ったが、すぐに行ってしまった。


 気を取り直して、黄色バッチを付けている列に行って並んだ。


 実科ごとの古株がすすんで指揮者となり、整列させて、また壇上の先生に報告していった。

 実科は予科の他に教科、木工科、溶接科、洗濯科、農業科などがあった。

 

 予科は午前中は行動訓練を行った。

 行動訓練とは、先ほどいくつか紹介した行進や整列の仕方などの練習の事である。

 他にも駆け足バージョンなどがあるが、大体は先ほど紹介したものがメインなので省かせていただく。

 指揮者を変えて、何度も練習していった。

 三週間もやるのだから、誰でも出来るようになっていった。


 午前中の実科が十一時半に終わると、また全員集合して、先程と同じように寮ごとに整列して寮へと帰っていった。


 寮に戻ると、食事係からうがいと手洗いをした。

 後は一室からやって、最後は個室という順番だった。

 食事の用意が出来ると、食事係の責任者が

 「食事の用意が出来ました!」

 と大きな声で言うので、みんな箸とコップを持ってホールの自分の席に着いた。

 席順は部屋ごとになっており、コの字型のテーブルに端からぐるっと座っていった。


 日直が

 「姿勢を正して……いただきます!」

 と言うと、みんなも

 「いただきます!」

 と言って食べ始めた。


 

 全員が食べ終わると、また日直が

 「姿勢を正して……御馳走様でした」

 というと、始めと同様みんなも

 「御馳走様でした!」

 と言って食事が終わった。


 食事が終わると、また一室から歯磨きと箸を洗い、最後は個室だった。

 食事係は片付けてから最後だったと思う。

 

 午後一時から午前と同じように出寮して、また予科なのだが、午後は行動訓練ではなく、部屋に集まって、今後の院内生活の説明を受けたりビデオを見たり、先生の話を聞いたりした。

 

 この時に両親が面会に来てくれた。

 「調子はどうだ?」

 などで、大した話はしてないので内容は憶えてない……。

 劇団スクールは、とりあえず休学にしといたとの事だった。

 眼鏡代を置いてってくれたので、眼鏡を作る事が出来て、じつに有り難かった。

 

 あんまり不自由した記憶がないので、眼鏡はすぐに作る事が出来たと思う。


 実科が終わると、体育の時間となった。

 体育は、ほぼ毎日あった。

 腕立て伏せ、腹筋、スクワットといった筋トレや走り込みの他に、バスケットボールやバレーボール、ドッチボールなどの球技もやらせてくれた。

 運動したかったので、医者から激しい運動を止められている事は言わなかった。

 俺は元々捕まる前から鍛えていたので、本当は拳立てがよかったとは思ったものの、筋トレは嬉しかったので、そんなにきつくは感じなかった。

 少年院特有なのかは知らないが、俺は今まで聞いた事のなかった運動で

 「花火」

 というのがあった。

 「一、二、三、ハイ!」

 「二、二、三、ハイ!」

 と続き、

 「十、二、三、ハイ!」

 までで一セットである。

 やり方は

 「一」

 でジャンプしながら両腕と両足を大の字に広げ

 「二」

 でまたジャンプしながら

 「気を付け」

 の体勢になり

 「三」

 でまたジャンプして、足は

 「一」

 の時と一緒だが、両腕は伸ばして頭の上で

 「パチン!」

 と手を叩き

 「ハイ!」

 でまたジャンプして

 「気を付け」

 の体勢になり元に戻るので、これを繰り返した。


 ちなみに、土、日、祝日は実科はないので、体育以外はほとんど寮内で過ごした。

 土、日のどっちかは映画を見させてもらえたが、それ以外は与えられた課題作文(階級ごとに課題がある)や読書(漫画はない)などをして過ごした。

 

 体育の時間が終わって、四寮に戻って夕飯を終えると、やっと緑バッチの人から寮内の生活の仕方を教わった。

 この人、兄の代の頭の奥歯さんに少し顔だけ似てたが、後に聞いた噂によると、自転車を盗み続けて、この少年院に入ったらしい。

 直接聞いたわけではないので分からなかったが……。

 だが、優しい人だったので親切に教えてくれた。

 ルールは基本的な事ばかりで、トイレのスリッパは向きを揃えるとか、洗面所の水は歯磨きしてる時は流しては駄目とか、唾を吐いたらちゃんと流すとかであった。

 あと基本的に歳に関係なく、全員に敬語で話し、全員

「君付け」

 で呼び、自分の事は

 「僕」

 と呼ぶルールだった。

 分からない事は誰でも教えてくれるのと、上級生に注意されたら

 「すみません」

 と謝るくらいであった。


 五時から六時は日記を書く時間で、日記は大学ノート、一ページ分書かなければならないので時間がかかった。

 考査期間は言われてないので、半分も書いていなかったが……。

 一ページ分書くが、先生がそれに対して毎日コメントを書いてくれるので、少しスペースを残さなければならなかった。


 六時になると

 「集会」

 と呼ばれる時間になり、月曜日は週の目標をみんなで話し合って決めて、対策等も話し合う。

 先週の目標が達成出来たかについても、この時に話し合った。

 この時の席順は食事の時と一緒だった。


 火曜日は係ごとの目標や反省の集会だった。

 美化係、衛生係、食事係などがあり、必ずどれかに入らなければいけなかった。

 期間は忘れたが二週間から一ヶ月くらいで、係を決め直す。


 その他の曜日の集会は、一人ずつ一時間丸々使って、個々の問題点をあげて、それについて質問したり助言をしたりした。


 読書感想文発表会と意見発表というのが毎月交互にあるのだが、発表者がみんなの前で読み上げて意見を求めるという集会もあった。


 初日の集会の時に、誰がもう一人の中学生なのか探したが、分からなかった。


 七時になって集会が終わると、日記が書き終わっていれば、九時近くまでホールにあるテレビを見る事が出来た。


 九時前に一室から順番にトイレに行き、パジャマに着替えて就寝となる。


 

 次の日、朝起きると、とりあえずパジャマのまま廊下に並び、日直が出寮前と同じように号令をかけて、先生に報告した。

 着替えて、みんなで手分けして掃除して、食事係からうがいをして、朝食を食べた。

 あとは昨日と一緒の繰り返しである。


 集団生活は、色々とやる事があるし、同じ環境の院生が沢山いるので、事件の事を考査期間ほど考えないで済んだ……。


 

 トイレに行った時にこそこそと話し掛けてきた院生がいた(トイレと洗面所では声を発する事が禁止されていた為)。


 「俺、おまえと同じ中坊だからよろしく!」

 例のもう一人の中学生だった。

 彼は百七十センチちょいで、極悪そうな顔をしていた。

 地元の上尾には、いないタイプだった。

 上から言ってくる感じが鼻についたが、俺は一番気になってる事を聞いた。

 「よろしく!卒業式出れるの?」


 「いや、四月(出院が)だから出れない!」

 それを聞いて仲間だと思った。

 この時はそれが全てだった。

 卒業式までに出れる奴とは分かり合えないと思ったからだ……。

 ここではあんまり話せないので、会話はそれだけで終わった。


 俺が集団寮に移ってきて三日目の朝、一室の三人全員が荷物をまとめて、二寮(個室寮)へと移っていった。

 「調査行き」

 と呼ばれる個室寮送りであった。

 後で他の院生に聞いたところ、寝た後に三人で話していた事が見回りの先生にバレたとの事だった。


 調査というのは、順守事項に違反した場合に、違反内容を先生が一人一人に話を聞いて調査する事である。

 調査期間は、もちろん進級がストップ状態になるので、長引けば長引くほど、出院が遅れてしまう。

 調査の後に、謹慎(最高二十日)などの懲罰を受け、これももちろん出院が遅くなる。

 あまりにひどい場合には

 「階級降下」

 と言って進級した階級を戻される場合もあるそうだ。

 さらにひどいと、三級生に落とされたり、長期の少年院に移送される場合もあるらしい。

 

 俺はこの時、少年院とは改めて恐ろしい場所だと思った。

 

 

  一週間ほどしたら、やっと集団室に移動出来るようになった。

 個室は快適だが、個室にいると、他の院生の動きが見えないので不安な面もあったのだ。

 

 二室に移動すると

 「ぶっとばース」

 というチームに所属していた人がいて、三つ上で怖そうな顔だったが、根は優しい人だった。

 彼は聞いてもいないのに、捕まる前はロン毛で、覚醒剤をやりながら女とセックスしてたら部屋に警察が入ってきて捕まったと言っていた。

 もちろん、この話も先生にバレたら

 「調査行き」

 になる。

 

 この寮は、ほとんどが三つ上の人(十八歳)ばかりで、二十歳の人が二人だけいた。

 捕まる前は十九歳だったので、ギリギリ少年院に入れたというわけである。

 十六、十七、十九歳の代の人はほとんどいなかったので、俺達二人の中学生は肩身が狭かった。

 でも、リーダーっぽい二十歳の二人が、とてもイカツいけど優しい人達だったからか、俺達をいじめる人はいなかった。

 二十歳の内の一人は、他の院生から聞いたのだが

 「ガラスの無い中学校」

 という有名な中学校出身だと言っていた。

 俺はそれが本当かは分からないが、本当だとしたら、寒そうだから行きたくないと思ったのと、俺も学校に忍び込んでガラスを割った事を思い出した。

 ちなみに、少年院では基本的に歳も教えてはいけないのだが、この少年院は歳だけには寛容で調査の対象にならなかった。

 中学生の俺らと成人者が混合していたからかもしれない……。



 一月中旬、院内で成人式が行われた。

 五寮に二人、出院準備寮にも一人いたので、合計五人だった。

 まだ十五歳だった俺は成人式なんて考えた事もなかったが、同じ寮の成人の二人は、外での成人式をすごく楽しみにしていたみたいなので、俺が卒業式に出られないのと同じだと思って同情した。

 院内の成人式はすごく簡素なものだった。

 一人ずつ成人の誓いを言って、在院生の代表がお祝いの言葉を言って、院長先生の話くらいだったと思う。

 むしろ、成人式ってこんなものなのかなって思ったくらいだ……。


 成人式直後

 「阪神淡路大震災」

 が起こり、院内でも連日ニュースを見せられるようになった。


 

 予科の三週間が終わり、

 俺は一級の下(緑バッチ)に進級した。

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