表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おいしい心残り〜癒し、幸せ、ときどき涙〜  作者: 山いい奈
4章 新旧流行りのカフェメニュー
PR
22/28

第7話 新たな望み

どうぞよろしくお願いします!( ̄∇ ̄*)

少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。

 すっかりと食べ終え、片付けは謙太(けんた)知朗(ともろう)で行う。夏子(なつこ)ちゃんも申し出てくれたのだが、夏子ちゃんはお客さま扱いである。今夏子ちゃんはツルさんと話をしていた。


「トモ、ガレットありがとう。夏子ちゃんほんまに喜んどったわぁ」


「保護者かよ。つかメインはティラミスだろ。気に入ってくれたみたいで良かったな」


「うん。食べたことのないもんやから、それが怖かったんやけどねぇ。口に合わへんかったらどうしようかと思ってたもん」


「そうだよなぁ。と言うか謙太、お前夏子の手の甲にキスしてただろ」


「うん」


「良くやるよなぁ」


 知朗の表情は呆れた様な感心した様な、複雑なものになっていた。


「減るもんや無いしねぇ」


「そりゃあそうだろうけどさぁ。結果的に夏子も喜んでたみたいだから良かったものの」


「そこは賭けやったけどねぇ。でも夏子ちゃんは今ここにおる人の中で、僕が一番好みやて言うてたし、今ほどセクハラとかそういうのが無い時代の子やし、なんせ無邪気な子やから大丈夫やろって」


「また危険な賭けに出たもんだ」


 知朗はやはり呆れた様に言う。そして片付け終え、テーブルの端の夏子ちゃんとツルさんの元へ向かうと、夏子ちゃんが「謙太さん! トモさん!」と満面の笑顔で駆け寄って来た。


「本当にありがとう! ティラミスもガレットもとっても美味しかった!」


「ありがとう。こっちこそほんまに良かったわぁ」


「ああ」


「ツルさんに相談して良かったー。アリスちゃんのケーキと太郎(たろう)くんのカレー見てたから、私のティラミスもお願いしたら作ってくれないかなぁ、て思ってツルさんに相談したら、直接謙太さんとトモさんに言ってみたら良いよって。思い切って言ってみて良かった!」


「そうなんやぁ。もっと早うに言うてくれて良かったのに〜」


「ほうら、言ったじゃろう? 謙太(ぼう)とトモ坊は叶えてくれるとのう」


「でもやっぱり遠慮しちゃうよー。でも大満足!」


「良かったわぁ」


「おう」


「でね、私、もうひとつ食べたいものができたんだー」


「え、なぁに?」


 謙太か知朗が作れるものなら良いのだが。夏子ちゃんはいたずらっ子の様な表情になって言った。


「私、謙太さんとトモさんのお店のラーメンが食べたい!」


「へ?」


「あ?」


 謙太と知朗はぽかんと口を開けた。

ありがとうございました!( ̄∇ ̄*)

次回もお付き合いいただけましたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ